状況整理で立ち止まる時間

仕事で何かの作業に取り組んでいると、目の前の一つのことに集中する時間が発生します。
そのフォーカスする時間と集中力は、直面している問題解決のために重要な要素です。
しかし、ずっと目の前しか見えていない状態は危険で、
時には立ち止まって、冷静に周囲を見渡す時間も必要だと感じたのでまとめます。

現状を見つめ直して、本来の理想状態を認識する

前進する時間と区別する現状を整理する目的は、現状の全体把握と自身の業務の理想状態を再認識にあります。

目先にフォーカスし続けていると、自分のすぐ後ろで起こっていることにも気づかないことがあり、実は拾わないといけなかったことを取りこぼす危険があるのです。
自分の領域の中で新しい動きがないかと、それの状況を追えているかのチェックをしておくことで、周囲に問題がないことを確認できれば、より一層目の前の問題にフォーカスできます。

また、自身が目標を掲げて動いている活動の方向性を再確認するためにも重要な時間となります。

「自分が正しいと思って前進している行動が実は違いました。」ってのは、割と私にはよく発生する問題で、その問題を発見するには、自分の行動を俯瞰して見るとともに、理想として掲げているゴールがどこにあるかを確認することで調整ができます。

本来の理想を見失っていたり、理想とする形が少しずつ変わっていることを認識した上で、それを実現するために必要な行動を実行していかないと、無駄な時間を過ごしてしまうのです。


部屋の大掃除で見えた理想状態

久しぶりに我が家を掃除しました。
掃除のときに、ただゴミやほこりが散乱していることに加えて、自分の使っているモノが無秩序に乱れていることが問題であることに気づきました。

それで、まずはゴミ掃除からスタートするのではなく、
雑貨屋さんにモノを収納するケースを買いに行って、モノの収納問題を解決させました。
モノが片付くことで、スペースに余裕が生まれてその他の家具の配置も見直すことができました。

結果的に、家具を移動させ、モノは収納され、ゴミは掃除されて、
掃除前の期待以上の状態を作り上げることができたのです。

自分でも最初に部屋のレイアウトを考えた時に、理想状態なんて見えていなくて、今になって必要なものと状況を整理したことで見えた新しい理想を実現することができたのです。


状況整理の習慣化

整理する時間を設けて、自分と周囲を見つめなおすには、いかに習慣化するかが重要だと思っています。

1日に1回や1週間に1回の定期メンテナンスを行うことで、軌道修正をムラなく実行しつつ、余裕がない時でも実行されるからです。

そのために活動をシンプルかつ実行される環境を整理することが必要になり、
他に干渉されない時間に固定することと、確認する要素を予め決めておけばいいかと思っています。

時間の固定化は、普段寝ている時間にしようとしても、
自分の生活リズムがバグるだけだし、友達と遊んでいる時間にそれをしようとしてもサボる原因になるため、自分の生活リズムの中で暇している時間に落とし込むことで、実行されるように設計します。

また、確認する要素を固定化することにも意味があります。
定期的なチェックが気分によって変わっていては、
確認すべきことを見落としていたり、実行するとなったタイミングで「何をすべきなのか?」を考える工数を省くためです。

習慣化には、作業の難易度とハードルを下げることが重要で、
未来の自分に優しい設計をしてあげる思いやりが必要なのです。

とりあえず、最初の2週間くらいが勝負です。

それでは、

おまけ

クリスマスは、部屋の掃除と改造に費やされました。

雑貨屋で、アメリカンな小物がたくさん置かれているお店に行って、
収納用のケース2つとコーヒー用の陶器のコップを買ってきました。

その収納ケースの中に、今まで置き散らかしてたパンツと靴下をまとめて入れ込んで、棚の中にケースをしまうだけで部屋の見栄えが全然違います。

洗濯物もまとめて乾燥まで洗濯機にしてもらって、
乾燥が終わった後に温もりをまとった洗濯物の塊を抱きかかえた時に、
私は満足を覚えました。

私は温もりを感じたいとき、大量の洗濯物を乾燥させて、
力強く抱きしめればいいみたいです。
それがクリスマスであっても。

温もりが冷めるころ、鼻の中にほこりが入ってきて、
風邪ひいたと勘違いするくらい喉がイガイガしました。

またね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?