自作PC初心者がShuttle SZ270R9にESXi6.5を導入する
個人用に検証環境が欲しいと思っていて
以下理由から導入を決意しました。
この記事の対象者
・これから自宅で仮想マシン立てるために、NUCやベアボーンキットの購入を考えている人。
・SZ270R9買ってみたけど、さっぱりわからん。って人
導入に至った経緯
①インフラエンジニアとして、VMの理解を深める
②会社の検証環境だと、好き勝手するのに気が引ける
⇒実際以前いろいろ触ってたらリモートで全く繋がらなくなって先輩に迷惑かけたんで。。
SZ270R9の組み立て
まずカバーを外すため、背面のねじ(3か所)を外します。
(下の写真の外側の3か所にあるやつです)
こんな感じでパかっと外れます。
ディスクを設置するラック?を取り外すので、ねじ(4か所)を外して、ラックを取り外します。
なかはこんな感じ
①メモリの取り付け
まずFANを外すので、背面のねじ(4か所)を外します。
FANコネクタを外します。
(黄、青、緑、黒でねじねじされてるやつの先についてる白いコネクタ)
CPUはこんな感じで取り付けられているので
はじの黒いねじを右にクリっと回すと、ぱこっととれます。
(ちょっと固いかもしれませんが、ゆっくり力をいれながらやると簡単にとれます)
FANごといったん取り出しましょう
CPUのご本尊のお出まし
(まだ中身を入れてないので空ですが)
今回導入するCPUはこちら
COREi5-7400 というもの
SZ270R9はCPUの規格、チップセットはLGA1151系のCPUが搭載できますが、
※対応しているのは第7世代までみたいです
本当は7600にしようとしたが、GWだったので品切れとのこと。。入荷も未定と言われ、たまたま在庫であったこちらを購入。
スペックはググってください。。
FANもついてきますが、今回はSZ270R9についているFANを使用するのでこちらは使いません。
カバーを外します。
横っちょの金具をぐっと押しながら横に押し広げる感じでやると外れます。
シートをはがします。
ケースをパかっと開きます。
CPU設置するときは向きがあるので気を付けてください。
CPUの左下に▲のマークがあるのでこれを基盤の△マークと合わせるように設置します。
※CPUは非常にデリケート(らしい)なので、慎重にはめましょう!
はまった!
ケース閉じます。
SZ270R9に付属している冷却用グリスをつけます。
写真はつけすぎだと思うのであまり参考にしないでください。。。
本来は米粒3粒程度、だそうです。
さっきとりはずしたFANをとりつけます。
自分はこのCPUのケースの黒いねじをはめるのに苦戦しましたが
ねじを右に回した状態ではめ込むとうまくいきました。
背面のねじもとめます。
②メモリの取り付け
このSZ270R9は最大64GBまでメモリを搭載可能です。
でもいきなりそんなにはいらんやろ。
ってことで今回は16GB×2の32GBで実装することにしました。
メモリの取り付け位置はここにあります。
メモリの溝と基盤の溝が合う方向を確認して、グッと差し込みます。
これを今回は2枚差し込みます。
③SSDの取り付け
ディスクはHDDの方が容量多くて安価に変えますが、
今回は奮発して、SSDにしました。
#起動も早いですし 、なにより静音!!
今回はこれを買いました。
とりあえず500GB
中身はこんな感じ。意外とちっちゃいですね。
これ結局なんだったのか不明です。。誰かご教示くださいorz
♯今回は取り付けなかったし、取り付けてなくても1か月経過して特に何の以上もなく使えてます。
が、もしかしたら本当は取り付け時に必要なのかも・・・?
最初の方にとりはずした、ディスクラックのようなものに、取り付けていきます。
ディスクは4段くらいあって、最大4台まで取り付けられるみたいです。
これどーやってとりつけるん?って思いましたけど、いろいろググってみたりして、このようにすればハマりました。
写真をみてお気づきの人もいるかと思いますが、
今回購入した2.5インチのSSDでは1番下の段にしか設置ができません。
(あぶねー、これ二つ買ってたら泣きをみるとこだった)
はめ方がよくわからなかったのですが、以下のような形でねじを4か所とめます。
SATAケーブルを接続します。(基盤側)
ディスクラックを取り付けて、
SSDにSATAケーブルを接続します
このケーブル(なんだっけな)もSSDに取り付けます。
そんでケースをもとのとおりにはめ直します。
で、電源ケーブルと、HDMIケーブルでモニタに接続して、キーボード取り付けて、あらかじめEsxiのブートisoをインストールしておいたUSBを差して
いざ電源ON!!
どきどき・・・
立ち上がってきました!!!
ってかこのSZ270R9はもともとゲーマ用PCとして売られているものらしいので、
こんな光を放ちます。(個人的にはいらない)
以下サイトを参考に変更したり、発行しないように設定できます。
#EsxiのUSBのインストールメディア作成手順もあるのでご参考に
https://mseeeen.msen.jp/install-esxi65-to-shuttle-sz270r9/
あとは、ESXiのインストール手順に従ってインストールしていきます。
最後に
今回手元での検証環境が欲しい!ってことで、自作PCなんてやったこともない自分が
メモリやらCPUやらを設置して、ちゃんと起動するところまで確認できました。
やってみて、結構面白かったし、ハードの知識はぶっちゃけ業務には必要ないんだけども、「こういう世界もあるんだな」と知見も広がったし、何より自分が作った検証環境にめっちゃ愛着湧いてます。
自宅のルータにVPNの設定もして、会社から手元の環境使ってちょっと検証、なんてのもやってます。(これがめちゃ便利!)
今の世の中クラウド化が進んでるので、AWSやAzureなんかを触ったほうが今後の役に立つのはもちろんそうなんですが、仮想環境の知識や、自分で組み立てることでより興味が湧く、すなわちモチベーションアップすることは間違いないので、ぜひこのようなマシンを自分で組み立てることお勧めします。
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