3.富士山


登ってきた mt.富士
結論、鬼しんどい

せっかく近くに住んでるし、行けなくなる前に登っとくか精神で挑戦
メンバーは、嫁はん、嫁の友達(スパイスカレー作ったやつ)、俺の3人

【準備編】

持ってった装備はこれ
• リュック
• ストック
• ガスコンロ
• ヘッドライト
• 帽子(キャップ)
• マウンテンパーカー
• 登山靴
• インナーシャツ×3
• フリース
• 雨具下(ウィンドブレーカー)
• サコッシュ
• サングラス

夏だけど、山は気温が下がるってことで防寒具中心のセレクト
新規購入したのは登山靴くらい
ワークマンのコスパに全信頼を置いた

「山慣れしといた方がいい」と助言を受けて、直前に高尾山登ったけど多分意味なし

【往路編】

時期は8月山の日の三連休

俺は東京、嫁はんは札幌、友達は大阪から
それぞれ静岡へ向かって合流することに
レンタカー担当の俺は寝不足のまま激眠状態で出発

「5合目まで車で行ける」ってのは本当
正確には5合目手前まで車で行って、そこから専用バスで5合目に向かう流れ

5合目で引き返す観光客も多そうだけど、我々はもちろん登る

【登山開始】

14時頃に登山スタート
目標は7合目の山小屋、日没の17時くらいには着きたい

序盤は余裕、イージーモード

まだまだ余裕の半袖


6合目を越えたあたりから、岩場がゴツゴツし始める

ワークマンの99円手袋が覚醒


【山小屋到着】

17時頃、無事7合目の山小屋に到着

1人2万くらい…高い
でも個室はいいね


今回の目的のひとつが 山頂での御来光
18時に就寝、24時に山頂アタック開始の計画

普通は26時頃から登るらしいけど、三連休の混雑を考慮して余裕を持って行動

【深夜の山頂アタック】

当然眠れず
社会人が18時に寝られるわけがない

無睡眠で24時、山頂を目指して出発

真っ暗な中、ヘッドライトを頼りにひたすら岩場を登る

クレイジージャーニー感



あと道がガチで混んでた
渋滞レベルで進まないし、立ってるだけで体力削られる


朝3時にこれ


【登頂成功】

4:00、ついに登頂成功


疲れが先行している顔


すでに空は白み始めてるけど、御来光はまだ
待機しながらもうひとつの楽しみだったカップラーメンを作ろうとするも、ガスコンロがつかない
高度の問題か、寒さのせいか
何にせよ、空腹のまま震えながら待機

そうこうしてるうちに、ついに御来光

ふつくしい


高級卵の黄身みたいな濃い赤が、ゆっくり空からせり上がってくる感じ
いつも食べてるのは安い卵だったんだなって思わされた

【真の山頂】

さて、満足したし下山かと思いきや、どうやら本物の山頂(剣ヶ峰)がまだ先にあるらしい
富士山をエンタメにするな!!!

絶望峰


テンションダウン
ここまで来たら行くべきだろ派と、もう無理だろ派(俺)で分裂しかけたけど、なんとか1時間かけて剣ヶ峰にも到達

なんとも言えない顔


このとき朝7時
ただのオールでもしんどいのに、登山しながらのオールは完全にバグ

【下山編】

「下るだけだし余裕」と思っていた時期が俺にもありました

実際には、下山の方が圧倒的に辛かった
もっと事前に教えてほしかった

・傾斜がえぐいから膝・腰・つま先へのダメージが凄まじい
・どこまで行っても同じ景色で精神的にキツい

これがダブルで襲ってくる


同じような景色が5時間続きました

救急搬送される人や、馬に乗る人が続出する理由がよくわかった

ちなみに嫁氏は完全にダウン


みんなよく頑張った

【下山完了】

昼12時、ようやく下山完了
山小屋を出発したのが24時だから、ほぼ12時間ぶっ通しで動き続けたことになる

非常にしんどかった

【総括】

マジでキツかったけど、行ってよかった

もっと年を取ってからは絶対無理だったし、今だからこそ完遂できたのは否めない
富士山に登るなら、せっかくなら御来光チャレンジもおすすめ
ただし、下山のヤバさは覚悟しておくべし

おわり

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