『AIデバイスRabbit R1、APIキー、ユーザーの位置情報を勝手に送信など次々発覚』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.7.20
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■AIデバイス「Rabbit R1」をジェイルブレイクしたところ「ユーザーの位置情報を勝手に送信」「オープンソースのライセンス違反」などが次々発覚
期待された次世代AIデバイスと触れ込まれた「Rabbit R1」ですが、位置情報やAPIキーが勝手に保存され、一部はRabbitのサーバに送信されていたことが発覚しました。
製品発表でプレゼンテーションされた多くの機能が実際には使えないという不出来なだけではなく、ユーザーのデータを不正取得してサーバに送る仕様なわけですから、非常に危険な端末だと言わざるを得ません。
rabbit r1開発元に悪意があったかどうかは分かりませんが、勝手に取得され、勝手にサーバに送られたAPIキーなどの情報が何に使われるのか、サーバ側から再漏洩することはないのかなど不安が尽きません。
少なくとも詳細がわかるまで当面の間は電源を入れない、通信を遮断する方がよいのではないかと思います。
発表当初「サードパーティのサービスのユーザー認証情報は一切保存しない」と説明
wired.jpの今年1月12日のインタビュー記事によると、rabbit創業者のリュイは、Spotifyなどのサードバーティ―サービスのログインIDやAPIにアクセスするための個人キーなどユーザー認証情報はrabbit r1には一切保存しないと説明しています。
しかし実際はrabbit r1の中に直接記録され、さらにはrabbitのサーバに送っていました。
宇宙スパイ ウサギ大作戦
次世代AI専用デバイスという夢をのせて発表された「rabbit r1」には、地球人は油断させられました。。
「ピンクのぬいぐるみウサギ」ならぬ「オレンジウサギ」がひっそりと遂行していたミッションとは何だったのでしょうか。
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