絶対忘れない勉強法
前回、前刀さんの著書で「楽しく学ぼう」というお話をしましたが、ではどう学習してゆけばよいのでしょうか。学校では勉強を教えてくれましたが、勉強法は教えてもらえませんでしたね。著者の堀田さんも良い勉強法を教わることができればもっと楽しく勉強できたのではないかと言っています。この本は正しいであろう勉強をを心理学、脳科学、教育学、言語学など幅広い分野から科学的に正しい勉強法を列挙していただいています。44個の方法が解説付きで掲載してありますが、手っ取り早く実践したいかたは目次の小項目だけ読めば2分で全ての内容を手に入れることができます。項目によっては詳細な解説を読んだ方がよいものもありますが、目次だけで実践できるものも多いです。
読み終えた本は何度も読み直しが必要だと思うもの以外は片づけてしまうのでここに正しい勉強法、忘れないように44個列挙しておきたいと思います。いくつかは既に実践しているものもありますし、これからやろうと思うものもあります。全部やる必要はないと思いますが、これで楽しく学べるはずです。
1、記憶効率が25%アップする勉強前の「10分散歩」
2、インプットは風呂の中でする
3、スマホで読むより紙で読むほうが脳への定着率が圧倒的に上がる
4、「誰かに教えるつもり」で学ぶとインプット力とアプトプット力が抜群に上がる
5、「すぐ忘れちゃう」を解消する「30分読書」
6、記憶をつかさどる海馬を拡張し、勉強意欲を爆上げする、ダンスのすごい効果
7、マンガで学ぶと理解が深まり記憶が定着する
8、忘れない一番の方法は脳に重要だと認識させること
9、記憶を定着させる「拡張分散学習」というテクニック
10、右利きの人は右手を強く握りしめると左脳が活性化し、インプット力が高まる
11、「すぐ忘れちゃう」にはチョコレートが効く
12、「音読」で「短期記憶」へのインプット効率を高める
13、キーボード入力より手書きが、記憶への定着力を爆上げする
14、集中力を倍増させるノートの魔術
15、注意力、集中力、記憶力の底上げにヨガが効く
16、やり始めれば、脳は勝手に「やる気」になる
17、「やる気」に火が付く、マネするだけの「外発的動機付け」
18、「つくり笑い」で脳をだましてつまらない勉強を面白くする
19、呼吸法で集中力をコントロールする
20、「やる気スイッチ」は得意科目で押す
21、目標の「見える化」で「やる気」と自己強制力を爆上げする
22、「かわいい写真」で脳の「馴化」を防ぎ、学習効果を高める
23、「タイムラプス勉強法」の「オーディエンス効果」
24、「飽きっぽい」人の集中力を高める「ノイズ」の効果
25、モーツァルトを聞いて集中力を爆上げする
26、記憶力を劇的に改善する「50分昼寝」のすごい効果
27、睡眠撃退には、コーヒーよりも「踏み台昇降運動」が有効
28、夜勉強するより朝勉強した方が、脳への定着率が圧倒的に上がる
29、「空腹」が記憶力を研ぎ澄ます
30、勉強の効率が劇的に上がる「差し込み学習法」
31、「ゲーム」はやりすぎなければ勉強効率を高める
32、右脳と左脳を刺激する「眼球左右サッカード」で記憶を定着させる
33、シメの「筋トレ」で記憶の定着度を高める
34、「コアミーニング」を理解すると語彙力が売買に増えていく
35、「睡眠学習」が、実は、眉唾物ではないという科学的根拠
36、英会話は「聞き流す」だけでは身につかない
37、「テスト形式」のアウトプットで、短期記憶を長期記憶へ深化させる
38、復習効果を最大限に高める「1:5の法則」
39、テスト直前の「空気椅子」で脳血流量を一気に上げてアウトプットを最大限に高める
40、「トイレを我慢」すると脳のアウトプットが研ぎ澄まされる
41、脳の情報処理速度を最速にし、地頭を劇的に良くするのは「そろばん」だった
42、緊張で心臓がバクバクするのは、実力発揮準備万端のサイン
43、プレッシャーをかき消す「イフ・ゼン・プランニング」
44、アウトプットを妨害する「ワーキングメモリ」内の「不安」をリセットする
とくに17番にはなるほどと感心させられました。
今回もお読みいただきありがとうございました。