『AIお絵描きは最高のパーティーゲーム!人狼・お絵描きクイズ・絵しりとり』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2022.9.21
■AIお絵かき人狼『AIアートインポスター』発表。AIに指示してテーマに沿った絵を作成、お題を知らない“偽者”は誰だ
AIアートを使った人狼ゲームの登場です。これは秀逸なアイディア!
AIアートは言葉で絵を描かせるツール、人狼ゲームは1人だけ嘘つきの犯人=インポスターを探すゲーム。これを掛け合わせて
AIが描いた絵は似たようなもの。1人だけ混じっている、テーマキーワードを知らないインポスターを特定する人狼ゲーム
に仕立ててあります。
具体的には、テーマを知っている他プレイヤーがAIに絵を描かせた後、インポスターは全員の絵を見て、似たような絵を描かせます。そして全員でテーマを知らない人物を推理する、という手順です。
AIアートに上手に絵を描かせられる人、そうでない人、またAIアートが出力する絵の毎回のブレなどでそもそも全然違う絵が出てきてしまうこともあります。インポスターを見つけるよりも出てきた絵を見てみんなでワイワイ盛り上がるパーティーゲームとして使われそうです。
■お絵描きクイズ、絵しりとりをAIピカソで
お絵描き系ゲームというジャンルがあります。これらにAIアートを組み合わせると新たなゲームが作れそうです。
そのモノの名前は直接言わず、特徴だけを言葉で伝えて、相手に絵で描いてもらって当ててもらう「お絵描きクイズ」というゲームです。アプリやWebサービスもたくさん出ています。
最後は絵に描いて当ててもらわなければならないので「相手の人が描けるモノ」を選ぶ必要があるコミュニケーションゲームです。
しかしAIアートは何でも絵にしようとします。描けないものはありません。(当たっているかはともかく。)
光文社のこのページのサムネイルにもある「大きい」「乗りもの」「空を飛ぶ」でイラストをAIピカソに描かせてみたらどうなるでしょう?
正解は飛行機!AIピカソさん見事正解です!
では2問目。
とサイト内に例が書いてあったのでそのままAIピカソに入れてみます。
おぉ!リンゴっぽいものを一発で描いてきました!
皮をむいて切って食べるという呪文なので皮が剥かれたり切られたりするかと思いましたが、AIピカソさんは「お絵描きクイズ」のルールをよく知っているようです。
でも別の案を出させてみたらトマトっぽいものになってしまいました。これもAIアートの醍醐味。
描かれた絵を次の人に見せて、見た人は新たな呪文でAIアートに絵を描かせる、を数人でやれば「絵しりとり」になります。
ちょっと早いですが、年末の忘年会あたりでスマホでも手軽・高速に使えるようになったAIアートを使った絵しりとりが超流行る予感!