#605 行動は二歩踏み出すところから
今回は、先日参加してきた高橋克明さん・中村文昭さんのコラボ講演会のアウトプット第二弾、中村文昭さんのお話から。高橋さんのときもそうだったのだが、素晴らしいお話を聞いたあとのアウトプットは大変だ。要点をまとめようにも、要点しか無いように感じる。今回も、僕が印象的だった二つのお話についてアウトプットしたい。
前回、高橋克明さんのお話のアウトプットはこちら↓
1.踏み出すなら一歩ではなく二歩
よく「一歩踏み出して挑戦しよう」という言葉が使われる。僕も何度も使ってきた。確かに、新しい挑戦に最初の一歩を踏み出すことは大切だ。しかし、中村さんは一歩ではなく二歩踏み出そうと言う。
踏み出す幅が一歩なら、片足は前=未来に出て、もう片方の足は後ろ=過去に残っている。片足が後ろに残っている状態だと「やっぱり止めておこうかな」と引き返すことも容易だ。でも、二歩出してしまえば体ごと前に進む。体ごと進んでしまえば、あとは前に進むしかない、行動するしかない。
これはイメージの話になるが、要は挑戦するのであれば後戻りする余白を残しておくのではなく思い切って飛び込んでしまえばいい、ということだろう。中村さんのお話に、車のバックギアはなぜついているのか、という問いかけもあった。後退するため、駐車をするため、など現実的な答えはいくらでもあるが、ここでの本質は「方向転換をするため」だ。二歩踏み出して挑戦してみたけど、違ったのならバックをして方向転換をすればいい。はじめから戻るための後ろ足を残す必要はない。
2.聞いた言葉で心が作られ、発した言葉で未来が作られる
言葉の持つ力は大きい。大人でもそうだが、子どもだとなおさらその影響力は大きい。
聞いた言葉=環境、発した言葉=意志、とも置き換えられるかもしれない。環境のせいにしてはいけない、環境は自分で作り出すものだ、などと言われるが、確かにその通りではあれど人間は環境の生き物でもある。大切な人、それが我が子であったり他人の子であったり、そもそも子どもではなく友人、人生や仕事のパートナーだったり、いろいろだろうが、その人にとってあなたが発する言葉はそのまま環境になる。
そして、絶対に忘れてはいけない大切な人、自分自身。自分も聞いた言葉=環境で心が作られている。であれば、どんな言葉を聞くのか、大切に選んだほうだいいだろう。その言葉があなたの心となり、その心が発する言葉があなたの未来となる。発した言葉が意志となり、あなたが望む、新しい環境を作り出したりたぐり寄せたりする。
stand.fmの放送、毎回冒頭での簡単な自己紹介で僕が話している「言葉を変えることで行動や習慣が変わる」ということ。中村さんのお話からも改めてそのことを強く認識させてもらった。
(了)
○この内容をもとにお話したstand.fmの放送は、こちらから聞くことができます
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