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『AUKEY、冷却機能付きワイヤレス充電器を発表。充電時冷却機能がAI普及のカギを握る』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.9.11

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■iPhoneを健康的にワイヤレス充電できる。「冷やす」とは考えたなぁ #IFA2024

それぞれQi2の15Wのワイヤレス充電対応モデル。
ユニークな点は3商品ともiPhoneとの接地している面の温度を下げながら充電できる「Omnia-Frez」技術を搭載しているところ。熱電冷却チップが冷やし、7枚のファンが風を送り込む構造です。

昨日発表されたiPhone16、私もAppleの公式サイトでiPhone16 Proの事前登録を済ませました。

新しいデバイスを買うとなると、ケースやフィルム、そして充電器などの周辺機器にも目がいきます。特に、これまで何度かワイヤレス充電器を試してきました。ですが、実際のところ、ワイヤレス充電器でまともに使えたものはひとつもありませんでした。

まず充電速度が遅い。そして、すぐに発熱して充電が止まってしまう。これでは全く使い物になりません。おそらく、ワイヤレス充電を試したことがある人は、この発熱問題で「使い物にならない」と感じているのではないでしょうか。

冷却機能の規格化が必要

AUKEYの今回の新製品に限らず、これまでもペルチェ素子と空冷ファンを備えたワイヤレス充電器はありました。

冷却を急激に行いすぎると、スマホ内部で結露が発生する危険があります。冷却機能がスマホの温度に連動しないどころか、充電していないのにペルチェ冷却が常時ONになることでスマホが結露して壊れるというレビューも散見されます。

また、発熱で充電が停止する以前に、充電が勝手に止まる、充電速度が遅すぎるなどの不安定さもレビューで数多く報告されています。

しかし、それでも現状の「発熱で充電がだいたい停止するワイヤレス充電器」は、もはや規格そのものに問題があると言っても過言ではないでしょう。

今回のAUKEYの新製品ではスマホの温度モニタリングや結露対策などが講じられていることを期待しますが、今後は、冷却機能を標準装備として規格化し、さらにスマホ側でも内部の結露を防ぐための湿気対策も規格として標準化すべきだと思います。

Apple Intelligence

さて、話を戻してiPhone16についてですが、今回のモデルチェンジでは、大きな変化はなく、将来の期待値も込めて一番注目しているポイントは「Apple Intelligence」と呼ばれる新しいAI機能です。

まだ詳細な情報は出ていないものの、AppleがローカルでAIを動かす技術に力を入れていることは広く知られています。そのため、iPhone16シリーズでは、ベーシックモデルであっても高性能なチップセットを搭載しています。

ローカルAIの普及と発熱問題

スマホ全般において今後、ローカルAIの普及が進むことは間違いありません。これに伴い、問題となるのが消費電力の増大と、端末の発熱問題です。

AIが高度な処理を行うためには、当然スマホは大きな電力を消費します。そのため、これまで以上に「充電しながらスマホを使う」シーンが増えるのではないかと思います。

AIの処理で発熱が増え、さらに充電中の発熱が重なることで、スマホはかなりの高温になることが予想されます。

ながら充電はワイヤレスが常識に?

ここで「冷却しながら充電できるワイヤレス充電器」が登場したら、状況は変わるかもしれません。

今までのワイヤレス充電器は、発熱によって充電が途中で止まってしまいましたが、もし冷却機能が備わっていれば、充電しながらスマホを使うことも、その「ながら充電」はワイヤレス充電が当たり前になる可能性もあるのではないかと思います。

冷却技術がAIの普及のカギを握る

iPhone16シリーズには、グラフェン冷却技術が導入されているのではないかという噂もあります。

また、スマホの過熱を防ぐために世界初のアクティブ冷却チップ「XMC-2400」が登場する予定で、2026年には出荷が開始される見込みです。

このような新技術が普及してくると、ローカルAIが発熱で停止することなく快適に利用できる環境が整うのではないでしょうか。

iPhone17が登場する頃には、こうした冷却技術がより進化し、ローカルAIが発熱に悩まされることなく使えるようになることを期待しています。そして、各社から様々な面白いローカルAIアプリが開発・提供され、スマホの使い方や生活がさらに変わるかもしれません。

AIの普及のためには、きっと充電時の発熱対策がカギになるでしょう。

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