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バスケットボールクリニック09_「河村選手から学ぼう。」

今回のコラムは、2024年12月7日に実施した小学生対象バスケットボールクリニックについてのものになります。また、有料エリアでは、別撮りした「練習メニュー紹介動画」を掲載していますので、ぜひご活用下さい。(別撮りした練習動画は、中高生であっても必要なスキルです。ぜひ、個人のスキル練習や練習メニューづくりにお役立て下さい。)

はじめに

今回のクリニックは、バスケットの本場アメリカ、そして世界最高峰のNBAで奮闘している「河村勇輝」選手のスキルにフォーカスしました。

学びとワクワクはセットで、ワークショップやクリニックなどのイベント時にぼくたち指導者は、いかに学習者であるプレイヤー(選手や生徒)たちに、その日のテーマを「どう出会わせるか?」「どうワクワクさせるか?」を大事にしています。

「今日は、河村選手のスキルにチャレンジしてみよう!」

ジュニアオールスター 東京 vs 山口(#4 河村選手(黒))

あの河村選手のスキルということで、
ワクワクして始めてくれたと思います。

ぼく個人としては、彼が中学生の時に全国大会のプレ大会で対戦したり、ジュニアオールスターで山口県と対戦したり、彼を指導したヘッドコーチの人にお世話になったり、ウィンターカップの会場で気持ち良く挨拶をしてくれたり、そういう想いがあるので、応援したくて、このテーマにしました。

そして、今回のクリニックでは、スキルの「動きづくり」やスキルに合った「神経系」の練習は行いませんでした。ただ、ポケモンのあのキャラクターやコービー・ブライアントを例に【コピー能力】の大切さについて、お伝えしました。そこで、ウォーミングアップでは、「コーチのコピー系」ドリルを行いました。

ジュニアオールスター 東京 vs 山口(森と握手しているのが河村選手)

河村選手のスキル

河村選手の特徴的なスキルはたくさんありますし、判断力も素晴らしい。そして、一番素晴らしいのは、マインドセット、考え方や目つきかと思います。ですが、クリニックでは取り上げにくいので、今回実際のスキルは3つにカテゴライズして行いました。

【今回のスキル】

  1. ステップバック

  2. ラテラルステップ

  3. プロテクトスタンス&ターン

そして実際のスキル練習は、3か所のスキル練習と1つのトレーナーゾーンの4か所のステーション型で行いました。

下の有料エリアでは、
今回の3つのスキルの「動きづくり」と「スキル練習」などの
別撮りの練習動画を配信しています。

各ステーション

  • メインコーチ(JBAライセンスC級以上)

  • サポートコーチ

  • 一緒に学びに参加するジェネレイタ-

というカタチで、各ステーションにスタッフが3人以上つき、今回も充実した学習環境を整えることが出来ました。

各ステーションは、GRIFFINS U15のHC高山、AC坂田、スキルコーチ赤津、女子U15のアスレティックトレーナー花井の4人が担当しました。

まとめ

「温故知新」、古きを温(たず)ねて、新しきを知る。本当に素晴らしい言葉だと思います。ぼくたちは、本当に必要なスキル、大事なスキルを常に意識して学び続けています。そして、古くからある練習・ドリルも非常に素晴らしいものとして再考しております。

特別な練習はありません。
ただ、常に見直していく必要があります。

ぼくは、まだ27年のコーチ経験しかありません。プロ選手経験もないですし、とくにバスケットも上手ではありません。コーチとして、代表チームでの僅かな国際大会の経験、7年程度のナショナル育成キャンプでの気付きや20回程度の全国大会での経験しかありません。なので、その景色しか見たことがありません。

ただ、この僅かな経験でも、「もしかしたら周りの人のために出来ること」があるのではないか?と思って、日々コーチングをしています。

今後はさらに「育成」と「学び」に力を入れ、育成年代をもっと良くしていきたいと思います。

そして、”バスケットボールで日本を元気にします。”
いや、しましょう。

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