お勧め:日記帳と崎山蒼志
お守りのように日記帳とペンを必ず持ち歩いている。書く暇なんて無さそうなスケジュールだと分かっていても、持っていないと落ち着かない。気分が落ち込んだり、同じことをぐるぐる考えてしまうサイクルに陥った時はすぐに感情を書き込みたいから。
日記には、思ったことを思ったまま書くように心がけている。心が後ろを向いている時は、どう打破すれば良いのか書きながら考えてみる。書き始めてみると、案外自分自身は前を向くために何をするべきなのか知っていることに気づく。暗い感情が存在感を見せていたから気づけなかったけど、自分の中には冷静な自分もいることを知る。前なんか向きたくなくて、ただただ生きるのが嫌になった時は、ひたすら嫌な感情を書き殴ってみる。すると、書く前はただの黒いモヤモヤだったものが、絡まった紐がするすると解けていくようにスッキリとして、何がどう嫌だったのか認識できるようになる。自分はこんなことにストレスを感じるのか、と新たな発見もあったりして今後に役立つ。
こんな風に、1〜2日気分が落ち込んでいたはずなのに、日記帳に駄文を書けば10分くらいでスッキリすることがある。不思議。私にとっての特効薬。
感情の揺れ動きにとてもストレスを感じるから、フラットな状態から少しでもずれた時にすぐ対応できるように日記帳を持ち歩く。実際は文章を書き殴れるほどの時間的余裕がなかったとしても、そばにいつもの日記帳があると思うと安心する。
同じように、感情をフラットな状態にするためには崎山蒼志(敬称略)の曲を聴く。日常の細やかな部分を愛おしむ様子も、黒い感情に振り回されている様子も、全て正直に描写しているように感じられて、自分自身もそうあろうと心を入れ替えることができる。あとは、私は崎山蒼志の楽曲に対して勝手ながら「水」のイメージを抱いていて、聴いていると異物が水に流されていくような感覚を覚える。これは、私が崎山蒼志を聴き始めた頃に「はたち・みずのかたち」というツアーがあったことも大きく影響しているのかもしれないけど、それにしても曲中に「水」に関連するワードが出てくる頻度は高いと思う。またどこか掴めない作品性というか、形のないもの(感情・興味・思い出・自然の移り変わりなど)をテーマにしていることが多いことからとても流動的な印象を覚えるのも、そのイメージの一助になっていると思う。兎にも角にも、聴いていると心が洗われるように感じて心地が良い。
感情の移り変わりが激しく、かつそれにとてもストレスを感じる性格で、コントロールに際して自分以外のものに依存している部分が大きい。noteを書くことも、「現在の自分」を認識・把握するために必要なもので、この目的は以前使っていたアカウントで初めての記事を書いた時から変わらない。
みなさんのお勧めがあれば聞きたいです☺︎
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