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『毎年恒例「サンタトラッカー」今年はAI&セキュリティがやさしく学べる。来年はNFT&メタバース?』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2022.12.25

■サンタはセキュリティ意識低い? 手紙はAIが代読? Google「サンタ追跡サイト」のユニークなゲームを遊んでみた!

サンタトラッカーの醍醐味(だいごみ)は、その名の通りサンタを追跡することだ。しかしサンタが仕事を始めるのは12月24日。そこでサンタトラッカーでは、12月に入ってからクリスマスまで飽きずに過ごせるよう、遊んで楽しめるコンテンツをたくさん用意している。

今日は12月25日、クリスマスですね。

毎年クリスマス時期になると公開される「サンタトラッカー」というGoogleが運営するサイトをご存じでしょうか。

文字通りサンタが世界中を飛び回ってプレゼントを配っている様子を追いかける、ある意味メタバース的なWebサービスです。かなりのスピードで移動していること、ものすごい量のプレゼントを世界中に配りまわっているのを目の当たりにできます。

背伸びしたお子さまから「サンタさんは本当にいるの!?」と訊かれたらサンタトラッカーを見せてあげましょう。


リアル版サンタトラッカー「NORAD Tracks Santa

もっとリアルな方がよければ

米国とカナダが共同運用する北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が2000年代初頭から実施しており、Webサイト「NORAD Tracks Santa」を公開している。

NORAD Tracks Santa」もオススメです。

宇宙防衛を担っているアメリカとカナダの共同部隊が運営しているサンタトラッカーサービスです。軍がサンタの位置を追跡している様子はユーモラスですし、地球全体のデジタルツインっぽく見せるリアルな見た目はGoogle版サンタトラッカーとは対照的でシンプルに驚けます。


Google版サンタトラッカーにはミニゲームがいっぱい

Google版サンタトラッカーのページを下にスクロールすると(ここが少し気づきづらい)、Web上で遊べるミニゲームがたくさんあります。

上下左右のカーソルキーで遊ぶリズムゲームや上からプレゼントを落として旗に命中させるゲームなど、シンプルながら時間があっという間に溶けてしまうゲームがたくさん用意されています。

ウォーリーを探せ系のゲームは画面を拡大縮小しながら長い時間真剣に探してしまいました。


遊びながら学べるコンテンツも

その中に、ご紹介した記事でも取り上げられている「学び系ゲーム」がかなり秀逸です。

 サンタさんの部屋を見てみたい――多くの人が考える夢だが、秘密主義のサンタはそう簡単に見せてくれないだろう。しかし、果たして本当にそうだろうか。サンタトラッカー上で公開中の動画「対ペンギンセキュリティ」を見てみよう。
 動画は、くつろいだ服装のサンタが秘密の部屋に入るシーンで始まる。一見すると電子錠で厳重に守っているので忍び込むことは難しそうだが、サンタが設定していたパスワードは「同じ記号3連続」というお粗末なもの。あまりに簡単だったので、のぞき見していたペンギンたちにばれてしまった。

セキュリティ、特に身近なパスワードの脆弱性についてユーモラスに学べるコンテンツです。

サンタトラッカーは世界中で子どもも含めて楽しまれるコンテンツを想定して、非言語で伝わる内容と操作性になっているのも秀逸です。また登場キャラクターも人種や性別などの多様性に配慮されていたりします。


来年はNFTが学べメタバースでサンタと会話ができる?

今年はセキュリティとAIについてが主に取り上げられていますが来年はどうでなるでしょう?

ブロックチェーン技術が今よりもっと身近になるだろう来年には、NFTやウォレットについて学べるコンテンツが投入されるかもしれません。またサンタトラッカーで学んだことの証明書がNFTで発行されるかもしれませんね。

ブロックチェーンまわりは新しくてわかりづらく詐欺も多いので、このサンタトラッカーのミニゲームのような取っつきやすくわかりやすいUXで学習機会を提供するのは効果が高そうです。

またGoogleがChatGPTなどAIを強く意識し始めてもいますし、サンタと自由に会話できるメタバースコンテンツというのも投入されるかもしれません。


クリスマスが日曜日なのもあって今年は穏やかな年の瀬感があります。仕事は絶賛大忙しですが、今日はゆるりと過ごします。

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