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才能を若い時から発揮すること
久しぶりの投稿。
今年に入ってあることに夢中になった。
それは才能に魅せられたからだ。
才能ある人をみるとわくわくする。
可能性しかないと思わせるけれど
人を魅了する力があるのは
ギフトなのだろう。
私にとってこの人は天才だなと思う
日本のミュージシャンはパッと思いつく人で
3人いる。
坂本龍一
松任谷由美
宇多田ヒカル
それに最近リストにのぼったのは
大森元貴
MrsGreenappleのボーカルであり
曲も作っている。
この4人の共通点は
かなり広い年齢層に届く音楽を届けていること。
かなり若い時からその才能を発揮させていたこと。
ミセスの存在は知っていたけど
そんなにちゃんとは聴いていなかった。
ただ、いくつか動画とかみると
あの歌唱力はほんとにすごいし、
人を惹きつけるカリスマ性もある。
それなのにバンドらしからぬ
というかバンドの枠にはまらない
柔軟性がある。
アイドルのようであり、
ライヴもエンタメ度が高そう
でも音楽のクオリティは高い。
若いけど、デビューから10年もやっている。
大森くんが16のときからバンドやってて
メジャーデビューも10代。
そのころの動画みると
すでに完成されてて驚く。
大森くんの歌声はオペラ歌手なみの
ファルセットが美しく、声の強さと響きが
動画でさえもたましいに触れて、
いつか絶対生で聴きたいと思わせる。
みんなビジュもいいし、
ビジュアル系ではないけど
メイクして、世界観を作っている。
で曲がまた素晴らしい。
歌詞は多くの人がささると言うように
歌詞の中にある彼が自分自身に届けたい言葉は
とくにささる。
その彼にまっすぐついてきている後のメンバー二人も素敵だ。
宇多田ヒカルのデビューは15か16だったかな。
彼女が出てきたときも驚いた。
これ、自分で曲を作ってるって?
歌声も彼女だけがもつ特別な領域に届く。
ユーミンがデビューしたのも早かったと思う。
教授も高校生のときから際立ってたようだし。
ミセスは若い人たちだけに人気と思われるが
ここ最近、一気に年齢層が高い人たちにも届いてる感がある。
テレビへの露出が多いのが大きい。
テレビは見る人は減ったと言っても
年齢層が高い人はわりと見ている。
ミセスは紅白にも出てるし、レコ大も大賞をとっている。
バラエティ的な番組でさえ出ている。
この年末年始はけっこう出てたので
私も見た。それでファンになった。
ネットの世界にしかいないことが多い若いミュージシャンではなく
より多くの人に届けたいという意図が
あるように思われる。
こちらの記事を読んで納得。去年の記事だけど。
届きにくいところに届けようとする姿勢
ほんと大事。
それは前記した3人のミュージシャンにも
共通するところだ。
で、大森くんの天才性はすぐにわかる。
頭の回転もかなり速い人だし
繊細でワードの選び方も素晴らしい。
Wikipediaで見ると10年の間にきっといろいろあったのだろう。
とはいえここ2、3年の曲がかなりいいものができているから
今がもしかしたらいい時期なのかもしれない。
かなり早い段階から
明確に自分の道が開かれている人って
ユーミンや教授のことを考えると
どっかで時代に乗せられているような時期はあるものの
年をとってもなお天才はその天才性を失うわけではない。
むしろ、よけいなものを落として、熟していく。
そのように考えると大森元貴という人が年をとっていくのを
見れるのは私の年齢からだと途中までになってしまうけど
できるだけ追っていきたいと思う。