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結果が自分の課題を教えてくれる
私たちの行動によって結果が生まれます。
その結果にはさまざまな形があり、「成功」だったり「失敗」だったり、どちらでもない状態だったりします。
生きていく上で、自分の行動の結果がどうなっているのかを見える状態にして、
その結果から自分がどれだけ学んで、前進できるのかにこだわりましょうって話です。
失敗という結果が成功との差を思考するきっかけになる
一度「失敗した」という結果で確定すると、
「あと少しリカバリーのために努力をすれば、成功に持っていける可能性がある」
という言い訳に近い思考ができなくなります。
つまり、
「自分の行動が悪かった」とはっきりさせることができるのです。
認めることが怖いですが、その悪い結果を認めた上で、
自分には何が足りなかったのかを考えないと成功までの差を理解することはできません。
差を認識した上で改善をしないと永遠と失敗する世界に居続けることになるからこそ、成功でも失敗でも結果が出るタイミングが必要なのです。
失敗して死ぬと振り出しに戻り続ける
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』という宇宙の侵略者と戦うSF作品では、主人公が不思議にも、戦闘前のある時点まで記憶を残しつつタイムループする状態になります。
そのタイムループの条件は自分が戦闘などを理由に死亡することで、
どんな方法で死んだとしても全く同じ時点まで戻ることになります。
主人公はその能力に困惑しつつも、それを利用して圧倒的なパワーを持つ宇宙生物の行動を覚えて、撃退のためのアクションを続けて進展させていくのが面白い作品です。
この映画で主人公は、死亡という失敗の結果によって学びを得て、勝利という成功のために前進を続けていました。
仮に主人公が失敗を恐れて、一切戦わないという行動を取ると、
人類は宇宙生物の侵略により徐々に衰退していく結果に終わっています。
つまり、失敗を恐れて戦うことから逃げていると、最終的には周りを巻き込んで死ぬ未来しか待っていないのです。
定期的な結果が見える機会を設ける
仕事をする上での行動に着地するタイミングがない場合は、作らないといけません。
設けた時点で自分が理想としていたものが生み出せたのであれば「成功」、
生み出せないのであれば「失敗」とするのです。
それが年に1回だけあったとしても、自分の行動が修正するためには不足しているので、より期間を短くした時点で、定期的なサイクルを設けることが重要です。
不定期だといつの間にか、結果が出るタイミングが先延ばしになっていたり、存在そのものがなくなってしまうからです。
自分が無意識的にも結果を把握できるように定期的なタイミングを設定して、
そのタイミング毎に自分を評価する。
常に、人は改善するように思考しないと前進はできません。
なんとなくの思考で満足しないように、結果によって自分に気づかせるような仕組み設計が必要なのです。
それでは、
おまけ
先日、仕事中にトイレに行った時のことです。
手を洗いつつ自分の顔をトイレの鏡で見ると、
私の眉間の部分に、あざが生まれていました。
1円玉の半分くらいの大きくて真っ青なあざです。
眉間は、このマスク時代で人間が最も見る部分です。
なんでそんなとこにできているんだと自分の行動を脳裏で巻き戻しして確認していきました。
トイレに行く前は同じチームの人と真剣に話し合っていました。
なので、額をデスクに擦り付けて寝ていたわけではありません。
ぱっと見の見た目はまさに寝ていたんかって思われるようなあざでしたが違いました。
話し合いの前にも、特にどこかに額をぶつけた記憶もないことは確かでした。
結果的に、私が過去をひととおり遡ってわかった原因は、
話し合い途中にそのあざを自分で作っていたことでした。
話をしながら、今後のことを考えていて難しいな〜って思いながら、
私は無意識で自分の額を触っていたのです。
触っていたというよりは、なぜか痒くもないのに爪で引っ掻いて擦っていました。
そのおかげで、なんとなく額もヒリヒリしていたのです。
ネットで額を触るクセについて調べてみたら、
必死に思考している最中のムーブらしいです。
ただ、厳密には
「考え事で苦戦している時に、額をこすりまくって目立つあざを作る」という行動なので、
そのサイトのリストの中に追加して欲しいところです。
またね。