『LIXIL、「顔認証玄関ドア」24年発売。玄関ドアのキーレス化の効果は絶大&将来の顔認証の一元化の布石に?』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.10.28
■LIXIL、「顔認証玄関ドア」24年発売
2023年はまだあと2か月ちょっと残っているので少し気が早いですが、我が家の今年のベストバイのTOP3に必ず入るのが「SwitchBotロック」です。
今回LIXILが発表したのは「顔認証玄関ドア」です。指紋認証などを備えたSwitchBotロックのさらに向こう側の、ハンズフリー&生体認証でより便利で安全になっているようです。
顔のデータと照合するためには通信が必要で、インターネットや電力が使えない時の不安は感じます。しかし、顔認証システムは防犯カメラと同じく顔を映像で捉えてログに残すものでもあるため、物理キーや指紋認証だけより別次元の安心感があります。
この製品の発売は来年と少し先ですし、後付けするにはドアの改修が必要で大がかりです。新築の戸建てを建てる時に導入するにはよいですが、後付けはあまり想定されていないのかもしれません。
この「顔認証玄関ドア」に限らず、玄関ドアのキーレス化の効果は本当に絶大なので、取り付け可能な家にお住まいの方は是非導入してみてください。金額以上の「気が楽になる」効果が実感できるはずです。
玄関ドアキーレス化のストレス軽減効果は圧倒的!
もっと早く導入していればよかった!と、毎日ドアを開けるたびに思うほど、「玄関ドアの鍵」に意識を縛られていたのだなと痛感します。
玄関ドアの鍵にはものすごくたくさんのメンドウが詰め込まれていて、これらのことを毎日毎日意識させられていました。
・家のいつもの鍵置き場から鍵を探す
・鍵を持ち出す
・鍵を鍵穴に挿して閉める
・鍵をなくさないように仕舞う
・鍵を落とさない、置いてこないことを意識する
・いつも仕舞っているところに鍵があるかを確認する
・鍵を仕舞ったカバンをなくさない、忘れない、置いてこないことを意識する
・帰宅したらカバンから鍵を取り出す
・鍵を鍵穴に挿して開ける
・鍵を自宅のいつもの鍵置き場に仕舞う
べつに玄関ドアの鍵なんて苦になっていないと思う人も多いでしょう。
しかしSwitchBotロックを導入して上記の意識をすべてなくなったら、いかに玄関ドアの鍵にストレスを感じていたかをあらためて実感できます。
導入してみないとわからないかもしれませんが、導入すれば本当に心が軽くなります。間違いありません。
子どもがいる家ではもっと効果絶大
さらに子どもがいる家庭では、子どもが鍵を持っていくのを忘れる、出先で鍵をなくした、という心配からも解放されます。
子どもが鍵を忘れたら家に入れません。自分が帰宅するまで外で待たせるわけにはいかないこともあるでしょう。子どもが鍵をなくしたとなると、誰かに拾われたら心配、と鍵を交換する羽目になるかもしれません。
今回の顔認証や、従来からある指紋認証などでキーレス化すれば、子どもが鍵を忘れないか、なくさないかの心配も、鍵が開けられず家の外で待ちぼうける子どもの心配も要らなくなります。
SwitchBotロック、今なら11%オフ
まったくSwitchBotの回しものでも案件でもないのですが、ちょうどSwitchBotロックがAmazonで11%オフで売られています。
上記のSwitchBotロック本体と指紋認証パッドのセットだけで十分です。
指紋認証パッドは絶対あった方がいいです。スマホアプリで解錠するより指紋認証のほうが圧倒的に楽です。
カードタッチで解錠できるICカードは鍵を忘れる・なくすなどの不安が鍵からカードに移るだけなので不要です。「ハブ2」があればインターネット越しに施錠や解錠ができたり鍵を閉めたかの確認ができて確かに便利ですが、まずはなくても大丈夫です。
鍵をなくしてシリンダー交換する費用より安価にキーレス化できますし、速く導入するほどストレス軽減効果を早く得られます。
電池がなくなったら開けられないという心配はほぼ不要です。電池が減ってくればスマホアプリで警告が早めに出ます。
なにしろキーレス化で気が楽になります。他の製品は未体験でわかりませんが、SwitchBotロックは使ってみた限りオススメです。
顔認証の登録IDが一元化されれば
最近ではスマホのロック解除も顔認証、銀行アプリも顔認証、暗号資産ウォレットも弊社では顔認証を採用しています。
パスワードレスが進む中で生体認証がもっと広く使われるようになるだろう未来で、サービスごとに顔を登録するのはちょっと面倒ですし、たくさんのところに登録するとどれかのサービスで顔の特徴データが流出するんじゃないかという不安を感じる人もいるかもしれません。
顔は自分のものですから、自分の顔に対していろんな鍵を紐づけることを自分で管理できれば、何度も登録する不便が解消できそうです。
顔データを直接登録することなく会員登録だけすれば、街中の店でも顔パスで入店し割引を受けたり、会社のドアの鍵が開いたり、ECで支払いができる。そして自宅の玄関ドアの鍵も開けられる。
これは未来っぽいと思いませんか?
玄関ドアはスマホと並んで一番多くの人に使われるものですから、LIXILの顔認証玄関ドアのようなところから顔認証がより広まれば、サービスごとに顔登録する面倒を解決するソリューションのニーズも高まるんじゃないかと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?