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石平 氏による 中国共産党の『日中友好』『南京事件』『反日教育』の 解説

そこまで言って委員会NP(写真・文言を引用)
東アジアの未来は…日中・日台関係を考える!
読売テレビ 2024年9月29日(日)放送

石平氏「日本人は、ずっと『日中友好』という言葉に騙されてきた。日本はいろんな国と国交があるが、別に国ごとに『○○友好』とは言わないでしょ。
中国にとっての『日中友好』の意味合いは何かというと、1つは『日本は、すべて中国を支援しなければならない、支援しないとお前ら日中友好じゃない』と。もう1つは『日中友好というのは、すべて中国の話を聞かなければならない』
中国が一方的に、『日中友好』を定義する。日本はそれに従う。日本が中国に対して、反抗的な態度を取ったら、お前『日中友好』じゃないぞと言う。
日本は、ずっと『日中友好』という4文字に騙されて、ずっと中国に支援して、頭を下げて来た。
その一方、中国にとって『日中友好』という4文字は、日本と言う金庫から、お金を引き出すための暗証番号だ。(笑)
『日中友好』と言う暗証番号を押せば、お金がなんぼでも出てくる。それが問題!

そこまで言って委員会NP

石平氏「1989年の天安門事件以降、その後誕生した江沢民政権がいわゆる反日教育を始めた。それ以来 数十年間に渡って多くの中国国民、特に若い世代が反日感情を植え付けられて、しかも中国はその頃、日本からの援助(莫大なODA等)をもらいながら、日本からいろんな意味で助けてもらいながら、反日教育をやって、結果的に反日世代を育てて、つい先日、日本人の子が深センでああいう残酷な形で殺された。
その背景にあるのは、中国共産党政権が数十年間に渡って、うその歴史教育をもって作り上げてきた『日本は悪魔』という虚像と、日本に対するすさまじい憎しみの感情を中国共産党が作り出した、そのことを日本人は忘れてはならない。」

そこまで言って委員会NP

石平氏「南京大虐殺の話をすると、私のひとつの身近に聞いた話をお話ししましょう。私の北京大学時代、ルームメイトが南京から来た学生で、彼の先祖代々が皆 南京市内に住んでいた
彼のお爺さんの世代、あの頃 中国は兄弟が多かった。彼のお爺さんは12人兄弟だった。先祖代々南京の人だから、そういう話(南京事件)を聞いたことがあるかと尋ねたら、俺は一切誰からも聞かされたことはない。爺さんからも、婆ちゃんからも、爺さんの弟からも誰からもその話はなかった。しかも、肝心な事、彼の爺さんは12人兄弟だが、みんな1950年代(終戦後)まで、ぴんぴんして生きていた。
(大虐殺などがあれば、そのような状況にはならない)
*南京事件:1937年12月、日本軍が南京を占領した後に、多数の中国人を殺害したとされる事件。中国側は「南京大虐殺」と呼び、「犠牲者は30万人以上」と主張しているが、根拠のない捏造という研究もある。(テロップより)

そこまで言って委員会NP

石平氏「私は1988年まで中国にいた。あの頃中国には反日感情は全くなかった80年代は、中国人は日本に対してすごく愛着心があって、日本のことをすごく好きな人が多かった
もし、戦争中の出来事が反日感情の原因であるならば、(今より)戦争に近い80年代の方が反日感情があるはず。
80年代に反日感情がなかったのに、今になって戦争から遠くなればなるほど反日感情が高まっているのは、反日感情の原因が、戦争の出来事とほとんど関係なく、まさに江沢民政権の時代から作り上げたものだ。」

そこまで言って委員会NP

石平氏「どうして中国が反日教育をやったのか。1つ大きなのは1989年の天安門事件です。天安門事件では、中国共産党政権が戦車まで出動して若者たちを虐殺した。それで、国民の中国共産党に対する憤懣・不平が高まる
そこで、天安門事件の後で誕生した江沢民政権が、国民の不満を自分達が受けるのではなくて、どこか外敵に向かわせるために、そこから始まったのが反日教育
反日教育は、中国共産党政権の党利党略からやったもの。」

そこまで言って委員会NP

近藤大介氏「付け加えて言うと、江沢民主席はお父さんが親日政権の幹部だった。これを(反日教育を自分が打ち出すことで)打ち消したかった。
私は、江沢民の生家まで行って いろんな古い人を取材したんですけど、彼の個人的な理由(父が親日政権の幹部)だろうと言っていた。」

そこまで言って委員会NP

石平:1962年 中国四川省生まれ。1980年 北京大学入学。1988年 日本に留学。2007年 日本に帰化。

2024年6月24日
蘇州日本人学校スクールバス襲撃事件

2024年9月18日
深圳日本人男児刺殺事件

反日教育の影響反日ヘイト動画の存在
 中国の交流サイト(SNS)上では、「日本人学校は治外法権の中で対中工作のスパイが養成されている」などという悪意や偏見に満ちたデマを主題とした、何百本という膨大な数の動画であふれており、これらを信じて行動を起こす中国人の存在が指摘されていた。中国のネット上には「日本人学校はスパイ養成所」などのデマ動画を信じて、「日本人学校廃止」を主張したり「日本鬼子の学校」などと日本人を蔑視したり攻撃する投稿がなされている。中国SNSの微信(ウィーチャット)の人気アカウントの分析では、「日本人学校の撤去」を宣伝する動画には大きく4種類に分けられるといい、「1.中国国内の日本人学校の外観を示すもの。2.「中国は全国で日本人学校の撤去を決定した」と紹介するフェイクニュース。3.日本人学校がスパイを育成しているというデマ拡散動画。4.排他的民族主義による憎悪を宣伝し、日本人学校の撤去を呼びかける感情的な糾弾」のタイプが存在するとされている。同アカウントによると快手に事件当時「日本人学校の撤去」に関する278本の仇日(日本を恨む)動画が無規制のままネット上で公開されており、「いいね」は累計230万件超、最も「いいね」が多い仇日動画は32万7000件超、上位5本の動画は「いいね」が10万件超、「いいね」1万件超の動画は39本という人気ぶりであるという。さらに、日本人に危害を加えることに賛同の意思を示す書き込みも多く見られる状態であるという。
 日本人学校をターゲットとしたデマ動画の拡散の影響もあり、2020年前後から、中国人により、日本人学校や児童らに投石を行ったり盗撮するなどの嫌がらせが頻発していた。垂秀夫駐中華人民共和国日本大使として幾度となく、中国共産党へ日本人学校に関するデマや中傷動画の削除を要望したが、中国側は一度も削除に応じることなく無視したままであった。

Wikipedia「深圳日本人男児刺殺事件」

 中国出身の石平氏の発言から分かる通り、中国の反日教育は、天安門事件による中国共産党への憤懣を、外敵を作り上げて そちらに逸らすために始まった。
 今、中国は不動産バブルの崩壊により経済が低迷し、失業者があふれている状態だ。中国共産党の経済政策の失敗への憤懣を逸らすために、反日ヘイト動画がSNS上に放置されている可能性が高い。
 これにより、日本人学校をターゲットとした殺人事件が発生している。日本政府は、あらゆる手段を講じて、中国政府に反日ヘイト動画の規制を実行させなければならない。

【参考】三木慎一郎氏のⅩポスト


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森海人
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