『ネズミの脳波からAIが画像を生成、東大が発表 うちのチョコポメ「ナノ」の頭の中を生成AIで覗きたい!』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.9.13
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■ネズミの脳波からAIが画像を生成、東大が発表 脳波の変化をリアルタイムで反映
PLOSONE誌(オンライン版)に公開された論文はこちら。
我が家の「かわいい」にステ全振りしたチョコポメ、ナノさん
我が家にはチョコレート色のポメラニアン、ナノさんがいます。
彼女はこれまでに飼ってきた犬とはまったく違います。コーギーやボーダーコリーは、知性が感じられ、人間の言葉や感情を理解していました。しかし、ナノは「犬らしい犬」です。良くも悪くも知性を感じず、「かわいい」にステータスを全振りしています。
ナノは普段から人間の感情や言葉を理解している素振りは一切見せず、ただひたすらに「かわいい」に全力を尽くしておやつをもらうことに命を懸けている、ものすごくあざとい女子です。
冷蔵庫から彼女の大好物のキャベツを取り出そうとすると驚くべき速さでダッシュしてきます。まだ冷蔵庫にも触れていないタイミングでもすっ飛んでくるので、まるで人間の脳波を読み取っているかのようです。
東京大学の脳波研究
前述の東京大学の研究では、ネズミの脳波をAIに入力して画像を生成する技術が発表されました。脳波の変化をノイズとして利用し、それをリアルタイムで反映したビジュアルを生成するシステムです。
昔の「バウリンガル」のような犬の鳴き声を翻訳するエンタメガジェットとは異なり、実際の脳波を計測して画像化するという科学的根拠がある点が大きな違いです。
動物の頭の中を生成AIで覗ける?
もしナノの脳をAIでビジュアル化することができたなら、きっとそこには「おやつくれ!おやつたべたい!おやつ!おやつ!」で埋め尽くされた絵が映し出されるでしょう。
生成AIがこれだけ身近で気軽になってきたら、「飼い犬の考えていることをビジュアル化するガジェット」というのも結構ニーズあるんじゃないかと思います。バウリンガルの生成AI版、結構アリかも。
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