『新型「AirPods Pro 3」に期待するのは強烈な外音取り込み機能!』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2025.1.7
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■新型「AirPods Pro 3」、予想される3+αの新機能や特長を確認
私自身、現在SonyのWF-1000XM4(以下XM4)という1世代前のイヤホンをメインで使用しています。サブ機でAirPods Pro 2も使っていますが、イヤーチップをAZLAのSednaEarfit Crystalに変更したWF-1000XM4のノイズキャンセリング性能はAirPods Pro 2を凌駕するため、通勤電車のノイズを徹底的に排除したい私のメイン機はXM4のほうになっています。
XM4の音質とノイズキャンセリング性能には十分満足しているのですが、周囲の音を取り込んで聞ける機能「アンビエントモード」が、イヤーチップ交換による遮音性アップと相まって絶望的で、イヤホンをしたままの会話はおおよそ不可能です。
また、長く使い続けていることもあってバッテリー持ちが悪くなってきました。そろそろ買い替えを考えており、今年きっと買うだろうなと注目しているのが新型AirPods Pro 3です。
予想される新型AirPods Pro 3の進化ポイント
冒頭の「新型AirPods Pro 3、予想される3+αの新機能や特長を確認」の記事によれば、今回のAirPods Pro 3では次のような進化が期待されています。
新しいH3チップ
音質やノイズキャンセリング性能をさらに向上させる新しいH3チップが搭載されると予想されています。Hシリーズのチップはこれまでに大幅な性能向上をもたらしてきたため、今回も期待が寄せられています。新デザイン
新型ではデザインが刷新される可能性があります。ただし、劇的な変化ではなく、フィット感やステムサイズの微調整程度にとどまるのではないかと考えられています。ノイズキャンセリング機能のアップグレード
H3チップの性能を活かし、現在のモデルよりさらに優れたノイズキャンセリング機能を搭載するだろうとのことです。新たなヘルスケア機能の可能性
心拍数の測定や体温センサーなど、Apple Watchのようなヘルスケア機能の追加が検討されているようです。
予想される機能への率直な感想
これらの機能は、正直なところ目新しさがあまり感じられないのも事実です。特に、SonyのWF-1000XM4を長年使ってきた身としては、「ノイズキャンセリングの多少の進化」や「AirPods Proシリーズのデザインが一新」といった要素だけでは大きな購入動機にはなりません。
私が新型AirPods Proに本当に期待するのは、周囲の音を取り込む機能、つまり「アンビエントモード」の革新的な進化です。ここからは、私が求める理想的な機能についてお話ししたいと思います。
AirPods Proに本当に欲しい最高の外音取り込み機能案
1. 「音の選択補聴」モード
周囲の音をリアルタイムで解析し、聞きたい音だけを選んで強調できる機能が欲しい。例えば、カフェで友人の話し声だけをピックアップし、その他の雑音を抑えることができたら最高です。iPhoneの画面に捉えている音や声が表示されて選べたり、AirPods Proの軸をスライドするだけで音を選択できる直感的な操作もあれば、さらに便利です。
最近Apple Vision Proの補聴機能を訴求するCMを打ち始めたAppleですから、この方面の機能拡張は実現してくるかもしれません。
驚き度: ★★★★★
実現可能性: ★★★★
2. 「小声遠距離モード」
特定の相手の声を選んで強調し、少し離れた距離でもクリアに聞き取れる機能です。例えば、静かな図書館や会議室で、小声の会話をスムーズに行えるアドバンスド補聴モードが実装されれば、幅広いシーンで活用できます。
驚き度: ★★★★★
実現可能性: ★★★
3. ノイズを心地よい音に変換する「ノイズアート」機能
周囲の騒音をカットするだけでなく、波の音や風の音といった自然音に置き換える機能です。通勤電車や街中の喧騒がリラックスできる環境音に変わるだけで、日常生活がぐっと快適になります。
驚き度: ★★★★
実現可能性: ★★★
4. イケボ変換機能
AIを活用し、相手の声を好きな声優の声に変換して聞けたり、自分の声を「イケボ」で相手に届けられる機能です。声優や俳優、声の良い人、人気アニメのキャラクターなどをライブラリー販売する商売もきっと生まれるでしょう。
驚き度: ★★★★
実現可能性: ★★★
5. AirPods Pro同士での「テレパシー」モード
テキストチャットをリアルタイムで行う新コミュニケーションアプリ「Jiffcy」のように、テキストでのやり取りを音声にしてくれる機能です。言葉を発さなくても意思疎通ができる「テレパシー」モードともいえるかもしれません。
イケボ変換機能と組み合わせれば、自分が聴きたい声、自分が聴かせたい声に変換することもできます。耳が幸せだと人生は2倍幸せになります(当社比)。
驚き度: ★★★★★
実現可能性: ★★★
6. イヤホン単体でのリアルタイム翻訳機能
最後は前例があるものですが、外音として外国語を取り込むと、母国語にして聴かせてくれるという意味でも、リアルタイム翻訳機能は外音取り込み機能の一種です。
周囲の声や会話をリアルタイムで翻訳する機能がイヤホン単体で利用可能になれば、言語の壁を超えたコミュニケーションが実現します。例えば、海外旅行先で現地の人の会話を聞きながら、即座に翻訳された内容を自分の母国語で聞くことができると世界がぐっと身近になりますし、外国人観光客を接客するお店の人の強い味方になります。
「きのこの山」イヤホンにすらついたのだから、Appleなら余裕なはず!AirPods Proに搭載されれば普及台数が桁違いなので、通訳要らずの社会が実現できるかもしれないという意味で影響力は絶大です。
驚き度: ★★★
実現可能性: ★★★★
次世代AirPods Proでもっと驚きたい!
新型AirPods Proには、予想を超えて驚かせてほしい!デザインが多少変わった、五十歩百歩なノイキャン性能が少し上がった程度ではもう驚きはありませんので、今回挙げたものも含めて、もっと強烈な一撃を喰らわせてほしいと願っています。