『画像生成AIをつかったQRコードを自動作成するサービス「イメージQRアート(Image QR Art)」提供開始』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.11.9
■画像生成AIをつかったQRコードを自動作成するサービス「イメージQRアート(Image QR Art)」提供開始
QRコードって、無性に読み込みたくなりませんか?
以前ご紹介した、JR九州の電車の床が「QRコード風の模様」になっていて、けっこうな人が読み込もうとしたんじゃないかと思います。
今回の「イメージQRアート」は、QRコードとして認識させる3角のマークはありますが、中のコード部分が生成AIで出力した「絵」にできるサービスです。
絵だけどQRコードに見える
右下の波のような絵柄はもはやQRコードのドットには見えませんが、それでもきちんとQRコードとして読み込めます。
エラー処理用のパリティビットをすっ飛ばして実現しているかもしれませんが、まぁ読み込めます。
そして、ぱっと見でも個人的にはギリギリQRコードに見えます。QRコードに見えれば「無性に読み込みたくなる」という動機付けもできます。
月額1650円は高い…?使い方次第
月額1650円という価格設定は「お店のホームページ用に1枚だけ作る」のような用途だと高いと感じます。
流入導線ごとにQRコードのURLを変えて、後日導入予定とされているQRコードのアクセス解析・分析の機能と組み合わせれば、料金に見合う使い方ができるかもしれません。
QRコードはリアルな場所やモノとの相性がよいものです。
Webサイト上に掲載しても、スマホでアクセスすると読み込めません。
そこで、観光地の紙のパンフレットのように、リアルな場所にこのQRコードを設置。場所ごとにURLを変えて、どこの設置場所が一番QRコードを読み込んでもらえたかを分析するような使い方だと活きます。
キッチンカーにも良さそうです。いろんな場所に出没しますが、出店する場所ごとにメニューや割引クーポンのURLを変えたQRコードをキッチンカーに掲示しておき、売上や来客数だけではわからない、来たけれど買わなかった見込み顧客の数をQRコードのログから分析することもできそうです。
生成AIでかせげる未来のほうがいい
弊社BLOCKSMITH&Co.がギグリーボックスさま配給の映画「STORY GAME」と、AIアートをマーケティングに活かす活動をしている#SOZO美術館とのコラボで、「日本の怪談をAIアートで表現せよ!」というSNS投稿キャンペーンを実施しました。
#SOZO日本の怪談 のハッシュタグで、たった1週間の短い投稿期間だったにも関わらず、700点を超える投稿をいただけました。どれも物凄いクオリティと発想です。投稿いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
昨日いっぱいで投稿受付は終了、これから受賞作品を選定し、明日11月10日(金)にヒューマントラストシネマ渋谷で行われる舞台挨拶にて披露および展示します。
受賞者には賞金などをご提供するというかたちで、AIアートに携わる人が「かせげる」環境を作りたいと思っています。
生成AIは業務効率化や、ともすれば「AIに仕事が奪われる」というコストダウンの方向でよく語られますが、私は生成AIで「かせげる」ようにしたいんですよね。
今回ご紹介している「生成AIでQRコードを発行」も、生成AIでかせぐひとつの具体例だと思います。生成AIが新しい仕事を生成してくれる方が明るい未来だなと信じてやみません。
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