Jリーグサポーターから見たMリーグ
3シーズン目を終えたMリーグ。
「見れるときだけ見る」というスタンスだった僕も、ファイナルシーズンの盛り上がりに触発され、ついにアベマプレミアムに加入しました。
最終日の2半荘。初戦は内川選手の4ソー引きには「ウォーーー!!」とワールドカップの渋谷スクランブル交差点バリのはしゃぎを見せ、シーズン最終半荘では、目標を失い姿勢を試された村上選手のトップあがりに「これはレッズ福田選手の世界で一番悲しいVゴールだな」なんて思ったりしてました。
本当に素晴らしいリーグです。Jリーグが誕生したころ選手が口々に言っていた「本当の意味でプロになれた」感があります。雀荘店員をしながらプロと名乗らねばならなかった職業に大きな光が当たっているわけですから!
こうなったら来シーズンはもっと追っかけちゃうぞ!!
さて、そうなったときに困ってしまいました。
僕はアルビレックス新潟というJリーグチームが地元に誕生してから、ずっと追いかけ続けています。(スタジアムMCという立場もありますが、そこは置いておきます)
経験上、応援しているチームがあるのとないのでは面白さが全然違うのを知っています。例えば超守備的で動きの少ない引き分け試合。ただの視聴者なら「塩試合」なんですが、応援するチームなら「勝ち点1をつかんだスリリングなゲーム」になります。
そして、一番大きいのは負けた時の悔しさが共有できる。「ファンは喜びを共有し、サポーターは喜びと悔しさを共有する」という格言もあるのです。(すいません、僕が作ったものです)
ならば、来年はMリーグのどこかのチームを応援したいっっっ!!
しかし、、、
「チームにフックが少ないなぁ」
そう、応援するチームを決める要素が少ないのです。
Jリーグチームを応援するチームを決める要因は、
①出身、在住、思い入れのある地域
②好きな選手が所属している
③チームのプレースタイル
④(単純な意味での)チームカラー
⑤ストーリー、歴史
と、いったところでしょうか。
それをMリーグにはめようとすると、、、
①、渋谷、赤坂がついているチームがありますが地方の人間にはあまりピンときません。
②、僕が「この人がいたら無条件で応援する!」方は堀内正人さんと大島麻美プロ。残念ながら現在所属するチームはありません。
③、RAIDENやパイレーツはわかりやすい気がしますが、基本はとにかく強い雀士を揃えている印象です。僕自身の麻雀スタイルが固定されていないので絞れないのかもしれません。
④、Mリーグに関してはほとんどのチームが黒か赤にもう一色。あまりクッキリしません。
⑤、これからですよね。
ね、決まらないでしょ。せっかくなら長く付き合いたいわけで、サイコロで決めるわけにもいかないし。
ということで、「こうだったら決まりやすいね」というものを提案させてもらいます。
・各チームが所属地域を決め、それぞれの出身選手で固める。
8チームなので北海道東北、関東1、関東2、北陸甲信越、東海、近畿、中国四国、九州沖縄って感じでしょうか。その地域の麻雀普及も担当してもらいましょう。(ユースチームも作っちゃう!?)
・協会ごとのチームにする
サッカー選手も他チームの選手も交流はありますが、基本「同じ釜の飯を食う仲間」はチームの選手。Mリーグの「その時だけ集まっている感」がもったいない気がします。協会ごとにしたほうが結束力のアピールにはなるかと思います。
・各チーム「○○式麻雀」を確立する
すでにスタイルはあるかと思います。が、もうちょっと押し出してほしい。書籍で「これで君もドリブンズ式麻雀が打てる!」「これ一冊でパイレーツ麻雀の申し子に」みたいなのがあると面白そう。
・ユニフォームは基本メインカラー一色染め。かぶらせない。
Jクラブのユニフォームを見てください。これでもか!とクラブカラーを前面に出してきます。麻雀なんだから染めていきましょう!色を見ただけでこのチームとわかるように!
素人考えではありますが、このあたりでしょうか。
来シーズンまでによいフックがあるといいなぁ。
P.S サッカー目線でいうと選手の連闘も気になります。スタミナの概念が薄い競技なので仕方ないのですが、、、
やりくりの楽しさもあるので。
「1着ないし連対しか連闘を認めない」の方が面白そうな気がします。