見出し画像

メタバースは為政者の不老不死をついに実現する件。【未来予測】

おつかれさまです。モリプトタツヤです。
普段はWebサービスの開発や運営の支援、Web・アプリ・SNSのマーケティング活用などでプロデュース的に携わっています。

ここではWeb3やブロックチェーン、NFT、DeFi、DAO、DAppsなどCrypto関連について日々学んだことをアウトプットしていきます。

まとめて手軽に最新動向がわかる「Google AI任せのクリプトニュース」を毎日お届けしています。スキ・フォローの程よろしくお願いします!

■こんな人にオススメです。
・Cryptoを技術ではなくサービスや価値観などの軸から理解したい人
・Webマーケティングのトレンドやムーブメントを早耳しておきたい人
・いまWebマーケティングやWebサービス運営に携わっている人
⇒これから先の変化への想像力を広げていきましょう。

■マーク・ザッカーバーグ氏は不老不死を叶える

昨日の「Google AI任せのクリプトニュース」

で、この2つのニュースを並べてご紹介しました。

ニュースの中身は後ほどゆっくり読んでいただければ大丈夫です。
今回は想像力豊かに未来を妄想してみましょう。

メタバースを推進するために社名をFacebookからmetaに変えた創業者のマーク・ザッカーバーグ氏。彼はおそらく不老不死を実現するでしょう

■メタバースでタイムリープが実現する

今のメタバースにいる3Dアバターは、向こう側に操作している人間がいます。でも常々考えていました。メタバースにもNPC(non player character=コンピュータが操作しているキャラクター)が居るようになるのではないかと。

アバターのNPC化が実現するなら、普段は人間が操作しているアバターも人間がオフラインの時の「自動運転」も実現するはずです。
メタバースがコミュニケーションの場だけでなく働き稼ぐ場になるなら寝ている間も稼ぐニーズが生まれます。世界中の人がつながる場になるなら時差の問題を解決するニーズが生まれます。
そのソリューションが高度なNPC化です。

あらかじめ決められた動作をする単純なNPC化からスタート、でもこれはもっと高度化して自分自身が自ら考え、判断し、動作することにどんどん近づいていきます

オフライン時の自動運転で行った行動を後から自分自身で検証して、正解の行動はそのまま。意にそぐわない行動は修正したり、その時点に戻って行動をやり直すことで過去ログを修正する「タイムリープ」が日々の営みになります

タイムリープはSF的不思議体験ではなく、将来メタバースの中で不老不死を実現させるための日々当たり前の営みになるかもしれません。

もちろんNPCアバターはしゃべります。冒頭のザッカーバーグAIもインタビューに応じていましたが、これをメタバース内で氏の声でしゃべるようになります。

このくらいの本人ルックで、声も本人、しゃべる内容や思考も本人。高度化すれば向こう側に本人がいるかどうかきっとわからないでしょう。

■ソーシャルグラフ・トークングラフとの連携

メタバースに本人に成り代わるNPCを登場させるためには、日々の行動や趣味嗜好を学習させる必要があります。

SNSで誰とつながっているか、誰とどのようなコミュニケーションを取っているかは非常に重要な情報です。

加えて今後のWeb3期にはさまざまな行動がブロックチェーンに記録されていきます。さまざまなものがNFT化されていけばNFTの所有歴が趣味嗜好を表すようになります。

■不老不死を実現するのは為政者だけ

とはいえ誰でも不老不死を実現できるわけではないと見ています。

ネット上での活動が少なくリアルでの行動ばかりの人はログ不足でメタバースでの不老不死を実現できません。

生前の資金に余裕がない人はトークングラフの情報が薄くなりがちです。

生前に資金が増え続ける仕組みを作れなかった人は死後のアップデートがされず、不活性なNPCに留まります。これはある意味ゾンビかもしれません。

・生前に十分なトークングラフを蓄積しAIの学習材料が豊富
・死後もAIがNFTを購入しトークングラフがアップデートされ続ける仕組みを持っている
・その仕組みを維持する財力がある
・または周囲の人がアバターを「生存」させ続ける人気がある

という為政者のみが不老不死を実現すると予想します。

■メタバースは「法人」以来の発明

いかがだったでしょうか?
こんなかたちの不老不死は本当に実現しそうな気がしませんか?

人間はかつて「法人」というバーチャルな人格を発明しました。

法人というかたちで人格や性格、仕組みを持たせ、人間の寿命期間を超えて社会的活動をサスティナブルにするための仕組みを発明したわけです。

メタバースはこの超人的な人格維持機能を法人格よりさらにライトに民主化するためのツールと捉えることができます。

AIの進化と行動や思考のデータのブロックチェーン記録、ウォレット接続によるさまざまな行動の記録によって代替人格であるアバターが自立行動する状態が「不老不死」です。

その不老不死NPCアバターが組織行動をした時の社会的影響も想像すると面白いです。実在の人間の集団を超えるパフォーマンスを発揮するかもしれません。

不老不死もタイムリープもSFではなくきっと実現しますよきっと。

クリプトの事例や使い道を知ることで「すごい未来」の想像を広げられるようになるといいなと思います。今あるサービスがクリプトでこう変わるといいな、や、こんな新しいサービスを作れたらいいな、をどんどん発信していきます。

もし皆さまのところでクリプトなサービスを作る機会がありましたら是非お声がけいただけるとすごく嬉しいです。⇒twitterのDMでぜひ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?