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「AGRI CRAFT」を続けていること

AGRI CRAFT -アグリクラフト-=農業の手工芸品

という意味がある。

これをバンド名?
いや、音楽活動する時の名刺にしたのは23歳ぐらいの話。

あれから14年、ほとんど世の中に浸透していないバンドだが
世の中は、DIYや農業自体が非常に盛り上がっている。

こちらの記事は「農民美術」を捉えて、端的に具体例で好きな記事。

今は農家の副業ではなく、作り手は専業者ばかりだが、「農民美術とは、現代でいえば『庶民の美術』ということではないか」と徳武さんはいう。

この一節に、これまでの自分のありようを表現する
言葉に辿りついた!と嬉しくなった。

今から10年前の25歳〜28歳の頃は
めちゃくちゃ売れたくて、新宿や下北沢、吉祥寺立川で
いわゆるライブ活動もやってCD音源も販売したりした。プロモーション力なかったし、努力が足りなかったと振り返る。

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でも、結局バンド名に引っ張られるように
畑ライブをやったり、ライブハウスで野菜を販売したり。。

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みんなと同じように照明バンバン、爆音でひしめき合った会場で演奏することに憧れていたのに
広々した畑で、マイクなしで自由に演奏している自分がいた。
それをわざわざ売りにもしていた。
さらに畑にみんなを連れてきて
収穫したり種まきしたり、ちょっとでも農家さんにお金が落ちたらいいな
なんていう音楽は付属のような存在に、自ら消化していたように思う。

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そう、音楽や踊りは人間の生業の原点・出発点なんじゃないか?
と考えている。
最近は民謡クルセーダーズというめちゃくちゃかっこいいバンドもいて
羅久井の地元あきる野市にコアメンバーも暮らしている。

踊れる!!

音楽業界やメジャーだインディーズがない頃
人々は収穫の喜びで歌い踊り
何かの儀式で歌い踊り
戦いの前後に歌い踊り
愛を伝えるために歌い踊り
と、めちゃくちゃ市民権が半端ない!!

いや、あえて庶民権と綴っとこう。

もちろん、今でも作品は作り続け
大きなステージで演奏したいな〜という願望はきちんと持ち合わせている。

今多くの人に聞いて欲しいのは
「木と遊ぼう」
という楽曲。

まもなく、地球温暖化やらの環境問題は
本当に手に負えなくなる。
それを解決していくの市民、庶民、一人一人の
暮らし方の意識以外にないというのが持論。
ああ、もちろん政治もしかり。
仕組みもしかり。

じゃあ何をすんのさ!お前さん!

ええ、ええ、木と遊びましょうや

本当に必要なのは
一人一人が手作りのものを作る
自然とつながる
時間を取り戻すこと

だから、羅久井は
AGRI CRAFTととか名乗って
一人でも多くの人の目や耳に
グッドな音を届けていくんでっせ

そうかい、そうかい

ってな。

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羅久井俊介
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