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【フィールドの成り立ち】フォレスト21”さがみの森”
1995年、「国民参加の森林づくり運動」をさらに推進することを目的に、「緑の募金」が法制化されました。そのことを記念し、緑の募金運用の実施団体である(公社)国土緑化推進機構は、緑の募金による国民参加の森林づくりのシンボル事業として、関東森林管理局東京神奈川森林管理署が所有する仙洞寺山国有林の一部、4.5haを活用して「緑のボランティアの森」記念造成事業を実施することとなりました。フォレスト21"さがみの森"のはじまりです。
現在は森づくりフォーラムと東京神奈川森林管理署との二者間で「ふれあいの森」協定を結び、緑の募金直接事業として運営を継続しています。
現在の協定区域(上記林班図の赤枠で囲った部分)は約20ha。
■「ふれあいの森」協定とは
森林づくり活動に参加したい、直接森林とふれあいたいという方々のために、ボランティア団体などと森林管理署長などが協定を結び、森林づくり活動や森林と親しむ活動などのフィールドとして国有林を提供する制度です。協定は5年以内の期間で締結しますが、活動継続を希望する場合は更新が可能です。なお、この協定では、実施主体は、協定対象森林における立木竹の所有権などを有しないこととなっています。
■皆伐地からのスタート
フォレスト21”さがみの森”の協定面積は19.28haですが、そのうち4.5haはもともと人工林であったところの皆伐地(森林を構成する林木の一定のまとまりを一度に全部伐採された土地)からスタートしました。
市民自らがこれからの森づくりのあり方と、植栽・施行に関する森林計画書を作成し、その計画に基づいて植林が行われ、いまも育林活動を続けています。
活動当初の1999年に、皆伐地4.5haの植栽・管理計画をマップにしました。このマップも、参加する市民が主体となって議論し、作成しました。