『映画「大名倒産」借金25万両返済NFTキャンペーン。NFTに大切な気軽さと面白さ』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.6.3
■映画「大名倒産」借金25万両返済NFTキャンペーン
NFTとしてのユーティリティやブロックチェーンに刻む必然性は全くない使い方ですが、個人的にまんまとキャンペーンに乗ってしまったのがこの「大名倒産」NFTです。
プレゼント応募券としてのNFT
NFT配布というよりもプレゼント応募です。
応募すると抽選券が(NFTで)もらえる、という形式のキャンペーンになっており、その抽選券NFTを転売することはできません。(転売できても面白かったと思いますが。)
応募(NFT取得)が劇的に簡単
キャンペーン(NFT獲得とプレゼント応募)の参加方法は簡単です。
MetaMaskもETHも必要ありません。
上記のリンクボタンをスマホから押すとLINEに飛び、諸手続きを経て応募が完了します。
この「諸手続き」の中でLINE NFTを利用するためのDOSI Walletを作成することになります。これもポンポンと承諾ボタンを押していくと完了してしまい非常に簡単です。
ここまで簡単なのはLINE開設時に電話番号認証などを済ませているからでしょう。
取得した「大名倒産」NFTはDOSI Walletから確認できます。そのDOSI WalletはLINEのトークから見つけるのが今のところ簡単なように思います。
「大名倒産」はこのNFTキャンペーンで初めて知った
NFT関連のニュースのひとつとしてGoogleアプリがレコメンドしてきたニュースがコレだったのですが、オススメされなければ「大名倒産」という映画は知りませんでした。
また私の興味属性によるところですが、NFTに関連したキャンペーンでなく他の手段で「大名倒産」が宣伝されていても目に留まらなかったと思います。
注目したのは「NFT」ということだけなので、プレゼントの景品が何なのかもよく見ていませんし、実のところプレゼントが欲しいとも思っていません。しかし「1日1回NFT取得」の部分に惹かれて明日も応募してしまうと思います。
NFTはこのくらいお手軽なほうがいい
プレゼントの応募証明書をNFTとして配布する、という考え方はアリだとは思いますが、NFTである必然性はありません。中央集権でキャンペーンが運営されている限り、自社サーバで応募履歴を管理するのと何ら変わらないからです。
でも今回の「大名倒産」NFTキャンペーンを通じて「応募証明書NFT取得」「LINE NFTなら取得が簡単」「DOSI Walletの解説も簡単」をサラッと体験できてしまいました。
NFTはこうあるべき!というのはいろいろ考えてしまいますが、むしろ「本当のNFT」の方がこのくらい簡単に取り扱える方がいいし、そうならないと普及は難しいだろうなぁとも思います。
べき論は置いておいて、
このキャンペーンの仕掛け方自体を楽しんでみたいと思います。
NFTはこのくらい気軽でいいな。
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