プレM-1として「やすとものいたって真剣です」を楽しむ
朝日放送「やすとものいたって真剣です」
甚だしく関西ローカルの香りがするこの番組が大好きです。
Tverで見逃し配信を見れますから、放送されてない地域に住んでらっしゃるお笑い好きの方にはぜひ見て欲しいです。
何が面白いかって、やっぱり芸人さんとのトーク。カジサックチャンネルでもM-1ファイナリストの芸人さんがゲストの回ではM-1の話を引き出してくれるので面白いんだけど、やすともさんご自身はM-1に出たことがないせいか、カジサックより客観的にM-1を見ている感じです。
11/12放送は銀シャリがゲストで密着芸人はスリムクラブ。銀シャリにはやすともさんが、スリムクラブには笑い飯西田さんがホスト役でした。
ナイツ出演回(10/8放送)、ロッチ出演回(9/24)回も面白かったです。銀シャリの相性バッチリ話、ナイツ塙のお笑い論、これを肴に日本酒が飲めそうw 12/20の2020年M-1に向けて、M-1出場経験のある芸人さんに昔を振り返って貰ってるのかもしれません。
ナイツ塙の「言い訳」の影響か、最近はお笑いを多角的に語られる機会がぐんと増えた気がします。
銀シャリの回では橋本の話術に感心したり、笑い飯西田さんの「お笑いなんて別に生きていくのに必要なものでもない、そんなものを俺らは一生懸命やってる」みたいなセリフにじーんときたり、M-1の映像で鰻さんの隣で拍手する川西さんの姿に萌えたり(ペラッペラのファンですw)やすともさんがこんなに面白いっていうのも、この番組で初めて知りました。中川家のことを「礼二くん」と呼んでいるのを聞いて、そんなにベテランやったんや!と驚いたり。
あと1ヶ月ちょっとで2020年M-1です。
和牛と観客のいないM-1。寂しいけど、新しいM-1が始まる予感もあります。楽しみです。
★2020年11月28日追記
過去のM-1グランプリ優勝シーンで、銀シャリの時もそうだったけど、霜降り明星の時も優勝者のガッツポーズの横、スポットライトの当たらない場所で、川西さんが拍手をしています。もうね、切なすぎです。笑顔でチャンピオンを称える姿、泣けてきます。
川西さんの名言「なんでこんなに報われへんのやろと思ったこともある」と「努力はたまに報われる」
きっと、私が思うよりもはるかにたくさんの努力を積んでいるであろう川西さんと水田さん。
報われて欲しいです。M-1チャンピオンになるという形で報われる事はなかったけれど、別の形で報われて欲しいです。
こんな結末が俺らを待ってたんか、だから俺らM-1で優勝出来へんかったんやな、優勝せんで良かったなあ。笑顔でそう言う日が来てほしい。
和牛の漫才は夢路いとし喜味こいし師匠を彷彿とさせる、という声をよく聞くけれど、いとしこいし師匠はトリを取らない漫才師でした。「トップには上がなくあとは下がるだけという理由から二番手を好んだ」(Wikipedia引用)そうです。こんなところも、和牛はいとしこいしなんだなぁ。