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『インスタ×NFT、フォロワーグラフとクリエイター支援ビジネス』~Google AIまかせのWeb3ニュース 2022.4.25【学習】

今日は「インスタ×NFT、フォロワーグラフとクリエイター支援ビジネス」に注目!
・Instagramインフルエンサーの81%がNFT販売に興味あり!
・NFT出品支援がビジネスに
・コインベースNFTはSNS機能搭載、手数料に勝機
・メタバースにNFTギャラリーで新進作家支援ビジネス

後半
・『左ききのエレン』NFTをAstar渡辺創太CEOが落札
・Gugenka、メタバースでバーチャル「アルフォートミニ」無料配布 ブルボンと共同実験
・沖縄企業が“バーチャル首里城”公開、観光バースの大きな課題とビジネスチャンス


おつかれさまです。モリプトタツヤです。

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■トップニュース

■NFTとの親和性が高いクリエイターエコノミーの総市場規模は1042億ドル。​数年後には、数兆ドルに達すると予測されている
■インフルエンサーの81%がNFTで簡単に自分の写真・画像・動画などが販売できるサービスに興味があると回答

↑SNSにはインフルエンサーとファン
という関係性
ソーシャルグラフ・フォロワーグラフ
が存在します。
特にインスタは写真投稿を軸にしています
ので、NFT作品を紹介したり投稿した写真を
NFT化して販売告知するのに直通です。

対して現状のNFTは少しハードルが高く
作品のNFT化、出品、販売、
そしてファン側の購入
いずれも躊躇してしまう人が多そうです。

近い将来にはインスタもTikTokも
プラットフォーム自体が出品・販売・購入
に直接対応してくる
と思いますが、

今ならインフルエンサーの出品を支援
するニーズはとても高そう
です。

またプラットフォーム自体が
NFTマーケットプレイス機能を持った後
でも、OpenSeaなど他の市場で売りたい
というニーズもありそうです。

購入者の支援には課題がありますが
出品支援というビジネス
は今まさしく求められているはず。


コインベースは「漸進的分散化(progressive decentralization)」と呼ぶプランを持っており、特定の機能は当初は中央集権的に管理されるが、最終的にはブロックチェーン上に移される。

1つは、ユーザーのコメントで、当面は同社サーバーに保存されるが、最終的にはブロックチェーン上に移される。もう1つは、同社がユーザーの「フォロワーグラフ」と呼んでいるもので、プラットフォームを超えた互換性を目指すものだ。

ソーシャルメディアに焦点を当てたマーケットプレイスは、現状では新しい取り組みだが、多くのプレーヤーが参入すれば、標準的なものになるかもしれない。

↑NFTマーケットプレイスをSNS化する
のはファンビジネスと相性抜群。
そのSNSの「つながり」の共通仕様化が
NFTマーケットプレイスから始まると
既存のWeb2的SNSにも大きな影響を
与えるはずです。

既存のSNSがすでにフォロワーグラフを
持っている中でNFTマーケットプレイスに
対応してくる流れと、

コインベースのようにNFTや暗号資産側
がフォロワーグラフを新たに構築、
しかも
既存のSNSからフォロワーグラフを
移転させることも狙うという流れ。

既に多数のフォロワーを抱えている
インフルエンサーはまず今使っている
SNSでNFTを展開すると思いますが、

既存のSNSの料率設定が高すぎるなら
コインベースのような低料率が常識の
クリプト業界発の新規組にも
勝ち目があるかもしれません。

スタート時、コインベースは取引手数料を取らない(イーサリアムの取引手数料などは必要)が、最終的には「1桁%台の低い手数料」を取る予定とサクセナ氏は述べた。

↑OpenSeaも2.5%ですしクリプト業界は
仲介手数料の料率を低くするのが常識。

↑決してこういう発想をしません。
インスタもMeta社の運営ですし
料率に関しては高く設定しそうな
悪い予感があります。

DappRadarの過去30日のデータによると、イーサリアムベースのNFTトレーダーの95%がオープンシーを利用している。

↑既存SNS側、またはコインベースのように
OpenSeaの市場の切り崩しが今年から
本格化します。
いずれにせよクリエイターには追い風!


商業・公共空間の環境演出を手掛けるソラ・ハーツ・コーポレーションは6月、メタバース内に、一点物のデジタルデータを閲覧・購入できるギャラリーを立ち上げ、新進気鋭の作家やデザイナーの作品を展示・販売する。

第1弾は、書家アーティスト・早矢加さんによる動画と静止画のNFT作品を展示し、オークション販売する。今後はファッションデザイナーによる一点物の作品の展示・販売も計画している。

↑メタバース内でNFTアートを展示販売。
アートギャラリーをメタバースに作る、
というアプローチです。

名称は「ソラNFTギャラリー」。同ギャラリーを、NFTの米大手マーケットプレイス「オープンシー」に立ち上げ、全世界に発信する。作品の取引成立時に一定の手数料をソラ側が得る仕組みで、出品する作家側に初期費用はかからない。

↑販売自体はOpenSeaを使うとのこと。
キュレーションし展示する機能として
メタバースにギャラリーを準備する、
という方法は現実世界のスキームと同じ。
これはすごく良いですね。

OpenSeaは総合商店なので専門ギャラリー
への細分化が進むと予想していました↓

OpenSeaの完全競合を作る
のではなく、
メタバースにギャラリーを作る
のはものすごく合理的です。

冒頭のインスタ×NFTの販売支援
に話をつなげると、

・今現在は出品販売機能を持っていない
インスタではフォロワーグラフを活用、
フォロワーへの販売告知を行う。
コンテクストを理解しているフォロワー
へのアプローチは効果的。

・出品販売はOpenSeaで行う。

・作品紹介はインスタ上のほか、
メタバースにギャラリーを作り、
作者であるインフルエンサーの
インストアイベントで販促する。

・これらすべてを支援するビジネス。

は今やれるNFTビジネスとして
エレガントじゃないかと思います。


■NFT関連

オークション当日にツイッターのスペースで開催されたオークションの実況中継のなかで、渡辺氏は『左ききのエレン』の大ファンであることを明かし、落札した理由を「黒い化物は劇中で、見た人がのちに成功するというジンクスを持っている作品であることから購入に至った」と説明していた。

↑いやぁ収まるところに収まった。
ドラマチックな展開。

アマゾンの熱帯雨林保護を目指す1万枚のNFTコレクション「The AEternals」は一見すると、二酸化炭素(CO2)排出量を削減するための植林プロジェクトのように聞こえる。だが実は、NFTの可能性を探る意欲的なプロジェクトだ。

AEternalsのNFTは、ウィンクルボス兄弟のNFTマーケットプレイス「Nifty Gateway」で入手でき、保有者はアマゾンにリアルタイムでアクセスできるとガラルド氏は述べた。つまり、自分が保有する区画に雨が降れば、その状況がNFTに反映される

保有するNFTは、ゲームをプレーしたり、社会貢献活動に参加したり、Rainforest Partnershipのような慈善団体に寄付するなど、オーナーの取り組みによって成長し進化する。

↑NFTの販売を通じて寄付金を集める
クラウドファンディング的な使い方は
グローバルかつ世界共通通貨で
入出金が早く確実、手数料も安いという
メリットを活かせてよいのですが、
寄付目的だけだと発行されるNFTアートは
極端な話「なんでもいい」ことになります。

より継続的に関心を持ち続けられるように、
また寄付してよかったと思える作品として
見た目が変化する機能性NFTというのは
よいアイディアだなぁと感じます。

↑メタバースに高級で派手なものを
置きたいニーズは確実にあります。
ドバイらしい派手なデザイン。


■メタバース・VR/AR関連

2023年3月までに、メタバース内のテーマパーク「エイベックスランド」(仮称)を、ブロックチェーンゲーム「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」内に構築することを目指す。

今回、ブルボンとともに、お菓子の持つ「コミュニケーションを楽しくする」効果に着目。バーチャル「アルフォートミニ」は、バーチャル空間のアバターコミュニケーションにおいて、箱を開封してひとつずつ食べることができる。

↑こういうのってすごく愛着が湧く
んですよね。
そして実物を買いたくなる。

ブルボンもその効果を狙って検証
しているのだと思います。
単なる広告よりずっとブランドリフト
の効果は高いはずです。

課題はリーチできる人数の少なさ。
高額商品の方が向いているのかな。

Somnium SpaceのCEOであるArtur Sychov氏いわく、不老不死アバターと10分ほど会話をしても相手にAIだと悟られないようにするのが目標だとか。Live Foroeverモードを用いたデジタル不老不死こそ、メタバースの新たな可能性と考えているそうです。

↑昨年末にこんな記事書きました↓

↑こういう実在の観光地をリアルに再現した
VR空間がこれからもたくさん作られる
と思うんですが、どうにか活かせないかな。

というのも、ホント2秒で飽きるんです。
わー凄い。以上。みたいな。

学校の歴史の授業の教材として開放される
とか、
実在の場所では許可が下りないだろう
ライブやイベントが開催される
とか、
どんどん作られるデジタルツインを
横断して取りまとめる企画ポータル

とか、

せっかく手間暇予算をかけて作った
高クオリティのVR空間を活かせる仕組み
が必要だと思います。
有名な首里城はともかくもっとニッチな地方
は作っただけだと集客できませんし。

↑よく博物館にある「街並み模型」を
3D化してVR空間にした試み。

「メタバース」を語っているつもりで結局Metaの未来を語っていないか

↑メタバース内での新製品発表会の様子。

YouTubeやWebサイトが主だが、2021年以降は仮想空間を利用した発表会や展示会も登場している。見て回るにしても、出展するにしても、3Dモデルなどの情報とセットで映像などの要素も出せる点でいえば、仮想空間利用はなにかと都合がいい

↑課題はあるものの
非常に可能性を感じます。

↑こちらも体験記。

↑現時点で最高級のVRワールドになる。

VRではしばしば問題となる酔い対策として、ローリング中などでも視点の水平は保たれるようになっているとのことです。


■ガジェット関連


■Web3全般

出席者のひとりは、「岸田総理は予想以上にこのWEB3.0について前のめりな様子で驚いた」という。

に対して

ある自民党の税調幹部はこうした税制の見直しについて「無理だろう。暗号資産にしても、まだマネーゲームの一環という位置付けだ。実際の雇用創出に結び付いているわけでもない」とにべもない。

を乗り越えなきゃいけないのが実情。
こういう反対議員には
Web3反対なら他に何で成長させるのか?
と問いたい。

↑企業が暗号資産とうまく付き合っていく
ためには導入目的を明確に、と説きます。
・インフレ対策のため
・ステーキングによる利子運用
・手数料が安い海外送金手段

サービスの概要
仮想通貨の売買、証拠金取引、デリバティブ取引
DeFi(分散型金融)サービス
レンディングサービス「Crypto Credit」
プリペイドカード「Crypto.com Visa Card」
決済サービス「Crypto.com Pay」
資産を預けて金利が得られるサービス「Crypto Earn」
ステーキングプラットフォーム「Supercharger」
新規銘柄が割安で買えるプラットフォーム「The Syndicate」
NFTプラットフォーム「Crypto.com NFT」
納税ツール「Crypto.com Tax」
学習コンテンツ「UNIVERSITY」
リサーチコンテンツの配信
独自ブロックチェーン「Crypto.org Chain」の開発


■Twitter買収


■国際動向

単独唯一の典型的クリプトユーザーといったものは存在せず、暗号資産という共通点を超えて、様々な関心を持ったグループがいる。よりテック寄りの人もいれば、金融の方に興味が傾いている人も。スポーツやアートへ関心を寄せる人もいる。情報源として頼りにしているメディアやインフルエンサーも様々で、お気に入りの企業も異なっている。
一枚岩の暗号資産ファンコミュニティというコンセプトは時代遅れだ。


■チェーン・コイン関連


■資金調達・投資・買収


■取引所関連


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