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『キャッシュレス利用調査 シニア世代は意外と現金利用が少ない?』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.8.2
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■キャッシュレスはクレジットカード派? QRコード派? シニア世代は意外と現金利用が少ない?【プラネット調べ】
プラネットは、キャッシュレスに関する意識調査を実施した。キャッシュレスの利用状況について、男女4,000人が回答している。
株式会社プラネットが実施したキャッシュレス決済に関する調査結果を紹介しています。調査によれば、直近1カ月の支払い方法として「現金」が73%で最も多く、次いで「クレジットカード」が65%、「QRコード」が50%となりました。
特に60代以上では、現金よりもクレジットカードの利用が多いことがわかりました。
高齢者とキャッシュレス決済の意外な関係
多くの人が「年齢が高いほどキャッシュレス決済を使わない」と思い込みがちです。しかしこの調査では、特に60代以上でも現金派が優位に多いわけではなく、70代が全世代で最も現金派が少ないという結果でした。
60代以上の女性が最もキャッシュレス派が多い
別の調査でも同様の傾向が確認されています。
ネオマーケティングの調査では、60代以上の女性が他の世代よりもキャッシュレス支払いを積極的に使っていることがわかりました。
一方で、60代以上の男性はまだ現金を多く使う傾向があり、同じ世代でも男女の違いが見られます。
なぜ60代女性がキャッシュレスを選ぶのか
60代女性がキャッシュレスを選ぶ理由はさまざまです。まず、利便性があります。スマートフォンで簡単に支払いができ、財布を持ち歩く必要がありません。また、安全性も重要です。現金を持たないことで、盗難や紛失のリスクが減ります。さらに、家計管理のしやすさも大きな利点です。支出を簡単に確認でき、管理がしやすくなります。
スーパーで食料品を買うのは女性が多いことが要因ではないかと思います。ポイント還元やクーポン割引を誘引剤としてキャッシュレス決済を使い始めて慣れたであるとか、銀行が支店やATMを廃止した結果、銀行に行くことが難しくなったことも影響がありそうです。
海外ではQRコード決済の統一が進む
通常、QRコード決済は各サービスによってQRコードが異なるため、複数のサービスが乱立すると、お店は集客を増やすために複数のQRコードを設置しなければならず、それによりレジ操作の複雑になるといった負担につながってしまう。また、ブランドカードとは異なりコード決済は原則自国での利用としているため、越境利用ができない。
しかし、ここ数年でアジア各国でのQRコードの統一・相互開放が進んでおり、将来的にはより統一されたQRコード決済ネットワークが形成されることが期待されている。日本でもQRコード決済の統一を目指す「JPQR」が2025年度からASEAN各国のQRコードサービスとの相互利用をする方針と発表された。今後は海外観光客が母国のQRコード決済サービスを本QRコード1つで決済が可能になれば、お店の負荷減少につながることが期待できる。
少し長く引用しましたが、海外ではQRコード決済の統一・相互開放が進められています。日本でも来年からASEAN各国を中心に外国のQRコード決済と互換性を持たせることが進められています。
国内の統一を先に!
この記事では国際間のQRコード決済の互換性を中心にまとめられていますが、日本国内でも複数のQRコード決済間で相互乗り入れができるようになれば、一層キャッシュレス支払いが普及しやすくなるはずです。
この店はどのQRコード決済に対応しているのかな?を心配するのは身近な課題です。グローバル対応より前に国内のQRコード決済の統一を是非。