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第二回ようぼく一斉活動日

 教祖140年祭へ向けての年祭活動として行われている「ようぼく一斉活動日」に参加してきた。日本中のあちらこちらで会場が設けられているようだが、天理支部の本部会場へ行ってきた。本部の第二食堂・第五食堂で行われていたようだが、イス席もあるということで第五食堂の方へ行った。

 昔、修養科に入っていた頃、昼食を取っていた食堂だから懐かしい感じもする。駐車場から会場へ行く時に見たが、旧炊事本部が解体されていた。
 会場では担当の人がしきりに第1回目の城法大教会での不手際のお詫びを繰り返していた。交通渋滞もあり、駐車場まで入れなかった人もいたようで、途中であきらめて帰った人もいたから、よほど気になっていたのだろう。しかし、今回、本部の食堂でやったら午後の旭日大教会会場の方へ行く人は少なくなるのではないだろうかと、よけいな心配もしてしまう。

 開会挨拶、諭達の拝読、ビデオメッセージと一連の流れだった。講話は医学博士の稲葉美徳先生のお話だった。大森町系統の大美町分教会長でもある方のようだ。「医療よふぼく」であり、どんな話をされるのか楽しみでもあった。タイトルは「ようぼくとおさづけ」であったが、なかなかいい話であった。

 お医者さんだったから、科学的に辻褄があっていないことや妄信しているようなことはないだろうと思って聞いていたが、医療ようぼくらしいお話だったという印象だ。
 医療とおさづけというのは難しい面もあるのではないかと思っていたが、36年間医師として勤めてこられて、その経験や実例からも納得のいくお話でもあったように思う。

第五食堂のようす

 話を聞いていて筑波の村上和雄先生を思い出した。遺伝子研究で有名な方だったが、その話に通ずるようなお話でもあったように感じた。恐らくそう思った人もいたのではないだろうか。やはり医療だけでは本当に人は助けられないものなのかとも感じる。心を助けてこそ、その人が救われるのかとも思えてくる。確かに心の持ちようで、薬が効いたり、効かなかったり、免疫力に差が出て難病でも助かることはあると思う。

 神に働いてもらえるよう、相手の人にも助かってもらえるように心を尽くしていくことが大事なのかとも思える。難しいことではないようにも思う。人間には誰でも寿命というものがある。長いか短いかはわからない。それこそ神のみぞ知ることなのかとも思う。しかし、生ある限り、何とか助かってほしいと祈り、自分にできることを心尽くしてやっていれば神も受け取るのかとも思う。

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