見出し画像

能登ミルクについて

今回は牛乳の話です。能登半島に数件の酪農家がいらっしゃいます。当初5件からスタートしていましたが、先月お邪魔したところ、2件の農家さんが増えていらっしゃいました。この農家さんは能登ミルクさんのカフェの店内に乳缶がインテリアとして飾ってあり、一軒一軒農家さんの名前が入っているのでその件数でわかるようになっています。まだ設置スペースがあるので農家さん増やす予定があるのか確認したところ、当面はないという事でした。

能登ミルクさんのこだわりは農薬を使わない牧草のみを使っていることと、牛にストレスをかけない環境作りに主眼を置いた農家さんから生乳をとることをこだわりにしています。また、専用便でフレッシュな生乳を取引しているので、他の生乳と混在することなく、鮮度の良いものを提供できるのが強みです。

お嬢さんが能登ミルクのジェラートショップをやられていてイタリアで最年少ジェラート・マエストロ・マイスターを取得され、今は結婚されてご夫婦でカフェを営んでおられます。

牛乳屋さんですので牛乳が美味しいのはもちろんですが、このジェラートが大変美味しく、他にはない味わいになっています。ミルクの配合量が80%と通常60%程度がほとんどですから、ミルクの味を全面に押し出しています。では濃いかというと味わいは通常のアイスと比較するとあっさりとしていて、もう少し食べたいと思わせる、とてもいい塩梅に感動します。

プレーンが一番おすすめですが、各フレーバーも十数種類あり、能登の食材もふんだんに使われています。最近は金沢にもいくつかショップも展開され、金沢でも味わえるところが増えてきました。金沢から1時間はかかりますが、近くには加賀屋さんで有名な和倉温泉もあります。2度目、3度目、金沢へお越しの際は、一度能登方面へ足を延ばしていただきたいものです。

今回もお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?