自己紹介｜はじめてのnote

はじめまして！森川哲（もりかわ　さとし）と申します。
普段は音声制作の会社でお仕事をしています！主に、ナレーション関係の案件が多く、アニメや映画のように日の目を見ない制作が多いです。

noteを始める理由

なぜ、noteを始めたかというと、若手声優や声優志望者の育成に関して、なにか出来ないかなと思ったからです。もちろん、僕のお仕事と関係している直結しているため、上手な方が一人でも増えてほしいと言うのもあります。そこで、簡単ではありますが自己紹介をしていきたいと思います。

ゲームが好き

僕は、子供の頃からゲームが大好きでして、王道の「ドラクエ」や「FF」あたりは当然のようにやってます。何度もリメイクされている「タクティクスオウガ」も大好きです。このゲーム好きが高じて、登場するキャラクターの声に興味が深まっていきました。ちょうど、ゲームに声が入り始めたタイミングであったのも大きいと思います。おかげさまで、声優の業界に興味を持つようになりました。ちなみに最近では「モンスターハンター」や「三国志」などのアクションやシミュレーションゲームを遊ぶことが多いです。

お芝居も経験してます

ですが、いきなり、音声制作に向かうわけもなく、最初は養成所に通うなどお芝居への興味がどんどん強くなっていきました。舞台も経験しましたし、テレビ局での収録も経験があります。その経験やつながりから、音声制作を手伝わないかと、お話をいただきまして、そこからが僕のディレクター業の始まりになります。

携わってきたお仕事

僕がディレクターとして携わってきた仕事は、教材関係や企業VPなど、目立たないけれども重要な制作が中心です。これらの案件で、クライアントの要望に応え、声優やナレーターが自身の持ち味を発揮できるようサポート的な内容が僕のメインのお仕事になります。誰かを頼り、誰かの要望に応えるという、自分がメインではないお仕事ではありますが、収録中の些細なセリフで僕の想像を超えたお芝居を聴かせて貰えたときは、本当に楽しく感動を覚えます。たくさんの案件を通じて、素晴らしい方たちに出会い、また、その成長を見守ることができたことを誇りに思っています。

僕の強み

僕の強みだなと思うことが一つあります。それはイメージに合う声優やナレーターを選定することです。全体を把握し、どの声質が良いのか、どんな読み方をするナレーターが、クライアントにとって一番メリットがあるのか……自分が前に出るわけではないのですが、この点だけはクライアントからも定評をいただいております。おそらく、僕自身の特性もあるのだろうとは思いますが、作品の背景等を素早く理解し、最適な声を当てはめるのが得意なのだと思います。逆を言えば、声優の声から何に合うのかを見つけることが出来るとも言えるのではないでしょうか。

声優志望者の育成

また、キャスティングも行う立場でもあるので、若手の声優やナレーターの育成やボイスサンプル制作のお手伝いもしています。今まで教えた方の中には、大手事務所への所属した方や、制作したボイスサンプルでオーディションに合格した方も多いです。正直なところ、育成というのは簡単なことではないので、非常に苦労することが多いですが、それでも成長を間近で見守れるのはとても嬉しいことです。

たぶんHSP

ちなみに、僕は自分をHSP（Highly Sensitive Person）だと感じています。ただ、ネガティブな思いは無く、この特性のおかげで、人が感じていることを敏感に察知し、微細な反応も見逃さないという強みがあります。小さい頃は苦労したのだと思いますが（あまり覚えてないです）、ある時期を境に良い方向に舵を切れたか思っています。この特性により、声優やナレーターが持つ本来の才能を活かし、サポートすることができています。

おわりに

最後に、僕が大切にしていることをお伝えさせてください。それは「人とのつながり」です。声優やナレーターだけでなく、制作を共に行うスタッフやクライアントなど、様々なつながり全てです。本当に御縁です。僕と今でも繋がってくれている方には感謝しかありません。

これから、少しずつですが、声優さんを目指す方々に役立つ情報をお届けしたいと思います。