できることとできないことをはっきりさせる
社会人として仕事をしていく中で、私の能力や知識によって対応できる業務とそうでない業務とが存在します。
自分にできることとできないこと、チームの他のメンバーにできることとできないことについて、意外と自分でも認識していないことに気づきました。
今回は、自分のできること・できないことを把握して、
チームメンバーのできること・できないことを理解することが重要だという記事でです。
組織の一員として効率よく稼働するために
なんで、できることできないことをわざわざ考えた方がいいのか。
それは、チームの一員としてできることが把握されていないと、チームとしてしなければいけないことの役割分担をする時に、
適切な人員配置ができなくなり、非効率なまま進めるリスクになると思ったからです。
また、実際に私が新しいメンバーに仕事の指導を行い、
実践を進めてもらうにあたって、
相手のできる事を整理しないまま、今後も一緒に連携して動くことが難しい事だと実感したことから、整理する機会が必要だと思うようになりました。
石集めも適切な人員配置があったから成功した
marvelシリーズの「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも、キャプテンアメリカやアイアンマンなどのメンバーによって、試行錯誤されて人員配置がされている場面がありました。
6つの異なる場所に存在するインフィニティーストーンを確保するために、
残ったアベンジャーズが、分担をしてストーンの場所に向かいました。
神の国<アスガルド>にあるリアリティストーンを取りに行ったのは、
ストーンの保管場所を把握しているソーと、ソーに対して遠慮なく叱れるロケットが向かいました。
同時に、NYの過去のアベンジャーズの動きを把握しているキャプテンとアイアンマンとアントマンが、スペースストーンを取りに行っていました。
その他もそれぞれが持つ経験や知識を活用して、各方々にストーンを取りに行って、無事に全てを集めることに成功しました。
そのシーンの一部でエンシェント・ワンがアベンジャーズの知らないところで、一人戦っていたのを知った時はなんとなく胸熱でした。
自分の経験を振り返ってみる
できることとできないことを把握するためには、
まず自分の経験を振り返ることがいちばん早いと思っています。
ただし、注意すべきことは、過去に経験していたとしても、
今はほとんど関与していない領域の場合は、過去と現在とで、オペレーションが変わっていたり、過去には不要だった知識が必要だったりすることもあります。
つまりは、定期的に現在の自分が行っていない仕事は、できるようでできない可能性も加味しつつ、整理する事が重要なのです。
現在の自分がメインの役割として担っている仕事の領域はできるものとして、それ以外はできるのかどうか。
また、一つの仕事領域の中にも、
更に作業の解像度を上げたときにできるものとできないものの分別があるかを整理していき、自分の中での整理ができたら、チームメンバーのできる領域も把握する。
自他ともに把握できるようになることで、
チームとして最適な動きをして、組織やお客様に最適な価値を提供できる事がチームの理想状態となるのです。
それでは、
おまけ
先週末に、机をDIYしました。
ネットで気に入ったものを買って使えばいいと思ってDIYなどほとんどしたことない素人の挑戦です。
成功までの道のりは決して楽なものではありませんでした。
・木の平板をどうやって持って帰るねん問題
・電動ドライバーにアタッチメント固定された問題(事故)
・削った木屑が目に入りすぎ問題
・ニスがウレタンじゃない問題
・ねじ全く入らない問題
材料となる、木の平板は最初、ホームセンターで買って、
手で持って帰ろうとしていました。
長さ160cm、奥行き50cm、高さ2.5cmの板ですが、なんとかなると思っていたところ、
友達にバカじゃんって指摘されて、車で運搬してもらうことになり、
なんとか現物を家に持ってくることができました。
結局、何回も諦めたくなるほどしくじっていましたが、
なんとか完成まで続けたことで満足するものができました。
DIYは人生の教訓を与えてくれます。
人生の中で、何かに成功したければ、
どれだけしくじっても、どれだけ問題が発生しても、
成功するまで続ければいいということなのです。
もちろんどうしようもなく自分の理想の道を変更することはあっても、
自分が何かの行動を諦めず、続けると自分の納得する結果を生み出すことができるのです。
次は何を作ろうかな。
引っ越す時の苦労が数回頭をよぎりましたが、気づかぬふりをしました。
またね。