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『「トロッコ問題」をギャルが解決(?) 正解のない難題へシンプルに挑むアニメコントがじわじわくる』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.9.2


■「トロッコ問題」をギャルが解決(?) 正解のない難題へシンプルに挑むアニメコントがじわじわくる

 「5人を助けるためにほかの1人を見殺しにしてもよいか?」を問う倫理学の課題「トロッコ問題」を、ギャルがシンプルに解決する動画が人気です。投稿主は、異能力を持つ高校生だちが特に能力を駆使するでもなく平穏な日常を送る世界を、アニメコントで描くYouTubeチャンネル「私立パラの丸高校」。

ギャル2人が「トロッコ問題」を解決してしまうY2KルックのYouTubeアニメが素敵すぎます。動画を配信しているのは私立パラの丸高校さん速攻でチャンネル登録しました。

「トロッコ問題」とは、暴走したトロッコが走るレールの先に分岐があり、そのまま走ると5人、分岐を切り換えると1人がトロッコに轢き殺される、とう例を取り、ウィキペディアには

「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」という形で功利主義義務論の対立を扱った倫理学上の問題・課題

だと定義されています。

が、今日はそういう難しいことは置いといて、この素敵すぎるギャル動画をご覧くださいな。


トロッコ問題を解決するギャル

コントはギャルが登山したときの体験を友人に語る形で展開。トロッコが暴走し、このままではレールが分岐した先にいる1人、もしくは5人組のいずれかがひかれて死亡する状況に直面したといいます。「そんな『The トロッコ問題』みたいな状況あるんだ……」と、横で聞いていた男子も困惑気味。

 分岐を切り替えるレバーを引かなければ5人が死に、引いても1人が死んでしまう悩ましいこの状況。ところが、ギャルはこの期に及んで、「レバーがめっちゃ汚くて触るのやだなってなって……」などと言い出します。普通はそこで迷わないんだよ!

 本来は2択でその人の倫理観を問う思考実験に、現実に直面したギャルがとった行動とは?
 ギャルが取ったまさかの“第3の選択肢”はツッコミ役の男子を妙に納得させたのでした。

さて、ギャルはどのようにトロッコ問題を解決したのでしょう?


Nゲージで「両方助ける」

Nゲージを実際に走らせて、トロッコ問題の解決を実際にやってみた実験動画です。

のネタバレ解説も。


実物のレールとトロッコで「両方助ける」

先ほどのものはNゲージ、つまり模型でしたが、これは実物のレールとトロッコを使っています。

ポイントを「中立」にするとはどういうことか?の解説も。こういう中途半端な状態にすることが、原理的にはできるのですね。「中立」になると脱線してしまうわけですから、おそらく普通の電車のポイント分岐は「中立」にならないように制御されているんだと思います。


自動運転、国交省が「トロッコ問題」の解決などに予算2.4億円計上

国交省は社会受容性の観点から、どういった判断が適切か調査を行うという。つまり、トロッコ問題の結論を出そうという試みと言えそうだ。AI(人工知能)を開発するにあたって、避けては通れない課題に向き合うことになる。

近年の「トロッコ問題」といえば自動運転。本当に「選ぶ」ことを迫られた時、自動運転AIはどうすべきか、その時の責任は誰にあるのかなど、現実的な課題です。

自動運転車の「トロッコ問題」が起きた時の国の方針を決めるという「解決」も必要です。


多分校長イーロンになった学校編も

風刺的な動画も、難しい哲学や物理の課題をエレガントにギャルらしく解決する動画もたくさんあります。この週末にごゆっくりお楽しみください。


マーケティングにアニメは強い

コント仕立てのアニメやマンガはマーケティング表現として良いですね。今後、私立パラの丸高校さんコラボのPR動画が増えてくるんじゃないかと思います。うちもなんか頼めないかなーと夢想したりしてます。

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