岸田政権は、拉致被害者の切り捨てという、最もやってはいけないことをやって支持率を上げ、衆議院解散を打とうとしている？
○【ぼくらの国会・第556回】ニュースの尻尾「岸田総理 拉致で逆転劇を狙う」 青山繁晴 参議院議員
2023年7月7日
松野官房長官は否定しているが、久しぶりに日朝間に水面下の動きがある。
北朝鮮は、条件によっては2002年以来の日朝首脳会談をやっても良いと言ってきている。
これは非常に要注意な話であり、日本にとっては「全員の救出」しかない。
2002年の小泉訪朝（安倍官房副長官）では、北が100人を超えると思われる拉致被害者のか中から勝手に選別し、工作活動に関わっていないような５人だけを返した。
その他の被害者に関しては、適当な理由を付けて死亡扱いとし、それを福田康夫官房長官が鵜呑みにして、家族会（拉致被害者家族）にそのまま伝えた。
また、同じ過ちを繰り返す危険性がある。
安倍政権時、男性２人・女性１人を返そうという動きがあった。
しかし安倍元総理は、北がそれで終わりにしよとしていると懸念していた。北は、他の拉致被害者はいなかったと日本は認めろと言っていた。しかし、それは最悪（他の拉致被害者が）殺害されることにつながる。
そんなことは出来るはずというのが、安倍さんの変わらない考えだった。
今、北は無条件で食料やお金が欲しいので、妥協案を出してくる可能性がある。
とりあえず、3人（または何人か）を返して、後は継続調査として誤魔化し、実際はそれで終わりと。
岸田政権の元では、限られた人が返ってきて、後の人は本当は見捨てられるのに、それで幕引きを図るという恐れが現実にある。
岸田首相・総理官邸は、秋の総選挙の前に何か出したい（日朝首脳会談・拉致被害者の奪還）と考えている。
7月5日の総理と曽我ひとみ さんとの会談もこれと関係している。
○山口（敬之）インテリジェンスアイ2023年7月19日
３８：２２～５０：２０
吉田実（拉致被害認定者）
阪神「青木」駅前のラーメン店「来大」の店員でしたが、工作組織「洛東江」のメンバーだった張龍雲（チャン・ヨンウン）が、「来大」の店主韓竜大（ハン・ヨンデ）、曹廷楽（チョ・ジョンガリ）と共謀して、田中さんをウィーンに連れ出し、モスクワを経由して北朝鮮へ拉致したと、張龍雲（故人）自身が手記を残しています。
金田龍光（特定失踪者）
安倍政権時、北朝鮮は田中さんと金田さんは北朝鮮にいる、
入国記録がある、この2人は返せますと言っていた。
この２人と、日朝合同調査委員会がパッケージになっていた。
横田めぐみ さんなど、他の拉致被害者に関しては、合同調査委員会で継続調査という形にしましょう。
でも、これは事実上の幕引き。
そして、合同調査委員会の設置と同時に、日朝国交正常化の話を進めましょうと。
日本は、韓国に対し経済協力方式で巨額の支援をしたが、北にも同額（5兆円）程度を払う用意があると、2002年の日朝平壌宣言に書いてある。
２人が返ってくると同時に、経済協力を始めるということになる。それが北の狙い。
それには乗れない、全員を返しなさいというのが、安倍・菅政権の対応だった。
今、岸田政権は支持率が底割れ。これは、（米国から強要された）LGBT法案や日韓のなし崩し外交により、保守派が愛想をつかしたからだと政権側は分析。
これを岸田首相は、米国のせいだと、何とかしてくれとバイデンに泣きついている。
実は、この２名の話は、（岸田政権が上記）宿題をやったことに対する応えとして、米国側からも来ている。
これは、拉致被害者の切り捨てという、最もやってはいけないことをやって支持率を上げて、自分で（衆議院）解散を打とうとしている。
オバマ政権（2014年）頃から、CIAはコリア・ミッションセンター（脱北者を中心に北朝鮮情勢を分析する機関という形だが、北の中枢との情報ルートを作ることが主任務）を本格稼働させていて、田中さん・金田さんの話は元々あった。
北は、岸田政権は、米国から言われれば動くと分かっているから、米国通しでもボールを投げて来てる。
これから岸田政権は、増税・国民の負担増・サラリーマン地獄、これしか選択肢はない。バイデンというぼったくりバーでカツアゲされてるような状態だから。
だとすると、支持率を上げて解散を打つには、外交とか財政では無理。
唯一、拉致問題で拉致被害者を取り戻したという汚いやり方をし、それに乗っかって保守派を騙して解散を打とうとしている。
安倍総理が、この北の案を突っぱねていたことを、当時外務大臣だった岸田首相が知らないはずはない。
横田めぐみさんは、北の中枢に日本語を教えてたので返せないという話があるが、逆にこの2人は日本に帰しても北にとっては問題ないという人を北が選んだ。
特定失踪者を含めると1000人規模の連れ去られた日本人がいる中で、北としては返しても困らない安心な人を提案してきている。
残りの900人は見捨てるということになる。
それはダメですよと言うのが、まっとうな日本の首相・政権の最低限の責務。
救う会の副会長を長く務めている島田洋一先生が２人の名前を出すというので、政権の先回りをして（阻止するために）、横田めぐみさんや有本恵子さん、今絶対に北朝鮮のどこかで苦しみ悲しみながら生きている人たちを見捨てることは許せないと思って危険を承知でしゃべっている。
○山口敬之チャンネル 2023/07/23
【拉致問題を巡る黒い策略】拉致問題を悪用して支持率回復→解散総選挙を狙う岸田政権内部の策謀を実名暴露
○救う会（北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会）
救う会のスローガン：全拉致被害者の即時一括帰国
【参照】
２３：３０～３０分
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