今日出会った人の優しさ
免許を取って約2年弱
オーストラリアの免許に変えてから
慣れない道、英語での表記、初めて通る道、使い慣れてないナビ
などなど、とにかく集中しなきゃいけないことばっかりである。
もちろんいつも最新の注意を払ってはいるものの、ミスをしてしまうのが人間
今日、ほんと1時間前ぐらいに私は一つ間違えたら事故になるかもしれなかったようなミスをしてしまった。
自分が注意できてなかったことは前提として、犯してしまったミスはしょうがない。
でもその時に私の後ろを走っていた運転手2人の各々の行動を振り返って私は車の中で大泣きしてしまった。
一体何が起こったかというと
私が早めに車線変更してhigh way(日本でいう高速道路のようなもの)に入らなければいけなかったところ、ギリギリで車線変更してしまったが故に後ろの車に迷惑をかけてしまった時
最初に私の横を後ろから抜いて通り過ぎた車の運転手は私に向かって大きなクラクション音を鳴らし、私の顔を見て「危ないだろ、気をつけろよ」という表情とジェスチャー。
2.3台が私の車の横を通り過ぎて、私が焦ってパニックになっている中、後ろから走ってきた黒い車が減速しながらハイビームを使って「先に行っていいよ」と合図。
安心して発信しようとしたところ、今度はギアチェンジ(マニュアル車)を忘れてエンジンストップ。
普通ならここでまたテンパるタイミングではあったが、私はエンストした瞬間のルーティーン(エンストしたら一瞬で落ち着いてすぐにエンジンをかける。)を既に決めていたためまずは冷静になれた。
黒い車の運転手が優しい人であることは一瞬で確信できたため、落ち着いて再発進
最後は窓から手を振って「ありがとう」を伝えた。
この話で大事なのは、
この人の優しさをそれで完結させないこと。
この優しさで溢れた運転手はなんで優しいのか、どうして私に譲ってくれたのかってところを考える必要がある。
私はその出来事が起こった10秒後には、既にそれを考えて運転中にも関わらず泣いてしまった。
私の予想では
おそらくあの車の運転手は、私が違う州(クアーズランド州)のナンバープレートをつけて走っていることや、型の古い車に乗っていること、おそらくマニュアル車であることを予想していたことなどその人が一瞬でそれを考えてくれたからこそ、困ってる私と車を見て優しく譲ってくれたんだと思う。
それを考えた私は人の優しさに本当の意味で触れて、自分の糧にすることができたと思うしこれからもできると思う。
とにかく、車の運転には細心の注意を払え⚠️
ということです。
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