中国軍の台湾侵攻シナリオのなかに、新たに「台北を攻撃し、指導者を狙う」という選択肢が入った
上記のタイトルは、『青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road』2022-12-23 「世界は見かけとはまったく違う 中国は台北を直接、攻撃することを選択肢に入れ、ウクライナ戦争にも隠れた深い真実がある」の本文中から引用。
青山繁晴 参議院議員(日本の尊厳と国益を護る会 代表)の次の動画をぜひご覧いただきたい。
【ぼくらの国会・第454回】ニュースの尻尾「習近平国家主席の逆走」
*関連部分は、本編の約20分で、氏は正確にゆっくり しゃべっているので、1.5倍速でも明瞭に聞くことができる。
青山繁晴 議員は、2月のロシアのウクライナ侵攻に際しても、1週間前の動画でベラルーシからチェルノブイリ経由でキーウを攻め、トップの頭のすげ替えを狙っていることを米軍情報として伝えていた。
この作戦は、成功しなかったが、ロシア軍は実際この通りの動きをした。
その後の動画で、4月にデニス・ブレア 元米国国家情報長官がわざわざ来日され、日本のサイバー強化を訴えるための国会議員向けの勉強会の中で、米国のサイバー部隊がロシアのネットに繋がっていない「作戦計画」を全部抜いていたことを明かしてくた。
中国は、当初、台湾の東沙諸島や澎湖諸島を爆撃・占領し、その圧力で2024年の台湾総統選で親中政権の樹立を狙う、あるいは米軍が参戦できないような小規模戦争を仕掛け、同様に総統選に影響を与えるような作戦を立てていた。
ところが、ゼロコロナ政策の失敗と、最近の方針急転換で、感染者・死者の激増から国内の不満が高まり、それを外にそらす意図で、別の作戦計画が浮上した。
これが、台北の爆撃と空挺部隊の投入で、一気に蔡英文総統や、次の総統選の有力候補である頼清徳 副総統、反中の指導者達の排除を目論むというもの。
これは、ロシアのキーウ侵攻の失敗から学び、戦車等(台湾進攻の場合は、揚陸作戦)でもたもた侵攻せず、一気の急襲作戦が選択肢として浮上。
これに対し、米軍も日本も対応準備ができていないとのこと。
あくまでも、いくつかの作戦の選択肢の1つだが、米軍のハッキングによる正確な情報であることは間違いないようだ。