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パブロン迷子にならないために!風邪薬の賢い見分け方~最後のアルファベットが決め手~
薬を処方してもらうときに、「あれ?私が飲んでいたパブロン、どれだっけ?」という迷子状態を解決する方法をお伝えします。
商品名の最後についているアルファベットを覚えるだけで、ほとんどの問題が解決できます。
きっかけは妻の薬局での出来事
ある日、妻が処方箋を持って薬局に行った時のこと。
薬剤師さんの困りごとを話されて、「パブロン飲んでいますというだけでは種類が多くてわからなくてどのパブロンかまで教えてもらわないと過剰な処方になるから困る」という話をしてくれました。
この話を聞いてから私も 大正製薬の「パブロン」シリーズを見てみましたが、複数の商品、パッケージデザインも似ている、これはどれを飲んでいるのか分からないなと思いました。
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なんとか解決できないかと思ってたのですが、共通性をみると「パブロンゴールドA」の「A」、「SゴールドW」の「W」など、最後のアルファベットを覚えておくだけでよかったのです。
アルファベットで見分ける!主要な風邪薬の特徴
【パブロン編】~アルファベットが教えてくれる効き目の特徴~
パブロンゴールドA
A:Basic(基本)の意味
特徴:スタンダードな総合感冒薬
伝え方:「パブロンのA」でOK
パブロンSゴールドW
W:Wide(幅広い)の意味
特徴:効果が強化された処方
伝え方:「パブロンのW」
パブロンエースPro
Pro:Professional(専門的)の意味
特徴:より強力な処方、イブプロフェン配合
伝え方:「パブロンのPro」
パブロンセレクト
特徴:症状に合わせて選べる専門的なシリーズ
種類と伝え方:
T:のどの痛み・発熱用(「セレクトT」)
Cv:せき・たん用(「セレクトCv」)
N:鼻水・鼻づまり用(「セレクトN」)
覚え方のコツ:
T = Throat(のど症状)
Cv = Cough(せき症状)
N = Nose(鼻症状)
【ベンザブロック編】~アルファベットで症状対応が分かる~
S:Sinus(鼻づまり)対策重視
IP:Ibuprofen(イブプロフェン)配合で熱と痛みに強い
L:Lung(気管支)の症状に効果的
【ルル編】~アルファベットが示す特徴~
アタックシリーズの後ろの文字が重要:
IB:Ibuprofen(イブプロフェン)配合
TR:Total Relief(総合的な症状緩和)
EX:Extra(追加効果)
なぜアルファベットの識別が重要?
成分の重複を防げる
特にIB、IP(イブプロフェン配合)は要注意
他の解熱鎮痛剤との併用リスクを防止
症状に合った選択ができる
S → 鼻症状
L → 咳症状
IB/IP → 熱・痛み
薬剤師との正確なコミュニケーション
アルファベットを伝えるだけで、含まれる成分が即座に判断可能
覚え方のコツ
アルファベットと意味を結びつける
A = Basic(基本)
W = Wide(幅広い)
Pro = Professional(専門的)
S = Sinus(鼻)
L = Lung(肺)
IB = Ibuprofen
撮影時のポイント
パッケージ全体ではなく、商品名の部分(特に最後のアルファベット)を確実に撮影
メモの取り方
「パブロンW」「ベンザS」など、アルファベットを中心にシンプルに記録
特に注意が必要なアルファベット組み合わせ
以下の組み合わせがある場合は、特に慎重に:
イブプロフェン系
IB(ルル)
IP(ベンザ)
Pro(パブロン)
強化処方を示すもの
W(ワイド)
EX(エクストラ)
Plus
症状別特化型
T(パブロンセレクト):のどの痛み・熱に特化
Cv(パブロンセレクト):せき・たんに特化
N(パブロンセレクト):鼻症状に特化
まとめ:アルファベットで変わる伝え方のコツ
最後のアルファベットを必ず確認
アルファベットと効果の関係を理解
特にIB、IP、Proは要注意
分からない時は写真を撮っておく
これで「パブロン迷子」ともおさらばですね。