#610　学びは行動から

学ぶ方法は一つしかない。それは行動を通してだ。

「アルケミスト　夢を旅した少年/パウロ・コエーリョ」

喜多川泰さんの著書「上京物語」の巻末にて紹介されていた本から一冊、入手して読んでいる。それが「アルケミスト　夢を旅した少年/パウロ・コエーリョ」だ。

この本は実用書のようなものではなく、海外作家による創作物語だ。しかし、喜多川泰さんの著書と同様に、物語を通じて大切な学びを伝えんとする意図が感じられる内容となっている。主人公の少年が夢に向けて行動するか、今ある安定の中で過ごすか。分岐点で出会う様々な人達は、ある意味少年との対比のように描かれている。

そんな本の中から、冒頭の一節を引用した。学びはすべて、行動を通してのみ得られる、という言葉。学びとは、様々なインプットから得られる知識だけでは完結しない。本からなのか、誰かの話を聞いてなのか、現代であれば音声や動画からなのか、いずれの方法をもってインプットを行ったとしても、それを実際に行動に移して実践することによってのみ本当の学びとなる。そういうことだと解釈している。

ここ最近は、個人的にインプット不足。インプットとアウトプットをセットにして、アウトプットしたくて仕方がなくなるくらい、学びの入り口を広げていきたい。

(了)

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