『グーグルの次期「Pixel 8」、「デスクトップモード」をついに実現か。折りたたみスマホ・ARグラスがコンバージェンスの要』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.7.23
■グーグルの次期「Pixel 8」、「デスクトップモード」をついに実現か
毎日このnoteで3000文字くらいの記事を書き続けている私モリプトとしてもぜひ実現してほしいのが、スマホがデスクトップPCになる「コンバージェンス」です。
見るだけならスマホで十分で、多くの場合は見るだけしかやりません。せいぜい検索ワードを入力するくらいです。
しかし、見る以外の「作る」という作業をするにはスマホは不便です。
noteをスマホで書ければ仕事もだいたいできる
noteをスマホで書ければいいのに、というのがスマホをデスクトップPCモードにする「コンバージェンス」へのニーズです。
note執筆をメインに機材を選ぶことはニッチすぎると思いますが、私の場合は仕事のほとんどがクラウドサービス・Webサービス上で完結しています。連絡やコミュニケーションはSlack、ドキュメント作成はGoogle WorkspaceのDocument、Spreadsheet、Presentationなどで行い、ローカルファイルはひとつもありません。オンラインミーティングもGoogle Meetです。
画像作成や動画編集をやるわけではない仕事柄、note執筆に対応できる環境があればすべての仕事にも対応できます。
スマホにBluetoothキーボードをつないで書くことももちろん試しました。しかしnoteに必要なのはキーボードではなくモニターとマウスでした。
モニターはスマホの狭く小さい画面では確かに不便です。
自宅では横に長いウルトラワイドモニターを使っていて、2つのウィンドウを左右に並べ「見ながら書く」をやりやすくしています。
特に私のnoteの場合、ニュースやサイトを見て引用貼り付けする作業がかなりの頻度発生するスタイルです。スマホでタブやアプリを切り替えることが、頻度が多いために超メンドウです。
そしてマウスも重要です。引用のためのコピペが、文章の指定からスマホでは面倒です。長押し、範囲指定を1文字単位で指で行うのはものすごいストレスです。
ARグラス前提のPCも登場
ノートPCでも液晶モニタがついていない「画面レスPC」が発売されています。代わりにARグラスを外部モニターとして使用します。
スマホは臨時用の小型モニターが付いているポータブルPCだと捉えればとても便利なものです。スペックも一昔前のノートPCよりパワフルですし。
であれば、スマホにBluetoothキーボードとカーソル操作できるマウス、そして広い画面をARグラスで賄えればOKです。
上記のような「画面レスPC」の本体を持ち歩くのは重いので、スマホを本体にした方が私のニーズには合っています。
しかしARグラス、キーボード、マウスを持ち歩くくらいなら小型のノートPCのほうがマシなんじゃないか?とも思います。しかしもはや、ノートPCがシェアを拡大することはないでしょう。スマホの進化に期待するしかありません。
超大画面スマホの普及が「コンバージェンス」の定義を変える
スマホがデスクトップPCになることを「コンバージェンス」と呼ぶのは実はかなり違和感を持っています。進化の過程、通過点、もしくは退化のように感じます。
SaaSなどクラウドサービスがPC用モードとスマホ用モードが分かれていて、「作る」のにはPC用モードのほうが使いやすい理由は、広い画面・キーボード・マウスを前提としているからです。
スマホ用モードがPC用モードに負けないようになるか2モードが統合されるためには、スマホに外付けの大画面モニタを接続して使うユーザーが増えたり、タブレット並みの大画面を備えた折りたたみスマホのユーザーが増えることが必要でしょう。
そうなれば「コンバージェンス」という言葉の定義も「スマホがPCモードになる」ではなく「閲覧モードからクリエイティブモードになる」という定義になるのではないでしょうか。
折りたたみスマホとARグラスがコンバージェンス実現の要
最近電車の中でも折りたたみスマホをよく見かけるようになりました。意外なほど売れている印象です。
ARグラスも普段使いできるデザインのものやスマホではできなかった面白い使い方が提案され普及すれば、折りたたみスマホのような地道に普及するかもしれません。飛び道具ガジェットというより、スマホを真に拡張するデバイスとして折りたたみスマホもARガジェットも広まることを願います。
今のところの「コンバージェンス」つまりPCモードとして使えるデバイスが登場するなら、特にARグラスのコンバージェンス対応版が登場するなら、ぜひ(note用に)導入したいと思います。