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寿司龍杯完走した感想

身内鯖でちょいちょいSVポケモン対戦会(寿司龍杯)があった。計4回。それぞれの優勝者から1番を決める戦いがあったので雑記として残しておく。(サムネ右上が自分)

大会内容

▼大会名
> Beastball Next Climax ~寿司龍杯~【the AGaRi】

▼レギュレーション
※※レギュレーションFに準拠
> 1回戦:BO1(1本先取) / 2回戦:BO3(2本先取) / 3回戦:OP(3回勝負)
> 決勝:未定(後日発表)
> 対戦ルール:シングルバトル
> 使用ルール:オフィシャルルール01
> 対戦時間:20分
> 持ち時間:7分
> 選択時間:45秒

▼使用パーティについて
> 選手は最大9体のポケモンから6体を選んで1回戦にパーティを準備した状態で参戦する。
> また、残りの3体のうち**2体を予選控え**、**1体を非公開の状態**にする
> (**指定日までにパーティ6体/控え2体/非公開1体のポケモンを提出する** **指定日は別途連絡**)
> パーティと控えに入るポケモンは、どのように組み合わせてもレギュレーション違反がないような組み合わせであること
> (同名、リージョン、フォルムチェンジによる複数体の投入はNGとなる、またもちものも同様に被りが無いようにすること)
> 非公開のポケモンは例外とし、同名orもちものの被りは有とする。

▼予選について
> パーティは1回戦(BO1)終了後から、控えと1体のみ交代が可能。
> **各回戦で交代をしないことも可能。**
> また、入れ替えたポケモンを再度パーティに入れることが出来ません。

▼本決勝について 【BO3】
> 本決勝は**非公開のポケモン1体を確定投入**し、と**残りの8体の中から5体を選んで再度6体のパーティを作ること**
> このとき**パーティはレギュレーション違反にならないように組むこと**
> 非公開のポケモンは、パーティの先頭に据えておく。選出画面時に対戦相手にも分かるような状態であること。
> また、決勝中は1戦終えることに負けたプレイヤーのみが、再度8体の中からパーティポケモンの入れ替えを可能とする。


要は相手によって1体だけポケモンを変えて良いというもの。自分は日頃から受けルしか使ってないことは周知の事実であった為、割と辛い要素である。
しかし3回戦のオープンシートは分からんポケモンでやられることは無くなるので、その点は(少なくとも自分にとっては)嬉しい要素である。

パーティー

パーティー提出時はレギュFが始まったばかりで環境が固まっていない印象もあり、最適解は分からなかった。アシレやスイクンを重く見た結果水ポンが入ってきて、トリック対策も兼ねてもらうことでハピに毒針と投げつけるを持たせる必要が無くなったので魅惑のボイスと隠密マント。それ以外のメンツは強い受けル使いの方の構築記事でも見た方が早いです。

ついでに予選控え枠はない。受けルを使うコンセプト上、全対応が理想である。実際には無理(後述)だが、なるべく全対応出来る構築を組んでいるので下手に変えるとその枠で対応していたポケモンがきついor無理ポケと化す。
相手の6匹が見えてる状態ならまだしも、正直(人によって使う傾向の構築はあっても)普通のランクマと大差無いため変えることがデメリットになる可能性がある。そのため予選中はこのパーティーで行くと決めた。

相棒枠は決勝戦では強制的に入れねばならない。幸い決勝の相手は1度戦った相手しかおらず、3回戦目でパーティーがあらかた割れているため、対応範囲の狭いポケモンを変えれば良いと考えた。
問題は何に変えるかだが、相手がガチガチの受けルメタを持ってきた時に上から叩き潰すことのできるテツノツツミを選択した。(前々期?くらいの受け上位勢の記事参照)
純正受けルではないが、高速アタッカー(交代技持ち)+受けポケは偶に結果を出してる人が出てるので理に適った戦法なのだろう。因みにツツミ入り受けルは1度も使ったことがなく信用がないので、受け切れない場合のみ選出しようと決めていた。

対戦結果

1回戦目 vsツダ氏
悪巧みショックアロキュウなにもん…?初見殺し性能高杉。受けに親殺されてる。無理すぎて負けで良いです…(トラウマ)

2回戦目 vsのぶきち氏
bo3でドリルを当てられ2戦目を落とすも、1戦目と3戦目は綺麗に勝ったと思う。通しで1〜2回しかプレミは無かった…はず。

3回戦目 vsシュラ氏

対戦前に実際に送られたスクショ


オープンシートになったのでラティにショックが無いことの確認。カミに挑発痛み分けがありハピで受けがきつい、Zの眼鏡騒ぐでグライがきつい、水ポンが身代わり剣舞…とそこそこメタられているなとは感じた。
多分選出や立ち回り次第で敗北は十分以上にあり得た。点数つけるために3戦やってなんとか全勝。

決勝戦 vsのぶきち氏
予選3回戦目のvsツダ氏時の、のぶきち氏のパーティーが↓

予選2回戦目水ポンを使用していたので炎ポンは9体の中にいないと考え、ほぼ炎ポン専用のラウドボーンをテツノツツミと交換してパーティーは完成。

対戦画面のスクショ。これ撮るために決勝戦見始めたらうり氏シュラ氏ツダ氏の解説おもろくて全部見直してしまった。

相手の相棒枠はアシレ。うるおいボイスサイコノイズは受けに強いのでそれだろうが残念!マントハピと水ポンだ!と思っていた(のぶきち氏の記事見る限り激流でサイコノイズもないらしい)

初戦は(名目上)宿木対策のグライ、ボディプレガチグマなので特殊受けに水ポン、水ポンと飛行テラ2体いてラッシャ出し辛いので物理受けはクレベを選出。
初戦はグライで綺麗に詰めて勝ち。因みに身代わり出てるのに上から身代わり押したターン、プレミです。S関係忘れてただけ。それ以外は特にプレミはないと思う。嘘。最後らへんの攻防で本当はドリュ対面身代わり残したまま突破したかったが、ドリュの体力見誤った。まぁ、ほぼ勝ちだったのでモーマンタイ。

2戦目はガチグマ&アシレとかでグライ&水ポンサイクル潰しにくるか?と思いハピ&水ポンの特殊受け両選出をしようか迷ったが、1勝して余裕があったのでのぶきち氏の対応を見るためにも初戦と同じメンツでいった。
2戦目はステラムンフォがそこそこ入って、イマイチ2発目のムンフォで落ちるか落ちないか分からなかったためテラスを切ったが、完全にプレミ。正直絶対引いてくると思っていたので回復ソースの食べ残しを叩きたい欲と、引いてこなかった時に耐えるために念の為D1upのテラスを切りたい欲が混ざった中途半端な選択だった。完全に草タイプが消えることも貯水がなくなることも忘れてた。アホ?それ以外は特に問題なく詰めれたと思う。

というわけで2連勝して🎊優勝🏆あざっす!
対ありでした。

完走した感想

正直ルール聞いた時はこれ受けルで突破無理ゲーだろ…と思ってたが、なんとか優勝できて感涙。正直くじ運に救われた。ここでツダ氏の3回戦時のパーティーを見てみましょう↓

下4体がキツい。ツキ対策にクレベ確定、キュウコンは氷が無いこと分かっているならグライ投げ確定、スイクン用に水ポン(PPさえ足りるならグライでも可)となるのだが、ドヒドを入れてない弊害で毒菱がグライとクレベ以外に刺さる。ここへ隠していたほかのポケモンが入ってくるとしたら選出択できつい思いをすることになりそう。

ホンマくじ運で優勝できたと思ってる。

謝辞

うり氏
大会開いてくれてありがとう。お疲れ様や。
俺の仕事の関係で延期させてもーしわけなかった。

ましこ氏ひろぽん氏
運営補助ありがとう。あの写真胡散臭くてだいぶ気に入ってるよ。

対戦相手の3人
ガハハ!俺の勝ち!対あり!!(ツダ氏に負けてるのは無かったこととする)

おまけ(ほんへ)

受けル側がされて嫌なこと

散々対策すれば楽って俺は言ってたけど、対策しても対策の対策が〜ってツダ氏が言ってた。これを機に受けルへの理解を深めてもらうために「対策案」を受けル目線で考える。

1、無理ポケ

パーティー内に回答を用意してない1匹で積むポケモン
今回のパーティーで言えば、ゴテラ呪いキョジオーンや持久力ステロほえるブリジュラス、受けルの天敵ゴチルゼル等が該当するか。
受けルは環境上位をメタってパーティーを組むことが常なので当たると事故レベルのポケモンは切らざるを得ない。

2、選出択

雑に対応出来る(汎用受けでどうにかなる)ポケモンとそうでないポケモンがいる。そうでないポケモンが4体以上見えるとどう足掻いても選出択になる。
今回で例を出すと、シュラ氏のカミはハピで受けれないため水ポンが確定となる。だが、眼鏡ポリZは水ポンでは受からないためハピが必要になる。さらに相手の水ポン対策に物理受けが必要で、ステロあくびループを切るためにグライも必要となる。この時点で4枠いることとなり、可能性が低そうなポケモンを切るor立ち回りでなんとかカバー出来る選出を強いられる。(シュラ氏戦は選出択は負けててカミで適当に削れたあとにポリZで騒がれてたら普通に負けてる。逆でも可)
ランクマでBIG6が嫌なのもこれが理由。
カミ→生半可な耐久では受けれないためハピ
ラオス→剣舞考慮するとラッシャ
炎ポン→基本ラウボ(ラウボいないなら他で有利タイプになるように物理受けにテラス強要)
パオ→何故か零度持っているのでクレベ
このように選出択になり読み間違えると相当辛い戦いになる。

3、分からんポケ

考慮してない技構成や育て方で受けの前提を崩してくるポケモン。今回で例に出すとツダ氏のアロキュウ。ランクマで言うと(考慮はしてても対応し辛い)挑発瞑想痛み分けカミや悪巧みショックサフゴ、挑発ボディプレガチグマ、炎の渦カイリュー等。前のれおれお氏の両刀ファイヤーもこれに当たる。今回はオープンシートだったので3試合目以降は通じないが、それでも選出択になるので結局辛いポケモンは辛い。

4、サイクル負荷

基本的に受けルは物理には物理受けを、特殊には特殊受けを後出しする。そのため交代しつつ攻撃する技を一生振られると、どこかで回復を挟まないといけないため、不利な択を押し付けられる。(回復するターンは交代後のポケモンの前で回復をしなければならず、そのターン交代して回復が成功しても、受け側は1ターンで大きな負荷をかけれるポケモンが少ないため)(再生力は除く)
今回の例で行くとシュラ氏のハッサムの蜻蛉をサイクルで回されていたらきつかった。(ハッサム蜻蛉→ポリZ着地→ハッサム引きを永遠に繰り返してるだけでこちら視点は不利択が押し付けられる)
また、ステロや毒菱等の設置技を使われた後にグルグル交代されるのもきつい。(そのため環境にステロ撒きが増えればこちら側もステロを撒いて対抗する)

5、役割集中

受けルは例えば5体物理で1体特殊のようなパーティーが相手でも、その特殊が両受けポケで見れない場合特殊受けは選出する。
それに対して物理3枚選出し、積んだり回復する隙を与えずに死に出しで物理受けを突破すれば割と崩れる。積んだりする隙を与えない例は麻痺にさせる、挑発する、一撃必殺を振り回す(クレベ以外)、天然ポケ(黒い霧)等がざっと思いつく。
(ヘイラッシャは回復手段が食べ残しと眠るに依存しているため、役割集中の目線でいくと高火力で押していくだけで割と突破出来る)
今回の例で行くと、ドリュは型破りドリルを持つためクレベで積むという悠長な行動は出来ない。そのためドリュで適当に物理ポケ(鉢巻飛行テラカイリューやトドツキ)の圏内に押し込められるときつかったと思われる。(そもそも積んでないクレベに対してドリュが対面することのないよう立ち回っていたが)

ざっと思いついた受けル側のされて嫌なことを書いた。1、3、(4)は構築段階、2、(4)、5は選出や立ち回りの考えになって綺麗じゃ無いな…まぁええか。
今回のは分かりやすく例に出しただけなのでそんな選出対面ならねーよって反論は受け付けない。

以上!閉廷!

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