『地上波テレビをやめてみようとした話』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.10.5
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■地上波テレビをやめてみる
私は地上波テレビをほとんど見ません。と言っても、まったく見ないわけではなく、朝に何となく点ける程度です。
うちは山間部にあり、地上波の電波が届きにくいエリアです。そのため、地上波テレビを視聴するにはケーブルテレビを引くしかありません。利用しているのはJ:COMで、月額5,388円。以前はケーブルテレビの専門チャンネルやBSも楽しんでいましたが、今ではほぼ映像サブスクばかりで、そちらは全く見なくなりました。
地上波のためだけに月額5,388円!
つまり、地上波を見るためだけに月5,388円を払っているということ。正直、これは高すぎます。
Netflixはスタンダードプランで月1,490円、エミー賞を獲得した「SHOGUN 将軍」が見られるDisney+は990円、Amazonプライムに至ってはプライム会員であれば無料です。それらを考えると、ケーブルテレビはかなり割高に感じます。
地上波テレビが見られる映像サブスクが月額5,388円(しかもほとんど見ない)、みたいな状態の我が家。もし新しくサブスクに入ろうとするなら、こんなプランにはまず入会しないですよね。
なくなるのはちょっと不安
とはいえ、ケーブルテレビを解約してしまうと、地上波が一切見られなくなります。ほとんど見ないとはいえ、全く見られなくなるのは少し不安です。
TVerでは番組単位で視聴可能ですが、地上波テレビは、わざわざ番組を選んでまで見るほどではありません。何となく点けたら流れている、という感覚が大事なんです。
でも、ただそれだけのために月5,388円はやはり高すぎる。
意を決して解約を決断
迷いましたが、意を決して、ケーブルテレビの解約を決めました。
Webで解約申し込みをしたものの、その場では完了せず、J:COMから後日電話がかかってくる流れに。機器の撤去工事日程を決める理由もあるでしょうが、解約を引き留めるための説得もあるかもしれません。
10月から新料金プランが!
実際に電話がかかってきたので、ケーブルテレビを全く見ないこと、地上波を見るためだけに5,388円は高いと感じていることを伝えました。すると、「10月から料金プランが変わり、もっと安いプランができた」とのこと。
そのプランは「J:COMTVセレクト」というもので、月額2,970円(税込)。専門チャンネルは6つに絞られますが、私は全く見ないので問題なし。
これに変更すれば、月2,418円の節約になります。地上波が完全に見られなくなる不安を考えれば、半額近くに抑えられるのは現実的な落としどころかなと感じ、今回はこのプラン変更に納得しました。
我が家のように地上波テレビを見るためだけにケーブルテレビに入っている人は多くないかもしれませんが、サブスクでいいじゃん、ケーブルテレビは高いし、と感じている人が多いのでしょう。
固定電話は廃止してみた
ついでに、J:COMで契約していたことを忘れていた固定電話は、今回を機に解約することにしました。
固定電話は地上波テレビ以上に使わないのに月額770円払って、迷惑電話くらいしかかかってきませんし。
合計3,188円の節約
これでケーブルテレビの料金削減と合わせて、月額3,188円の節約。年間にして3万8,256円の節約は大きいです。
ストリーミングサービスだけの生活
Abemaでニュースを見るなど、地上波テレビがない生活を1日試してみました。情報は得られるものの、チャンネルを変えるたびに通信の読み込みが毎回あること、通信速度が遅くなると画質が荒れることなど、通信だということを強く意識させられるもので、代わりにはならないと感じました。
最近はAbemaやNetflixといったストリーミングサービスだけで十分という考え方が広まりつつありますし、ひとり暮らしを始めた大学生などは家にテレビがないということも実際に増えているとも聞きます。
しかし、放送のチャンネル切り換えのスムーズさ、点ければ何かやっているという気軽さは、オンデマンドストリーミングでは完全に置き換えられないなと感じました。とはいえ、やはり地上波テレビを見る時間はますます減りそうだなとも思います。
今回は使わないものを整理して月額3,188円の削減ができました。次は、入りすぎているサブスクの整理を考えるべきかな。