clinic_07 「センサーを磨く。」
このコラムは、2024年7月6日に実施の90分のクリニックのテーマを解説しているものと、ワークアウトを解説した動画をアップしたオンラインクリニックとなります。
クリニックの内容をお伝えするものではなく、クリニックのテーマを解説するために、別撮りしたものになります。
クリニックにご参加された方は「ふりかえり」や「ブラッシュアップ」に、そうでない方は「スキルの解説」として楽しんでもらえたらと思います。また、指導者の方の「練習メニュー作成」の一助や選手の「自宅トレ」「スキルアップ」の一助になれたらと思います。
1、関わり合い
クリニック活動は、私が成長させてもらっている場所です。
みなさんと「関われる」場所であり、大切にしているコミュニティの1つです。
クリニック活動は、みなさんにバスケットボールを教えているようで、私自身がたくさんのことを学ぶ機会になっています。
スタッフとの「打ち合わせ」や「メニューづくり」
スポットでサポートに入ってくれる卒業生たちとの「コミュニケーション」
卒業したスタッフとの「再会」
「参加」してくださるみなさん
当日の「交流」
というように、多様な「関わり合い」が生まれるコミュニティです。
つまり、教育や研修が社会人の成長に寄与しうる部分や影響する部分は、わずかであり、社会人の能力開発や成長には、「経験」が非常に重要だということです。(決して、研修や上司や他人からの教育を否定しているわけではなりません。)
ですが、単に「経験」すれば成長できるわけではないと思います。
実際、成長につながるような「経験」もあれば、そうでない「経験」もあります。あるいは、同じ「経験」をしたとしても、成長できる人もいればできない人もいます。
それでは、「経験」をより良いものにしていくには、どうしたら良いのでしょうか?
「経験」を成長に結びつけるための重要な要素の一つに、「他者との“関わり”」があるのではないでしょうか。
つまり、「経験」をより良いものにしていくためには、「他者」という存在が重要であり、欠かせないものとなってきます。
人は、「他者」との「関わり」の中で、学び、成長をしていきます。
ですので、今後も「関わり」の場を多くデザインしていきたいと思います。
2、センサーを磨く
今回のクリニックのテーマです。
ドリブルで進んでいく「ドライブ(=Drive)」は、常に安全でなくてはなりません。
そして、「ゴールの近く」などの目的地まで進み、一番渋滞しているであろう「ゴールの近く」で「安全」を確保しないと、シュートやシュートに直結するパスに結びつきません。
そこで今回は、「センサーを磨く」というテーマで、安全にドライブしていくことを練習していきます。
それでは3つに分けてワークアウトを行なっていきたいと思います。
(練習内容や詳細は、動画をご覧下さい。)
(1)ストライドストップ
しっかりとストライドストップという基本スキルが出来ることで、次のプレイ、安全なドライブへと繋がります。
ストップの種類と特性について
シンプルなドリルで、体の使い方や動きづくりを
GAMEでのリアルなシチュエーションを切り取り、その中で細かい動作や基本的なスキルを磨く
(2)ヘジテーション
チェンジオブペース、フェイントの一種であるヘジテーションもしっかりと体の使い方を磨くことが重要です。また、ヘジテーションを練習する中で、一歩目で見る、DEFの出方を見るという習慣付けを行います。
ドリブルドリルで動きづくり
GAMEでのリアルなシチュエーションを切り取り、その中で細かい動作や基本的なスキルを磨く
ドリブルドライブからシュートドリル
(3)フィニッシュ
バスケットでは、誰もが習う、必要不可欠なレイアップシュート。ただ、基本的な考え方や目安を理解しておくことが重要です。その基本知識の理解が、その先の創造的なプレイを生みます。
1ステップでのフィニッシュ
2ステップでのフィニッシュ
3、まとめ
3セッションで行った練習を振り返りました。
そして、それぞれの基本スキルが実際のGAMEのどのようなシチュエーションで、活用できるかを解説しました。
ぜひ、スキルを磨くだけでなく、GAMEのシチュエーションやDEFの動きも理解して、スキルの習得を目指しましょう。
【練習解説動画】は、有料記事となります。↓
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