新しいようで変わらない
2020年の2月下旬以降、私たちの生活は激変しました。
ちょうど1/22から2/24まで、福岡で猫写真家・森永健一はじめての個展「ネコの矜持〜Proud of cat〜」開催中の頃でした。
2/22のネコの日と、23日にはトークイベントを開催する予定でしたが、福岡県知事からの要請で、トークイベントは急遽中止になりました。
以降、ゴールデンウィークに熊本のイオンモールで開催予定だった森永健一のネコ写真イベントは延期、その後日程調整されるも残念ながら中止に。
それでもうれしかったのは、イオンモール宮崎で8月にネコ写真イベント「ねこがすき展」が無事に開催。たくさんの方にお越しいただきました。
9月には山口県のイオンタウン防府でネコ写真イベント「ネコまみれ展」が開催されました。
コミュニケーションを気づいて生きていく人間をピンポイントで攻撃してくるウイルス。
とはいえ、ウイルスとの戦いは遥か昔から続いていて、根絶はできないから共存していくということしか道はないんですよねえ。
写真を撮る仕事で、人を撮る仕事な私にとって、本当に苦しく不安な1年になりました。
ネコ撮影も、島メインで撮影してるので、ウイルスを島に持ち込めないので、緊急事態宣言と、以降で行けない期間もありました。
行くようになったら、真夏の炎天下でも食事など以外ではマスクを外さず歩き回っていたので、熱中症になりかけたことも。。。
それでも私がネコの撮影をするのは、そこにネコがいるから。
どれだけ周りで何かあっても、ネコたちはいつも通りそこにいるんですよね。様子を見ていると笑顔になって、シャッターを押したくなる。
自己表現ということでもあるけれど、自分が感じるこの気持ちを他の人にも伝えたい。見た人も私と同じような気持ちになってもらいたい。
そんな想いで撮影しています。
ネコたちも生きることに必死で、私は彼らを写真を撮ることで、彼らが必死に生きた証を残していきたいと思ってます。
光と影、表裏一体といいますか。
重い話をしたいわけではなく。
どれだけ大変でも、そこにいくと変わらずいてくれる心の拠り所。
私にとって、新しくなったようで変わらないもの。
抽象的でわかりづらいですが、私の中で感じている気持ちです。
伝わって欲しいということでもなく。
写真を撮ることが呼吸をするのと同じように、ファインダー越しに見える世界が、カメラが私の体の一部「目」であるように。
たくさんの人に笑顔を、心が安らぐ場所を、心の拠り所を届けたいなあと思っています。
収束して、この生活様式から以前の普通の生活に早く戻れますように!
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猫写真家・森永健一(モリケン)