『生成AIで部活動を支援:チームみんながAIでマンガの主人公に変身!練馬の小学生女子ソフト部』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.7.23
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■チームみんながマンガの主人公に変身! AIでイラスト化、グッズ展開「流行るかも」 練馬の小学生女子ソフト
生成AIで部活動を支援する
練馬区の小学生女子ソフトボールチーム「石神井スマイル」は、全国大会に向けて、生成AIを活用して選手たちのイラストを作成し、グッズ展開を行っています。
選手一人ひとりがマンガのキャラクターのようにデザインされ、これらのイラストはTシャツやクリアファイルにプリントされています。
そしてこのグッズで寄付サイトを活用してチームの資金調達を行い、全国大会の支援を募っています。
画像生成AIのシンプルな使い方ですが、選手も自分がマンガ化されることに感動しますし、チームの資金調達にもつながり、チームの支援をした人も一人ひとりの選手のマンガキャラが描かれたTシャツは満足度が高い、まさしく「三方由し」な生成AIの活用方法です。
部活動の運営費用問題
部活動に参加できるかできないかが親の経済状況に依存してしまう親ガチャ問題も顕在化しています。
先生の部活動対応による長時間・無償労働問題も以前から叫ばれていますが、多くの費用を先生も自腹で負担していることも隠れた問題です。
生成AIだけで部活動の運営費用が賄えるほど安易なものではありませんが、クラウドファンディングで広く応援者を募る資金調達の方法と組み合わせ返礼品にかかる制作時間やコストを最小化することで、少しでも部活動の費用面の課題に対処することができるというのは、非常に良い生成AIの活用方法だと思います。
将来は生成AIでスポーツ番組も製作可能に?
作詞作曲を行う生成AI、プロモーションビデオを簡単に作れる生成AIなど、新技術がどんどん開発されています。
さらに進化が進めば、今回の「全国小学生ソフトボール大会」のようなテレビ中継されない、映像コンテンツ化されることのないスポーツ競技についても、保護者がスマホで撮った映像を元に自動的に編集し、スポーツ番組風の映像アーカイブを作ることも将来は出来るようになるのではないかと思います。
ゲスト解説者すらアバターで生成し、映像を元にコメントを語ってくれるところまでを完パケの番組コンテンツのように生成してくれれば、大会に出場した人やその家族、関係者の大きな思い出になるでしょう。
この映像作品をクラウドファンディングの返礼品にしたり、番組内のCM枠を販売するなど、グッズ販売以外のおもしろい使い方にも発展できそうです。
このように、生成AIで部活動を支援するという活用方法は、技術の発展とセットでもっと広がりを見せそうです。