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『オンデーズ、ビジネスやアウトドアで活躍するオーディオグラス、11月3日(金)より発売』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.10.24


■【OWNDAYS | オンデーズ】聴こえるメガネ!ビジネスやアウトドアで活躍するオーディオグラス、11月3日(金)より発売。ファーウェイ・ジャパンとのコラボレーション第2弾

昨年に引き続き「聴こえるメガネ」をテーマに、メガネを視力矯正のアイテムだけではなく、耳を塞がないオーディオ体験ができる進化したアイウェアとして、コラボレーション第2弾を実施することとなりました。

1日10時間ラジオやポッドキャストを聴く習慣がら、耳には常にワイヤレスイヤホンが刺さっています。radikoの2010年立ち上げの時からですから、年間3000時間以上ラジオを聴く生活をもう13年続けています。

そんな生活でちょっと困るのが、「耳がいつも塞がっているように見えること」でした。

ラジオを流していない時でもイヤホンは耳に入っていることが多く、聴けるときにはラジオを流す、人と会話する時は外音取り込みモードにするかラジオを止める、という、イヤホンが体に内蔵されているのがデフォルトな状態です。

機能的には耳にイヤホンが入っていても会話できるのですが、相手にとっては話を聞く気がないように見えてしまいます。

そんな私にとって、メガネにスピーカーが内蔵されたオーディオグラスは福音のデジタルガジェットだなと以前から思っていました。これなら一見「聴く耳を持っている」ように見えます。


オンデーズへの度入りレンズに持ち込み交換依頼がキッカケ

これまでさまざまな電化製品メーカーがオーディオグラスの販売を行ってきましたが、メガネ専門店ではほとんど扱われていないのが現状でした。一方で、家電量販店で購入したオーディオグラスを度付きのメガネとして使用するために、OWNDAYS店舗に商品を持ち込むお客様も多く、そのレンズ交換を承るなかで、オーディオグラスのニーズを実感し、その取り扱いを検討していました。

メガネ屋さんであるオンデーズが、ファーウェイと組んでオーディオグラス市場に参入するキッカケは、電化製品メーカーが作ったオーディオグラスを度入りレンズに持ち込み交換に訪れる人が多かったことなのだそうです。

私も近視でメガネをかけていますが、オーディオグラスに手が伸びにくいのはサングラス型が多くレンズ交換が必須で、交換できるかわからなかったせいもあります。

メガネ屋さんが出したオーディオグラスであれば、メガネとしての安心感はとても高いと感じます。


ガジェット部分の陳腐化は課題

度入りレンズへの交換が必要だったことに加え、オーディオグラスに手が伸びにくかった理由のひとつは、イヤホンのガジェットとしての進化が著しいことです。

今メインで使っているイヤホンはソニーのWF-1000XM4です。後継機のXM5が出てノイズキャンセリング性能がさらに上がったそうですが、XM4もとても優秀です。

かたや、外音取り込みモードは弱め&不自然で、サブ機として持っているAirPods Proのほうがイヤホンをつけたまま対面の人と会話するのには向いています。

先日発売されたAirPods Proの最新型は周囲の音から雑音だけを取り除いて会話をしやすくする進化を遂げているようです。

このように、イヤホンは年年歳歳バージョンアップします。その様子を眺めるのがガジェット好きの楽しみでもあります。

オーディオグラスも今後は機能的にバージョンアップし続けると思うのですが、メガネと一体化しているおかげで、頻繁に買い替えない&自分専用レンズのせいで買い替え時にメルカリで売ることも難しいのが課題です。

今後はオンデーズが新型機が出た時に下取りキャンペーンをやってくれたり、中古で手に入れた旧型機のレンズを格安で自分用に交換してくれるサービスが付帯すると、ガジェットとしての進化を楽しみやすくなるはずです。


音声AR化とソフトウェアの充実に期待

GoogleマップがAIとARで超便利に進化しつつあります。

道に直接案内が浮かぶのは超わかりやすい

スマホのカメラで道路を映すと、進路を空間にラインで案内してくれますし、曲がるポイントでは空間に矢印を浮かべてわかりやすく表現してくれます。

道に面した店の情報も表示できる

ライブビューモードでは、歩いている道すがらの店舗の情報をストリートビューに重ねて見せたりもできるようになっています。

これらはとても便利なのですが、おのずと歩きスマホになるのが危険です。真骨頂を発揮するのはARグラスとの連携なのでしょうが、まだ使えるARグラスが登場していません。

いまならオーディオグラスでの音声AR体験も面白そうです。ただし、音声案内の仕方は進化が必要です。

曲がるポイントだけを案内するカーナビのような音声案内の仕方が現状ですが、このまま歩き続けていて良いのかが不安になります。音声ARならではの案内方法を是非編み出してほしいと思います。

MetaQuest3ならドクターストレンジ風に草原にワープゲートを作って雪山にワープすることもできるようです(驚)

オーディオグラスでも想像力を働かせれば、田舎道をニューヨークのど真ん中に変えるようなこともできますし、もうすぐ始まる街中のクリスマスイルミネーションに合わせてクリスマスBGMを流すようなこともできるはず。

新しい音声AR体験をしやすいのもオーディオグラスの可能性だと思います。イヤホンとはちょっと違う音声体験ができるソフトウェアの充実がオーディオグラスの次のステップだなと思います。

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