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『ラジオ番組のアシスタント募集にNFT活用。どうやって?』~【新しいWeb3ビジネスのアイディアのタネ】・Web3ニュース2022.5.23

今日は「ラジオ番組のアシスタント募集にNFT活用。どうやって?」に注目!
・FM愛知、元RIP SLYME「suさんのどこかの誰かと」アシスタント募集!NFTを使った画期的なシステムが後押し
・推しとファンの関係をFan to Earnで双方向化
・投げ銭の手数料の高さがNFT・トークンを後押し?

後半
・NFT鳴門美術館がメタバースでギャルバース展
・ソラナのNFT市場「Magic Eden」取引件数がOpenSeaを上回る
・「Symbol Shop Point」金融庁の許可獲得、企業囲い込み型ポイント経済圏に一石を投じられるか


おつかれさまです。モリプトタツヤです。

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■トップニュース

ヒップホップグループ、元RIP SLYMEのsuがパーソナリティを務めるラジオ番組のアシスタントを募集。23日からエントリーを開始する。その際、いま注目のNFTと呼ばれるデジタル資産を活用し、企画を盛り上げるという。

↑ラジオ番組のアシスタント募集の
オーディションにNFTを活用とのこと。
NFTをどのように活用するのかを
追いかけてみました。
参考になる部分がたくさんあります。

ざっくり要点まとめ
・推しNFTがリターンとしてもらえるライブ配信を通じてアシスタントオーディションを開催

・ファンの課金のリターンとしてNFTがもらえ、推しが大成するとNFTが値上がりするかも

・ファンが課金する→推しが稼ぐ、の一方通行の関係性をNFT(とトークン)の価値変動性を活用して一体化させる試み
NFTアートの世界ではすでに行われている推しとファンのFan to Earnチーム

・まだ暗号資産決済のハードルが高いぶん日本円決済のプラットフォーム需要があり手数料が存在しているが、将来は手数料がゼロに近づくはず

・特にライブ配信の投げ銭の手数料は65%ピンハネなどはザラ
暗号資産とNFTを活用した手数料低減はライバー側の需要として広まりそう

今回のラジオ番組のアシスタント
オーディション企画は↓

優勝者にラジオ番組のアシスタントのポストが与えられるが、ライブ配信・ライバー事務所のジャッパラ株式会社・ジャッパラエンターテインメントと提携し、共同オーディションという形を取る。

オーディションにあたっては、ライブ配信アプリの強みをいかすとともに課金に対するリターン商品として、推しのNFTをプレゼントするという日本初の試みを行う。

リリース文から要約

↑オーディションそのものを番組および
ライブ配信のコンテンツにするのは
最近の王道の流れ。J01やBE:FIRSTなどで
おなじみです。

オーディションで候補者の段階から
「ファン」「推し」が生まれていきます。
「推し」がオーディションを勝ち抜ける
ようにファンは応援をしますが、
ライブ配信アプリ上での応援はつまり
課金です。

課金して推した結果、推しが大成する
ことを幸せだと思う人が課金する
わけですが、
推しが大成してもファンには
直接的なリターンがありませんでした。

推しもファンもある種の欺瞞、
金銭を介在させる推し方、
投げ銭を促す職業的な活動表現
をお互いに合意しているという
ちょっと不思議な関係性があります。

ここに少しだけ忖度を減らした
リターンNFTという要素を追加しています。

推しが大成したらリターンNFTが値上がり
NFTを預けてグッズの版権印税をもらう
などファン側の金銭的インセンティブ
を持たせられるようにしています。

純粋な推しの目線だけでなく、
どの人が売れるかな?
どのくらいの規模で売れるかな?
という投資家やプロデューサーの目線
もファン側が持てるようになる
というのがこれまでのライバー投げ銭
と大きく違います。

推し側も一時的な収益ではなく
ファンと一緒にNFTの価値向上や
二次流通の活性化など長期目線での
活動の方が稼げるという切り替えも起こる。

半分以上をプラットフォーム手数料で
持っていかれる投げ銭に頼るのではない
新たな推しとファンの関係性を
NFTで作ることができるかもしれない。
Fan to Earnの世界線です。

↑今回のアシスタントオーディションで
発行されるNFTは
ドリサポNFTというマーケットプレイス
で取引されます。

アイドルやアーティスト等、
エンタメに特化したマーケットプレイス
としており、推しとファン向けの専門店
というポジショニングです。

詳しい記載がないのですが出品されている
NFTがイーサリアム建ての表記も
あるので、ETHパブリックチェーン
なのだろうと思います。

また「cheerscoin」という独自コインも
発行しており、決済にも使用可能です。
シンガポールの「SCワールドエクスチェンジ
にIEOされています。
つまりなんちゃってNFTではなさそう。

↑こちらの記事ではドリサポNFTが
オーディション形式の推し創出の
過去事例が挙がっています。

今回もラジオ番組のアシスタントを
募集するというより、
アイドルを生み出す試みのようです。

推しとファンのためのNFT
というコンセプトは魅力。

応援の仕組み、ファンクラブ運営機能、
宣伝チームなどがあれば
OpenSeaではなくドリサポNFT
と積極的に選ぶ理由になりそうです。

そうなればNFT売買や投げ銭の手数料
ではなく
ファンクラブ運営プラットフォーム
の会費という収益化に置き換えも
可能なのではないかと思います。

手数料が限りなくゼロに近づく
Web3の時代では
今高い手数料を取っているところは
別のモデルへシフトすることを
自ら先に手を打った方が安全です。

ファンを推すことで食っていく
Fan to Earn
はとても幸せな働き方。
儲かるから推すのはハッピーじゃない
けれど
推しの大成功を心底願える仕組み
は今後もっと広がるといいなと思います。


■NFT関連

5月4日の「SHINSEI GALVERSE」とのコラボイベントに続き、「NFT Naruto Museum Galverse展」をNFT鳴門美術館で6月から開催予定

新星ギャルバースは、日本人2名のクリエイター+オーストラリア人2名(サポーター)の4人体制で運営されているNFTコレクションになります。

2022年、NFT市場が拡大する中、Twitter上のNFTコミュニティを活性化し、市場を更に盛り上げていくことを目的としてフォロワー参加型の渋谷駅構内NFT広告プロジェクトを2022年3月より開始しました。

応募期間2022年3月17日から5日間の短期間にも関わらず総数841名の応募をいただきました。トレンドの街・渋谷にNFT壁面広告を掲載することで「制作したNFT作品」「保有しているNFT作品」の露出機会の提供も実現します。

↑2022/5/23(月)~2022/5/29(日)に
渋谷駅構内壁面広告に掲載。
見に行けるかなー

↑イーサリアムのガス代が下がったら
わかりませんが、やっぱりETHのガス代は
高すぎるし払いたくないです。

Magic EdenのユーザーはOpenSeaよりも高い頻度で取引しているが、まだ優良なNFTプロジェクトが少ないため、取引件数は多いものの、取引高ではOpenSeaに劣っている。

↑STEPNのおかげで一番売買しているのがSOL
という人も多いと思うので、
SOL保有者が増えれば優良プロジェクトも
自然と生まれそう。ニワタマの話ですが。

<Stella α版でできること>
Stella(ステラ)α版では、ウォレットや暗号資産に馴染みのないファンに対し、デジタルコンテンツを簡単に販売/配布することができます。(ファンの方がデジタルコンテンツをNFT化する際に、ウォレットは必要となります。)

また独自のスキームにより、事業者側も秘密鍵や暗号資産を自社で管理することなく、簡単にNFTの販売/配布を開始できます。今後は、NFTホルダーだけが入れるコミュニティ機能の提供や、NFTに対する投票権付与など、NFT自体にユーティリティを持たせる機能を追加実装していく予定です。

このプロトコルは、ユーザーがさまざまな形式でNFTを購入することを可能にするものだ。例えば、一つのNFTを取得するために、別のNFTとイーサリアム(ETH)を合わせてオファーするといったことが可能。

また、NFTコレクションを問わず、NFTの具体的な特徴(traits)のみで購入する選択肢が実装されており、投げ銭機能にも対応している

発表によると「最初のオファーよりも投げ銭を多くしない限り、出品を完了するときに追加の考慮項目を含めることができる」という。

↑単純な金銭売買だけではない、
物々交換やNFT+トークンなど
さまざまな取引形態を可能に。

↑ブロックチェーンEXPOで体験
しましたが、これはイイです。

自分は1枚このNFT名刺を持っていれば
名刺入れにたくさんの紙名刺を入れておく
必要も、途中で名刺が切れることも
心配不要。

まぁ名刺交換の機会が
めちゃくちゃ減ってはいますが、
だからこそリモート会議でも名刺交換が
ちゃんとできる仕組みにも
QRコード経由で実現できるのもいい。
モリプト名の名刺、これで作ろう。
(会場では時間がなくて入力作業が
できなかったので後ほどやってみます。)


■メタバース・VR/AR関連

戸田市は地元企業の競争力を強化しようと、CTCが提供するコンピューターで人工的に作り出した仮想空間=メタバースでビジネス展示会を開きます。

展示会は戸田市を中心におよそ30社が参加予定で、企業はメタバースにブースを出展し、来場者は分身のアバターになって会場内をまわり、出展企業と商談などができるということです。

↑車とバイクにMRが標準搭載される
時代が早く来てほしい。
(自転車と歩行者はウェアラブルで)

↑これはシンプルに楽しい!
さらにツルハシで掘りたい。


■ガジェット関連

クアルコムの以前のリファレンスモデルは、Nreal LightやLenovo ThinkReality A3などで活用されてきた実績があるため、早ければ数か月、さらに1~2年のあいだに、いくつかの会社から今回のリファレンスをもとにした製品が出てくると考えられる。

↑これがそのまま発売されるのではなく
別のメーカーが開発のベースや参考に
するためのリファレンスモデル。

そういうビジネスモデルがある
ということを初めて知りました。


■国際動向

↑そうか、暗号資産であっても
SWIFTの枠組みの中で運用する
という方向性か。
技術的な暗号資産という仕組みと
ビットコインの思想は
分けて考えたほうがいい。

↑タイトル間違ってますよ。
「何の価値もない」とは言ってなくて
「何の裏付けもない」とテラ事件を念頭に
置いた発言だと思います。


■事件・事故


■テラ大暴落


■チェーン・コイン関連

Symbolのブロックチェーンで発行されるトークン「モザイク」を用いて"加盟店共通ポイント"を発行する『Symbol Shop Point構想』の加盟店共通ポイントが、金融庁から正式に許可を得たことを発表しました。

↑これは実は強力なユーティリティ。
ポイント経済圏を囲い込みで使っている
現状の各社にとっては脅威かもしれない。

囲い込みという発想がどんどん薄れ、
「悪」という風潮が広まる可能性もある。

ユーザーデータを1社独占する仕組みでもあり
データの所有をユーザーに返すWeb3の流れ
からするとポイント経済圏のオープン化は
正義。経済合理性が付与されれば一気かも。


■資金調達


■マイニング関連


■投資関連


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