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「ブラブラ歩いて出会ったおじさまと猫」 ランカウィ島 マレーシア編 「路地裏ニャン方見聞録リターンズ#13 」

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マレーシアの西にあるリゾート地のランカウィ島へやってきた。別にリゾート地だからやってきたわけでもなく、島好きな私が、地図を見ているときに島を見つけたからやってきたのだけれど、思っていた以上にリゾートっぽいところだった。でもそれも到着の港のところだけ。
私が投宿したエリアは観光客も少なく、海はあるけれど、ほぼローカルな雰囲気である。

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宿泊先の周辺には、市場や住宅地があるので、まずはそのエリアのネコを見つけるためにブラブラしてみる。

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市場にはネコはいるものの、彼らはネズミなどの害獣駆除の仕事をしているので、なかなか撮影することができない。
一度、市場の下に流れている排水溝を見たら、大きなネズミがたくさんいてびっくりした。ネコたちの仕事は大変なんだろうなあと思うのだ。

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このネコは食堂を守っている。彼らの働き次第でごはんがおいしくなるのだ。

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店の従業員の横で、害獣の関しに余念がない。

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眠っているようで、実はネズミたちの油断を誘っている。

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害獣たちに会心の一撃をお見舞いするための爪研ぎにも力が入る。

とにかくランカウィ島のネコたちは仕事熱心である。

私はもう少しのんびりしたネコたちを探すために、何もない道を歩いて集落を探し始めた。

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リゾート地といっても、見渡す限りこんな風景。かれこれ2時間近く歩いているけれど、集落はおろか民家にすら遭遇しない。

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スマホがない時代なので、どれくらいの時間的距離を歩けばいいのか見当もつかない。でも、道の先に建物が見えてきたので、そこを目指すことに。

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やっと集落に到着。子供達が凧揚げに興じていた。

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集落を歩いていくと、ニワトリがウロウロしていた。ネコもそこにいたけれど、何もせずにそのままグルーミングをしている。

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1軒の大きな家に到着。親子のネコがいたので撮影させてもらった。

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さらに歩いていくと、村の長老のようなおじさまがこちらを見てニコニコしていた。私がネコの撮影をしているのを見ていたようだ。
おじさまの足元にネコがいるではないか。早速おじさまに足元のネコを差して「クチン、OK」と聞くと、いいよとうなずいてくれた。

それがこのときの1枚である。

なかなか出会えないような風景に出会うことができて、モリケン大満足である。

おじさまがネコを大事にしているのが伝わってくる写真ではないか。
言葉が全く持って通じないけれど、周辺でいろいろ撮影させてもらって、その場を後にした。

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集落を後にしようとぶらぶらしていたら、子供達が楽しそうに走って行ったので、後ろからパチリ。

歩いたからこそ出会えた風景だなあ思うのだ。

来た道を歩いて戻ること2時間。市場で見かけたフルーツを買って、夕暮れを楽しむことにした。

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何の実だったか忘れたけど、おいしかったなあ。

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たくさんの出会いを思い出しながら、普段見ることがない海に沈む夕日を眺めるのだった。

旅はイチゴミルクおいしいな、いやいや、一期一会。
すべての出会いに感謝するのだった。

旅はつづくのだ!


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ブライダルカメラマン&猫写真家のモリケンこと森永健一。 ネコ写真集「あきらめニャければうまくいく」(電波社)より発売中!エキサイトニュース、えんウチ、しらべぇにも取りあげられました。 東京カメラ部写真展4回入選。 ネコフォトエッセイも連載していました。