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『アップル、ディスプレーつきロボット開発中とBloomberg報道。どんなカタチ?』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.8.28

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■アップル、ディスプレーつきロボット開発中?Bloomberg報道

 アップルが家庭用の卓上ロボットデバイスの開発プロジェクトを進めているという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が8月15日に報じた。

iPhone16が日本時間で9月10日午前2時に発表されることが決まり、昨日はAppleの新製品の話題で賑やかな一日でした。

そんな中で「ディスプレーつきロボットを開発中?」とBloombergが報じました。ベンチに座ってiPadを操作している人型ロボットは超ミスリード、ロボット競争も今後加熱しそうな昨今、Apple製の汎用人型ロボットが出るのかも?と色めきましたが、実際は全然違うカタチのものでした。

言わば「動くディスプレイスタンド」

 同氏によると、このロボットデバイスはiPadのような大型ディスプレーを“薄型のロボットアーム”に搭載しており、ディスプレーを上下に傾けたり、360度回転させたりできるという。

この説明でカタチが想像できるでしょうか?

iPadのようなディスプレイを搭載したロボットアームで、言わば「動くディスプレイスタンド」。台座はおそらく卓上サイズ、上下左右+360度回転でき、それが自動的に動くというもののようです。

ぱっとイメージが想像できなかったので、DALL:E3に描いてもらったのがコレです。

最初は「ディスプレーを搭載したロボット」という言葉からペッパーくんのような人型をイメージしてしまいましたが、「動くモニタースタンド」と言われれば、確かにこれはアリかもしれません。

こっちを向く、スマートホームの操作盤にも

このスタンドの最大の魅力は、やっぱり「動く」こと。料理中にレシピを確認するためにディスプレイの位置を調整したり、ビデオ通話で画面を見やすい位置に変えたりするのが手間なくできます。

リビングで映画を観ていてソファに移動しても、ディスプレイが自動でこちらを向くような使い方もできます。

また、SiriやApple Intelligenceとの連携で音声操作も可能。例えば「次のページを表示して」と言えば、手を使わずに操作できるのが便利です。

家の中のスマートデバイスと連携することで、照明やエアコンの操作、セキュリティカメラの映像確認まで、このスタンドひとつで完結します。スマートホームの操作盤としても優秀です。

まぁ、単にこっちを向くだけのアームだといえばその通りで、iPhoneやiPadでAIの処理部分はだいたいできてしまうので、そこまで価値があるかというと疑問ではあります。それでもスイスイ動くアームが家にある様子を想像すると、ちょっと面白そうだなと思わされます。

きっと台座にタイヤをつけて走らせたり、足をつけて歩かせる魔改造マニアも現れることでしょう。

アームとiPadは分離してほしい

個人的にひとつ希望があるとすれば、iPad部分とロボットアーム部分を別々に販売してほしいということ。

技術の進化が速い今、ディスプレイ部分がすぐに古くなってしまうかもしれません。そのたびに全体を買い替えるのはもったいないですよね。交換可能な設計なら、より長く使えるし、経済的にも環境的にも優しい選択肢になります。

AIロボットの現実的なカタチ

発売は2026年か2027年を予定していて、価格は1000ドル程度になると予想されていますが、実際に発売されるかはわかりません。

しかし、汎用人型ロボットよりはずっと現実的に量産可能で、家にコレがあることはイメージしやすいと感じます。まだ人型ロボットが家にいるイメージはしづらいのが現状。家事や自動車の運転を代行してくれるレベルの人型ロボットは当分出てこないですし、もし発売されても金額が現実的ではないでしょう。

現実的な家庭用ロボットとして、案外欲しいなと思わされました。

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