『NFTゲーム・メタバース・チケットから見るNFTである必然性』~Google AIまかせのWeb3ニュース 2022.3.21【学習】
今日は「NFTゲーム・メタバース・チケットから見るNFTである必然性」に注目!
・Axie Infinityで貧困を抜け出す人々
・長続きするNFTゲーム運用が困難であるシビアな理由
・Onimaru×TGC、キャラNFT完売
展示・鑑賞・育成をメタバースで
・playground、来場証明NFT付きチケットをMOALAで提供へ
後半
・BAYC「Otherside」メタバース計画も
・ApeCoinフラッシュローン攻撃で1.3億円分奪われる
・アマゾン「AWS」学習メタバース
・「投資の学校」書籍発売
おつかれさまです。モリプトタツヤです。
まとめて手軽にWeb3の最新動向がわかるnoteマガジン
「Google AIまかせのWeb3ニュース」を毎日お届けしています。
スキ・フォローよろしくお願いします!
■トップニュース
↑Axie Infinity、昨年11月をピークに
トークンが暴落し、今は1/3ほどになっています↓
↑とはいえチャートで見ると昨年11月が異常値
だっただけで今のAXS=6000円前後というのは
コンスタントな相場のようにも見えます。
ただ多くの人がAxieからのユーザー離れ、
新規ユーザーの参入減少を予想していて
先行きは暗いかもしれません。
↑ゲームアーキテクトの米元さんの記事
NFTゲーム、P2Eというコンセプトを長期的に
維持することが原理的に難しい理由の解説
がものすごく参考になりました。
・ソシャゲでよく起こる「戦力インフレ」は
NFTゲームでは資産価値の減少を意味し致命的。
・トークンの値上がりはうれしいが新規組には
参入障壁になる。ブームが過ぎれば暴落し、
お金を目的に参加していた人が一気に離反する。
・つまりトークンは値上がりも値下がりもダメ、
ゲーム内の価値の総量が緩やかに増え続ける
ことが永続性には必要
これらに加えて個人的には
・ゲーム内アイテムをNFT化し、他のゲームにも
互換性を持たせて使えるようにする
「コンポーザビリティ」によって
NFTゲーム市場の全体で資産価値の総量を
増やし続ける仕組みがなければ
NFTゲームである必然性も、長期の永続性も
持たせづらいのではないか?
と考えています。
楽しむためにゲームを遊ぶのだから
稼ぎは少なくてもOK
という条件抜きで「稼ぐ」ためのゲーム
市場経済の仕組みに則るとしたら
単一企業や単一国だけで経済が閉じている
状態で成長も維持も保証するようなもの
なので原理的に不可能なのでは?
単一ゲームでの収益を運営・ユーザー
ともに目指すのであれば、
ある程度の段階で次のゲームに乗り換える
ことも双方織り込む必要があるのでは?
と考えています。
NFTである必然性を考えさせられます。
↑東京ガールズコレクション 2022コラボで
デザインされたキャラクターがNFTとして販売、
即日完売したというニュースです。
↑NFTアート、コレクティブルNFTとして売買
だけでなく、メタバースと組み合わせることで
・展示、鑑賞(見る/見てもらう)
・会員証(入場券機能/承認欲求)
・育てる(ゲーム性)
・カスタマイズ(楽しみ)
とNFTに価値づけを試みています。
値上がり期待で売買するか
SNSでアイコンにして個性表現するPFP
くらいしか使い道がなかったため
NFTである必然性が突っ込まれがち
だったNFTアートで工夫が進んでいます。
そもそもNFTアートと呼ばれながら
展示・鑑賞の機会がとても少ない
という実情がありましたので、
展示・鑑賞する場とセットで販売される
のはとてもいいなと思います。
それでもやっぱり「BLOCWARS」でしか
使えないとなれば
中央集権的なゲームの中で
アイテムとして販売されれば
ほぼ同じような体験価値が実現できる
ため、NFTである必然性がもっと欲しい
と感じます。
つまり他のメタバースやSNSとの互換性。
非中央集権化です。
NFTに対して懐疑的な意見が出るのも、
互換性不要な産業用デジタルツインから
メタバースが広がる予想がされているのも
中央集権的サービスならNFTでなくていい
からに他なりません。
互換性・相互運用性がNFTには重要。
↑ローソンチケットのNFT参入に続き
MOALAでもチケット×NFTの発表が。
こちらもローソンチケットと同じく
「来場証明NFT」からスタートで、
入場券自体のNFT化ではありません。
必ずや二次転売防止や二次ロイヤリティ設定
に活用されると思いますがまずは。
将来チケットはNFTが当たり前に
なる予感がします。
そして多くの人が最初に触れるNFTが
チケットになる予感。もはやNFTって
謳わずに提供されるはず。
■NFT関連
↑BAYCやApeCoinの使い道を広げる
プロジェクトが進行中。
「Mutant Apes」「CryptoPunks」「Meebits」
新たなNFTプロジェクトのほか
メタバースも準備中とのこと。
土地販売で530億円の純利益を見込む。
こういう広がりを作れるNFTが収益を上げる
ようになってきたため、
プロジェクト全体を巨大化できる資本が
ないとNFTコレクションを成功させづらい
状況になってきたとも言えます。
↑今後いろんな高額NFTでトークン導入が広がる
中でApeCoinの横取りがさっそく起きた模様。
所有者だけでなく借りた人もApeCoinがもらえる
仕様上の抜け穴を突かれた格好。
NFTXにBAYCがあったこともちょっと意外。
ロングテール的なものしかないのかと。
■メタバース・VR/AR関連
↑AmazonがAWSについてゲーム感覚で学べる
教材をメタバース型で提供。
この記事の中にある動画を見るとイメージが
よくわかります。
こういう学習方法は以前からありましたが
ゲームで学ぶというのはやっぱりいい感じ。
そして間接的にですが、
AmazonもメタバースやWeb3的なビジネスに
進むんだろうと感じさせる目的もありそうです。
↑「虚構新聞」ですからね(笑)
でも意外にメタバースにFAXってアリかも。
掲示回覧するのに「フィジカル」なものの
ほうがメタバースでは扱いやすいシーンが
あるかもしれない(マジ)
「メタラジオ」を個人的に作りたい。
ポケットラジオを持ってる人だけが
バース内のどこにいても聴くことができる
ラジオ。これよくない?
音声はTwitter Spaceとつなげられれば最高。
規約上、バース側が発信元~Spaceに配信
という構造で。
↑メタバースという言葉がバズワード化
してますが、もっとクオリティを上げる
ためにはインフラのスペックアップが必須。
NTTは「DOOR」のようなUI部分や
研究所が開発するXR表現技術だけでなく
コアビジネスである基幹インフラ・回線部分の
ソリューションにも力を入れているよ、
というのがこの記事です。
正直、どうしてもPS5とかのゲームと比べ
まだまだ表現力が足りていないのが現状。
クライアントであるVRゴーグル、
アプリケーションであるメタバース、
加えてサーバや通信インフラの総合力が
もっと上がってゲームと比類する時代が
早く来てほしい!
■Discord
■ウクライナ情勢
■チェーン・コイン関連
■マイニング関連
↑BTCが値上がりすると思えば
掘ったBTCは長期保有したままにしますよね。
市場での流動性が低いほど値上がりしますし。
■投資関連
↑よくある注意喚起の衣をまとった批判記事
かと思いきや、
暗号資産/Suicaなど電子マネー/Tポイント
の違い、
メジャーな暗号資産13種類の特徴解説、
株式の市場取引との違い、税制の違い、
実際の暗号資産投資の始め方手順
と非常に丁寧にオンボーディングしてくれる
良記事でした。
↑そしてそのすべてがこの本に
まとまってますよ!
という著者の稼働でした。
評価も高くいい本だと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?