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もーりぃのつぶやき。
まっ、こんなタイトルつけてもイマイチみてもらえないかなぁと思いつつ。
今日は心に残ることがあったので記録しておきます。
出張教室でハートサインダンス®︎を教えている生徒さん。
生活介護の施設で重度の知的障がい者がメインの施設。
その方はダウン症だけどメンバーさんの中では知的レベルが高く、ダンスのセンスも抜群に良い方。
何となく数ヶ月前から少し元気がないなとは思っていました。
ついに今日は活動の時物置に隠れていて出てこず。支援員さんも特に何も言わないから私はその生徒さんが欠席だと思い込んでいました。
クリスマスソングメドレーをやっていた時。
スーッと物置から出てきてみんなの中に入ってきたのでそのまま曲終わりに椅子の方へ促しました。
するとズーンと下向きながらそれなりに(元気がない感じ)参加していました。
最後に私は利用者さん一人一人にハイタッチをしてご挨拶をするのですがその場面もうつむきつつ参加してくれていました。
講座が終わり、私が片付けをしていると私のいる方に近づいてきたので
肩に手を置き「〇〇さんいないと思ってたよー出てきてくれてもーりぃうれしかったよ。ありがとね。」
と声をかけました。
すると
ウンウンとうなづきながら
目に涙が。
なんかあったのかな…
もう少しお話聞いてあげたかったけどそういうわけにもいかず。
とにかく来てくれてうれしかったよ。
と声をかけて帰ってきました。
知的に割としっかりしている彼にとってはもしかしたら生活介護の施設は少しそぐわないところがあるのかな。と感じたりもしました。
実際のところ生活全部を見ているわけではないのでわからないことは多いですが
それでも私は彼らにとって
「北風と太陽」のお話に出てくるような太陽でありたいと強く思います。
やさしく、粘り強く。
それがある意味ハートサインダンス®︎講座での接し方の極意でもあります。
またこの件、いろいろな実践例を交えて書いていきたいと思っています。