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30代で1億円貯めるまでの軌跡

こんにちはモリキです。
30代で1億円貯めたため、ここからはしっかり働きながらも上手にお金を使っていく生活を心がけています。

さて、30代で1憶円貯めたという文字面だけを見ると、
・どうせ高収入なんだろ?
・どうせ高学歴なんだろ?
・どうせ親が金持ちなんだろ?
等と思われるかもしれません。

しかし、実際私はそんなにハイスペックではありません。
モリキ:都内私大文系。専門性ゼロで新卒でなんとか大手企業へ。しかし5年で転職。
妻:女子大文系。専門性ゼロで新卒失敗。第二新卒で地元大手の事務職へ
ということで、そんなにハイスぺでもない私たちですが、夫婦で力を合わせてなんとか30代のうちに1億円を達成しました。

今日は、そんな私たちの資産遍歴について、記憶にある限り記載していこうと思います。
所有不動産(持家・金額評価できない)を売却して現金になったタイミングで資産が大きく増えたりしていますが、あくまでご参考としてご覧ください。
また、下部には具体的な推移だけではなく、それを踏まえての資産戦略の反省についてもまとめていますので、よろしければそちらだけでも読んでいってください^^


2016年:1119万円→1326万円

<資産状況>
1119万円(預金568万円 株式300万円 持株会250万円)
1326万円(預金712万円 株式334万円 持会株280万円)
※持株会は勤務先の企業の株の積立購入分の推移
<家族構成>

モリキ31歳(400万) 妻33歳(400万) 上の子5歳 下の子2歳
※カッコ内は手取り年収
<2016年にあったこと>
・夫婦合算での収入:800万円くらい
・それまでは家計簿をつけていたが、ある程度出費概要が固まって来たので、毎月の資産残高管理に切り替える。
・戸建てに住んでいたが、なぜか市内に中古マンションを買う(3000万)
・車を買う(200万円)※この時買った車は未だに乗ってる
<反省点>
・この頃は住宅ローン減税が最強の節税手段だと考え、元々住んでいた家のローンを繰り上げ返済で終わらせ、市内にマンションを購入した。(戸建ては貸し出し、それ以降は家賃収入を得るように)

2017年:1326万円→1642万円

<資産状況>
1326万円(預金712万円 株式334万円 持ち株280万円)
1642万円(預金733万円 株式572万円 持ち株336万円)
※持株会は勤務先の企業の株の積立購入分の推移
<家族構成>

モリキ32歳(410万) 妻34歳(420万) 上の子6歳 下の子3歳
※カッコ内は手取り年収
<2017年にあったこと>
・妻が昇格。ここから妻の年収は大きく上がっていくことに
・大きな買い物は特になし。学習机くらい
・上の子の小学校入試を考え始め、塾通いが始まる
・個別株投資で年100万円のみ繰り入れ。持ち株は5万/月程度
<反省点>
・特に反省点はないが、今から思えば株はもっと積極的に買っていけばよかったなと思う。
・このころは株のデータをしっかり記録していたが、優待+配当で5.5%程度で回せていた

2018年:1642万円→1615万円

<資産状況>
1642万円(預金733万円 株式572万円 持ち株336万円)
1615万円(預金728万円 株式536万円 持ち株351万円)
※持株会は勤務先の企業の株の積立購入分の推移
<家族構成>

モリキ33歳(420万) 妻35歳(500万) 上の子7歳 下の子4歳
※カッコ内は手取り年収
<2018年にあったこと>
・上の子が私立小に入学。以降は100万円/年の学費
・戸建てのキャンペーンにあたり、200万円の手付け金を入金
※結局2022年に戸建てに引っ越します
・車が2台あるとお金が貯まりづらいことに気づき、1台に減らした
<反省点>
・なんとなく株が天井な気がして、株式の入金はほぼできず
・私立小入学で今後の資金不安もあり、投資できなかった
・戸建てに再度住みたくなり手付けを入金したが、それを除けば資産はトントンだった

2019年:1615万円→1629万円

<資産状況>
1615万円(預金728万円 株式536万円 持ち株351万円)
1629万円(預金888万円 株式440万円 持ち株300万円)
※持株会は勤務先の企業の株の積立購入分の推移
<家族構成>

モリキ34歳(430万) 妻36歳(520万) 上の子8歳 下の子5歳
※カッコ内は手取り年収
<2019年にあったこと>
・オーストラリア旅行で100万円くらい使った
・リベ大動画を見るようになったが、基本は個別株投資を継続していた
・これまでモリキ口座のみで投資していたが、徐々に妻口座で運用開始
<反省点>
・基本的に資産は増えも減りもしていないが、海外旅行に行ったり2か月に1度は国内旅行に行き、満足度は高い一年だった

2020年:1629万円→2616万円

<資産状況>
1629万円(預金888万円 株式440万円 持ち株300万円)
2616万円(預金1164万円 株式889万円 持ち株562万円)
※持株会は勤務先の企業の株の積立購入分の推移
<家族構成>

モリキ35歳(420万) 妻37歳(550万) 上の子9歳 下の子6歳
※カッコ内は手取り年収
<2020年にあったこと>
・下の子の小学校受験とコロナが重なり、旅行に行かずものすごく金が貯まった。笑
・おうち時間充実のため、100万円ほどするベッドを2台購入
<反省点>
・2か月に1度は旅行に行っていたが、それがなくなるだけでここまでお金が増えるのかと実感した1年。
・この年から計画的かつ戦略的に投資を行うようになる。
・といっても、家族4人のNISA枠をしっかり使い切ろうくらいのレベル

2021年:2616万円→7472万円

<資産状況>
2616万円(預金1164万円 株式889万円 持株会562万円)
7472万円(預金3784万円 株式2562万円 持株会1124万円)
※持株会は勤務先の企業の株の積立購入分の推移
※この年から持株会に妻の持株を参入
<家族構成>

モリキ36歳(420万) 妻38歳(570万) 上の子10歳 下の子7歳
※カッコ内は手取り年収
<2021年にあったこと>
・上の子・下の子と私立小に通学。学費だけで年100万円×2
・居住していた不動産(1件目)の持家売却で2700万円現金が増えた
・妻の持株会を資産に繰り入れするようになり、持株会評価が+500万
<反省点>
・不動産売却で大幅益が出ることがわかり、一気に投資資金を増やす
・2020年後半くらいから、「これから経済回復するな」感が出て来る

2022年:7472万円→1億0934万円

<資産状況>
7472万円(預金3784万円 株式2562万円 持株会1124万円)
10934万円(預金3710万円 株式5316万円 持株会1030万円 保険870万円)
※持株会は勤務先の企業の株の積立購入分の推移
※この年から毎月の積立保険も資産に繰入
<家族構成>

モリキ37歳(430万) 妻39歳(580万) 上の子11歳 下の子8歳
※カッコ内は手取り年収
<2022年にあったこと>
・居住していた持家売却で、今年も3000万円現金が増えた
・相変わらずのコロナ禍で旅行にお金は費やさず
・新居(現在の持家)に転居
・持株はむしろマイナス。まだまだコロナ禍
<反省点>
・新居に転居したことで、むしろおうち時間がより快適に
・旅行に行かなくても生活が充実するため、より金が貯まるような仕組みができた

2023年:1億0934万円→1億2870万円

<資産状況>
10934万円(預金3710万円 株式5316万円 持株会1030万円 保険870万円)
12870万円(預金2603万円 株式7936万円 持株会1400万円 保険929万円)
※持株会は勤務先の企業の株の積立購入分の推移
<家族構成>

モリキ38歳(530万) 妻40歳(600万) 上の子12歳 下の子9歳
※カッコ内は手取り年収
<2023年にあったこと>
・モリキが転職。マッタリ薄給企業→激務普通給企業へ
・上の子が中学受験したいとのことでかなり課金。私立小100万と塾代100万
<反省点>
・私立小に通わせながらの中受は本当に意味がなかったです(特にうちの子の小学校は中学受験に特化していないので)。ただ途中で退学させるのも違うと思い、なんとか両立させましたが・・

2024年:1億2870万円→1億2870万円(10月時点)

<資産状況>
12870万円(預金2603万円 株式7936万円 持株会1400万円 保険929万円)
12870万円(預金1600万円 株式8710万円 持株会1600万円 保険960万円)
※持株会は勤務先の企業の株の積立購入分の推移
<家族構成>

モリキ39歳(650万) 妻41歳(620万) 上の子13歳 下の子10歳
※カッコ内は手取り年収。2024年の予想
<2024年にあったこと>
・上の子が中学受験終了。追い込みでやたら金使う
・下の子が中学受験開始。マジか・・
・GWにバリ島へ旅行
・6月にヒルトングランドバケーションを購入(※資産金額には入れていない)
・9月にハワイ旅行
<反省点>
・海外旅行に行きやすい環境になったので、まさかの年2回の海外旅行・・
・約500万円でヒルトングランドバケーションを購入し、さっそくハワイ旅行に行ったが、資産としては横ばいで耐えている状況

ほっとくと金は増えない(わが家の反省)

今まで毎月の推移をざっくり追っていましたが、全体感を見て推移を確認したのは初めてでした。それを踏まえて、気づいた点をまとめます。

1.ほっとくと金は増えない

まず一丁目一番地はコレです。
お金は意識して増やそうとしないと、たぶん増えません。
わが家レベルのケチ家庭でもそうなので、やはり目標を立てること(〇億円貯める!とかではなく、年50万円ふやす!でも良いので)が重要だと思います。

あればあるだけ使っちゃうとかではなく、やはり戦略的に投資資金に繰入して運用をしていった方が増えるのは間違いないです。
もっと早くこれに気づいておけば・・と思いましたが、気づいた日から始めるというのが重要だと思います!!!

2.1億円超えると、そんなに減らない

計画的にやらないと増えづらい実感はありますが、逆に1億円を超えると減らないという実感もついてきました。
もちろん、大半が株式やインデックスでの運用なので今後のイベントによっては減ってくることもあるでしょう。

ただ、わが家のようなサラリーマン家庭は安定した収入があるため、出費のコントロールさえできれば、ある程度派手に使ってもお金は減らないという感覚があります。
経営者の方は稼ぎも大きい分、場合によっては借金リスクもないとは言わないですからね。。そういった点ではサラリーマンは安心感大きいです。

3.時流をちょっとだけ先読みすると増える

わが家は割とこれでお金を増やしています。
これから上がりそうなテーマに資産を投じておくと、お金が増える感覚があります。
株でいうと、株主優待→高配当→低PBR
住宅でいうと、郊外駅近く
がこれまでのわが家の勝ちパターンでした。

どちらも「流行る前に資産を投じておく」ことで、5-10年後に化ける可能性があります。
今後は投じたいテーマが見当たらないので、今はS&P500の積立を中心に投資資産を入れるようにしています。

4.私立小はコスパ良くない。軽い気持ちで入れるな

正直、私立小に年100 万円かけるのであれば、公立小に入れて別のところで100万円はらった方がよほどコスパが良いです。
理由としては、私立小に行ったとしても、そこで学びは完結しないことがわかったからです。
当たり前のことかもしれませんが、私立小は「ウチは学校だけで完結します」くらいのことを言ってきますが、実際は全然そんなことはありえません。

学外でも、英語・水泳・塾は必須。実際に私立小で得られるメリットは、私立小に通わせている時間しか得ることはできません。
では私立小で得られるメリットはなにか。そう、環境です。

・当たり前に英検2級とか準1級を取っている子がいる環境
・長期休暇ごとや、なんなら学校1か月休んで海外旅行や語学旅行に行く子がいる環境
・習い事もピアノだけに飽き足らず、バイオリンや乗馬等をやってる子がいる環境
に投じるために6年で600万円、追加で払う余裕があるか。
そして、周りにそういう子がいるからといって、自分の子ができるわけではありません。自分の子も、そのためにさらにお金を投じなくてはなりません。

そのため、よほど教育にお金をかけられる層か、住んでいる地区の公立小に大きな問題がある場合以外であれば、それなりに人気の地区(=そこそこのエリートが集まっている地区や、田舎で回りの教員や大人が手厚い地区)に住んでいれば、教育環境としては公立で十分であると思います。

5.旅行はやはり金を使う

わが家がコロナ禍で大きくお金が増えた理由は2つ
1.居住の郊外化が進み、郊外地区のわが家の資産価値が大幅向上
2.旅行に行かなくなった

ということですが、やはり旅行ってめちゃめちゃお金使いますね。
電気代節約しても500円安くなるかどうかみたいな世界ですが、旅行は1泊で家族4人10万円とか平気でします。
しかも家のベッドが快適なので、旅行先だと睡眠の質も下がるし・・

基本的にお出かけは日帰りで色々なところに行った方が、明らかにコスパが良いです。
そしてたまにパーっと旅行に行った方が記憶にも残って良いかも。。

まとめ

わが家の資産推移についてご紹介しました。
何かの参考になれば幸いです。といっても、今日のまとめはあくまで流動資産(金融資産)をまとめたものになります。
要するに若いうちに自宅を確保(=固定資産に集中投資)し、それが後に金融資産に化けたというのが実態なので、数値だけ追ってもわかりづらい部分があったかもしれません。

基本的にわが家は「ちゃんと稼いでちゃんと使う」ことを目指していますが、資産形成を目指す方に少しでもヒントになればと思っています。

また、もしこれから資産形成を考える方は「これから流行りそうなところ」で住宅を買ったり、資産を投じることを意識してみてください。

お金もちに向けて一緒に頑張りましょう^^

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