宮ヶ瀬湖

神奈川の宮ヶ瀬湖は、リアルパワースポットなのか、そうではないのか

地理風水で、リアルパワースポットを見つけるには、Google Earth を使うのが有効

東京のリアルパワースポットとして皇居の記事を書くときに、正確を期すために、富士山からの気の流れ(龍脈)が、皇居に達してないことを、Google Earth を使って確かめました。

富士山からの龍脈が皇居に達するためには、連山の尾根が皇居方面に向かって繋がっていなければなりません。Google Earth を使って確認すると、当然のことながら、丹沢の東あたりで山並みは途切れています。

その時、目に留まったのが、丹沢山の東に位置する宮ヶ瀬湖でした。丹沢山系からの気の流れを湖水に集め、その気が風に流されないように、周囲が山に囲まれた地形、地理風水の山環水抱(さんかんすいほう)と呼ばれる吉祥地の条件に近かったからです。

宮ヶ瀬湖が、リアルパワースポットなのかどうか、確かめに行ってみた!

Google Earthのような地形が分かる地図を使えば、その場所の気の流れの良し悪しは、ある程度予測ができます。しかし、最終的にその場所がリアルパワースポット(良質な気が集まる龍穴)であるかどうかを見極めるには、実際にその場所に行ってみて、体感で判断(気感)するしかありません。

5月下旬の天気の良い日に、車を使って、宮ヶ瀬湖方面に取材に行ってきました。

宮ヶ瀬湖畔エリアのけやき広場

ダム湖である宮ヶ瀬湖は、3つの観光エリアに分かれています。北東部にあるダムサイトエリア。北西部の鳥居原エリア。湖中央部の西側にある宮ヶ瀬湖畔エリアです。

私が、リアルパワースポットとして目を付けていたのは、宮ヶ瀬湖畔エリアけやき広場です。

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駐車場から大きなメイン階段を下りた先が「けやき広場」で、気持ちのよさそうな芝生地が広がっており、その中心にシンボルとなるケヤキの木が立っています。上記の写真でいうと、手前側、背後が丹沢の山々で、正面には、丹沢からの気の流れを受け止めるような位置に高取山があります。写真では分かりづらいですが、手前のけやき広場と、正面の高取山の間に宮ヶ瀬湖があります。

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宮ヶ瀬湖畔エリアの3つのスポットと森林セラピー・メニュー

☆メイン階段上のセンター
車で宮ヶ瀬湖畔エリアを訪れた場合、湖の周遊道路沿いにある「水の郷駐車場」に車を止めます。「水の郷商店街」という案内所・宿泊所・食事処が数軒集まった小さな商業施設を抜けると、けやき広場を見下ろす大きなメイン階段の上に出ます。

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このメイン階段の最上段の真ん中が、丹沢の山々と高取山を結ぶ気の流れの通り道であると共に、風の通り道となっています。1つ前のけやき広場の写真は、この位置から撮ったものなので、撮影スポットでもあります。

ここでは、ゆったりした気分で景色を眺めたり、写真を撮ったり、深呼吸をして山のフレッシュな空気を吸い込むのもいいですね!

☆けやき広場の木陰

階段を下りて、けやき広場にでたら、迷わず中心に立つケヤキの木の下に行ってみましょう!(休日だと、すでに先客がいるかもしれませんね。その場合は、広場の他の木の木陰でも同じです)けやき広場の木陰では、シートを敷いて寝っ転がり、大地からのエネルギーをチャージすること(グランディング)をお勧めします。100均にも、大人一人が寝ころべるシートを売っているので、それで充分です。

大地に寝ころびながら、風にそよぐ梢の動きを眺めたり、風に揺れる木の葉のささやきに、耳を傾けるのも良いでしょう! 悩みがある人は、五感を使うことで、意識が「いま、ここ」に戻り、悩みからしばし解放されます。

この場所で、シートを敷いて飲食をしても良いですが、「トビ注意!」の看板が目につきますので、たぶんピクニックの弁当を狙って、トビが急降下してくるのでしょう。

〔余談になりますが、京都の広沢池に取材に行った時、池端でスーパーで買った鰻巻きを頬張ろうとしたその瞬間、気配もなく襲ってきた(鰻巻きをですけどね)トビが、指をかすめ(確かに指先をかすめた感覚がありました)、口にくわえて持ち去るならまだしも、失敗して鰻巻きは、あえなく池の鯉のエサとなってしまいました。ちくしょ~、このトビ野郎!あっ失礼。皆様も、この様になってはいけませんので、ご注意ください。〕

森林セラピーとしては、外食(そとしょく:森での食事)や、森のティータイム(アウトドアでのお茶)がセオリーですが、宮ヶ瀬湖では、メイン階段上(駐車場横)の「水の郷商店街」の風情ある食事処で、地の物が食べられますので、そちらでの食事をお勧めします。

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☆木の橋の上

けやき広場の木陰で、グランディングを終えたら、「水の郷大つり橋」を渡って散策をしましょう。つり橋を渡り、親水池の周りを時計回りに歩くと、小さな沢を渡る木の橋があります(上記マップの「及沢の森入口」と書かれた場所)。

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この木の橋の上が、ちょっとしたスポットになっています。橋の真ん中あたりに立って、沢の上流方向を見ると、三角形の小さな山が見えます。ここで肩の力を抜き、背筋を伸ばして、ゆっくりと深呼吸(森呼吸)をしましょう!まず、口を薄っすら開いて、肺の中の空気を吐き切り、今度は口を閉じて鼻から吐いた分の息をゆっくりと吸い込みます。無理のない範囲で、何回かゆったりと森呼吸をしましょう。

慣れてきたら、吐く息に合わせて、自身の中にあるネガティブな感情(怖れ・不安・怒り・悲しみ・・)を、体の中心線を通して、橋の下に流れる清らかな水と共に流してしまうイメージングをしてみてください。

これを何度か行えば、心身共にスッキリとした感覚を得ることが出来るはずです。

このコースの3つのスポットで、上記の森林セラピーメニューを行なえば、かなり高いセラピー効果を得られること間違いなしです。

宮ヶ瀬湖は、リアルパワースポットなのか?

それでは、本題です。取材をし、気感として宮ヶ瀬湖はリアルパワースポットと言えるかいうと、もう一息という所です。

私がリアルパワースポットと呼ぶレベルは、全国的にかなり高いレベルなので、テレビや雑誌などで安易に紹介されるパワースポットに比べれば、エネルギー・チャージや癒しには充分すぎるレベルの高さです。宮ヶ瀬湖は、リアル・パワースポット呼べないまでも、リアル・ヒーリングスポットと呼んでも差し支えないレベルでしょう。

今回の取材の初期の段階で、丹沢方面の山並みが、龍脈となって宮ヶ瀬湖に流れ込んでいないのは、すぐに見て取れました。山の尾根筋が、うねりながら徐々に湖に向かっていればベストなのですが、丹沢山と宮ヶ瀬湖の間の山並みが、何層(3層程度)かの衝立のように、気の流れをさえぎる地形となっていたのです。

ここが、地理風水の難しく、逆に面白い所でもあるのですが、地形図を見ればおおよその気の流れの度合いは予測できますが、最後は現地に出向いて、その場の気を感じて判断するしかないのです。だから、このシリーズでご紹介するリアルパワースポットは、多くの取材時間とコストを掛けて見つけ出したものなんですよ(笑) 

それ故、自信を持ってお勧めできますし、他では紹介されていないレアな場所であったり、よくパワースポットとして紹介されている場所であっても、その中でピンポイントのリアルパワースポットをご紹介することが出来るのです。

立ち寄り情報

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ダムサイトエリアすぐ近くの服部牧場も、ちょっとしたスポットで、気の流れの良い、大変気持ちよ良い場所です。牛や馬、ヤギ、ヒツジなどがいて(風向きによっては、ちょっと臭いはしますけどね)、こちらのソフトクリームはとても好評のようです(訪れたのが早朝で、味のチェックができず残念!)。宮ヶ瀬湖畔エリアと合わせて、訪れることをお勧めします。

あと、鳥居原エリアにある「鳥井原ふれあいの館」は、地元産品の直売所となっているので、こちらで夏野菜などをお土産にするのもいいですね。

宮ヶ瀬湖エリアは、首都圏から近く、手軽にエネルギーチャージや、森林セラピー的な癒しを体感できるスポットなので、ぜひ出かけてみてください!

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!